藤田剛史初回のフィーチャーマッチは東京、大阪と日本のプロツアーで結果を残している藤田と元アメリカチャンピオンのMatt Linde という組み合わせになった。藤田は日本での3回目のツアーであるここ横浜でも結果を残すことができるだろうか?
試合が始まる前に一言デッキの感想を聞いてみると、藤田「弱い、相手が事故れば」と弱気のコメントではあったが...はたして。
Game 1
先行 Linde のは白赤の兵士デックで2ターン目《雲に届く騎兵部隊/Cloudreach Cavalry》、3ターン目《疾風衣の侵略者/Gustcloak Harrier》とあきらかにぶん周りの Linde 。
対する藤田が変異を返しに出すも4ターン目に Linde が出したクリーチャーはまたしても
《雲に届く騎兵部隊》。やりすぎ。
飛行をとめる手段がハンドにない藤田は投了するしかなかった。
藤田 0-1 Linde
Game 2
Round 1 Feature Match後手のLindeは1マリガンで開始。藤田は2ターン目《卑劣なアヌーリッド/Wretched Anurid》を出すが3ターン目にクリーチャーを出せず4ターン目に《岩石樹の発動者/Stonewood Invoker》、5ターン目《切り刻まれた軍勢/Severed Legion》とかみあわないスタート。
対する Linde は3ターン目《疾風衣の侵略者/Gustcloak Harrier》のあとに《新たな信仰/Renewed Faith》を繰り返し、《魂を見つめるエイヴン/Aven Soulgazer》を召喚。
藤田はかまわず全軍でアタック。
《岩石樹の発動者/Stonewood Invoker》を失うも、戦闘後に《有毒グール/Noxious Ghoul》をプレイしてこれを除去する。...が Linde も《ダールのとげ刺し/Daru Stinger》を増幅2で召喚(3/3)し、戦線の崩壊を食い止めにかかる。
Matt Linde藤田のライフは最初に出した《卑劣なアヌーリッド/Wretched Anurid》により減少しているため、《超大なベイロス/Enormous Baloth》を展開して一気に勝負をつけようとするが...Linde は《疾風衣の侵略者/Gustcloak Harrier》で空から殴りながら、地上に《鉄拳の破壊者/Ironfist Crusher》を追加する。
藤田が総攻撃をしかけたくても《ダールのとげ刺し》と《鉄拳の破壊者》がいるために不利な交換しかできないので...アタックに参加できたのは《超大なベイロス/Enormous Baloth》だけ。《ダールのとげ刺し》でチャンプブロックされることなった。
ここから《鉄拳の破壊者》を除去できれば藤田の逆転もあったのだが、残念ながら期待の《皮を剥ぐ者/Skinthinner》を引くことは出来ず...藤田は敗北してしまった。
藤田 0-2 Linde
Final Result : 藤田 0-2 Linde