ラウンド 1

Posted in Event Coverage on February 26, 2004

By 吉川 祐輔

今年で4回目となった日本国内のプロツアー、神戸へようこそ。今日から3日間の日程で、世界の強豪たちがミラディン・ブロック構築のデッキを手に熱戦を繰り広げます。
本稿では、海外の実力派プレイヤー同士の一戦の模様をお送りいたします。

Deck Information

Turian – 青黒2色Affinity
Levy – 白緑アンチアーティファクト、《歯と爪/Tooth and Nail

1月のPTアムステルダムでTop 8を飾ったTurian。ご存知の通り、彼は婚約者がWizards社のスタッフになることにより、5月のPTサンディエゴをもってプロツアー・サーキットを離れることを表明している。彼をこのフィーチャー・マッチエリアで見られる機会もあと少しだ。

一方のLevyは、世界選手権準優勝の実績で知られるフランスのプレイヤー。構築環境、特にエクステンデッドを得意としており、多少畑違いとは言えるものの今回のデッキも注目である。

Game 1

先攻Levy。
《森/Forest》スタートのLevyに対し、Turianは《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》から《電結の働き手/Arcbound Worker》のスタート。

第2ターンの攻撃後、Turianは少考の後《教議会の座席/Seat of the Synod》《チス=ゴリアの鱗/Scale of Chiss-Goria》《頭蓋骨絞め/Skullclamp》《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》と展開、差をつける。

Levyは当然《ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman》を持ってはいるのだが、マナソースが3枚で一旦停止してしまった上に、《厳粛な空護り/Somber Hoverguard》は止めることができない。

《頭蓋骨絞め/Skullclamp》は破壊し、土地を置いた後《忘却石/Oblivion Stone》を置くものの、Turianが《空僻地/Glimmervoid》から《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》を展開後に攻撃してきたため苦しい。

《忘却石/Oblivion Stone》起動のための5マナが揃わないなど、終始後手後手に回り続けてしまったLevyのライフは、《忘却石/Oblivion Stone》起動により0になってしまった。

Turian 1 - Levy 0

Game 2

《森/Forest》《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》《団結のタリスマン/Talisman of Unity》《森の占術/Sylvan Scrying》《白金の天使/Platinum Angel》と今度は未来を描けそうなLevyに対し、Turianは1マリガン。

後手で《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》、第2ターンは何もなしと今一つのスタートであるTurianに対し、Levyは第2・3ターンに《森の占術/Sylvan Scrying》から《雲上の座/Cloudpost》を導いた上で第4ターンに"Thoren"こと《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》をプレイし、着々とマナベースを整える。

Turianも《知識の渇望/Thirst for Knowledge》を連打して展開材料を調達していくのだが、Levyは《雲上の座/Cloudpost》を利して《忘却石/Oblivion Stone》で場をリセット、その後に《白金の天使/Platinum Angel》と《テル=ジラードに選ばれし者/Tel-Jilad Chosen》を再展開と好調である。

この『負けない天使』の降臨により急速にスローダウンしてしまう展開だが、Turianもアドヴァンテージ・マシン《頭蓋骨絞め/Skullclamp》を使用して打開策を探す。引いてきたアーティファクトクリーチャーを《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》の餌とし、掘る、掘る、掘る。《ブルードスター/Broodstar》も展開し、《頭蓋骨絞め/Skullclamp》は2枚、3枚と増え、さらに掘る、掘る。

だが、Levyが《歯と爪/Tooth and Nail》双呪から《レオニンの高僧/Leonin Abunas》と2枚目の《白金の天使/Platinum Angel》を展開するに至って、Turianは勝ちがないことを悟ったのであろう、《頭蓋骨絞め/Skullclamp》でライブラリを全て引ききった上で投了した。

Turian 1 - Levy 1

Game 3

親和デッキは序盤が命。Turianは初手を一瞥してマリガンを宣言する。対してLevyは余裕の表情。

だが、第1ターンに《教議会の座席/Seat of the Synod》から何も出せないTurianに対し、Levyはその唯一の土地に《酸化/Oxidize》を浴びせる。《森の占術/Sylvan Scrying》2連打で悠々と《雲上の座/Cloudpost》を集めるLevyに対し、その後も展開の鈍いTurian。その数少ない土地を、Levyは《刈り取りと種まき/Reap and Sow》でさらに攻める。

Turianがようやく親和らしい展開をできたころには、Levyは既に《歯と爪/Tooth and Nail》から《レオニンの高僧/Leonin Abunas》《ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus》を呼び出していたのだった。

Final Result : Turian 1 - Levy 2

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