
PT 神戸。
かの 1350 人を動員した GP 神戸が行われた会場で、今また熱い戦いが行われようとしている。
地元日本開催のプロツアーと言う事もあり、今回の日本人の参加数はなんと 50 名を超えるものとなり、日本人同士の対決は、避けて通れないものとなった。
そこへフィーチャーされた二人、岡本と森田。岡本は世界選手権準優勝者で、森田はチーム「PS2」としてマスターズチャンピオンに輝いた男である。
肝心要の緒戦を白星で飾れるのはどちらか。
Game 1
先手岡本。
岡本は赤緑主体のアーティファクト除去を加えた仕様のデッキであり、対する森田は赤単色のバーンデッキとなっている。
森田に効かないカードが大目に入っているであろう岡本の不利が予想されたが、 2 手目、3 手目と順調にタリスマンを並べて、4 ターン目に《弧炎撒き/Arc-Slogger》を場へ。
淡々と山を並べ、場を再確認する森田。
じりじりとこれに攻撃を加えられ、 6 ターン目に《火の玉/Fireball》でなんとか除去。
岡本はこれを除去される時に、能力起動で森田のライフは残り 8 に。
残り少ない森田のライフを、《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》と《火の玉》 6 点が介錯した。
岡本 1 - 0 森田
Game 2

先手が森田に移り、意気揚揚とゲームを開始するが、 2 枚の土地からマナが増えずにディスカード選択に。
その間、岡本は前のゲームと同じく、4 、5 ターン目に続けて《弧炎撒き》を。
勝負決したか、ここで《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》を引いた森田は、《爆片破/Shrapnel Blast》を以って《弧炎撒き》に撃つが、それをも岡本は《分流/Shunt》ではじき返し、手も足も出なくなった森田は、敗北を宣言した。
Final Result : 岡本 2 - 0 森田