ラウンド 10: Gary Wise vs. Matthew Cory

Posted in Event Coverage on May 10, 2003

By 長岡崇之

 ドラフトといえば Gary Wise とそういうイメージがあるがそのドラフト界の大御所に挑むのはフィーチャーマッチは初めてだというアメリカの新鋭 Matthew Cory 。経験が勝つか勢いが勝つか興味深いところである。

 Wise は黒緑のゾンビデック Cory は《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》が入った赤緑のビーストデッキである。

Game 1

Wise は変異、《墓所スリヴァー/Crypt Sliver》、Cory は《岩石樹の発動者/Stonewood Invoker》《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf》とお互いに順調にスタートする。

しかし Wise が《臓物にかぶりつく者/Entrails Feaster》《煙吐く発動者/Smokespew Invoker》と展開し、邪魔な《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf》を《残酷な蘇生/Cruel Revival》で除去して場を固めていく。

Cory も《樹を跳ねるロリアン/Treespring Lorian》《乱打する岩角獣/Battering Craghorn》と呼ぶが《墓所スリヴァー/Crypt Sliver》が邪魔であまりダメージを通すことができなかった。

だがこのままではWise の《煙吐く発動者/Smokespew Invoker》が回りだすため...Cory は覚悟を決めて《暴れまわるマーロドント/Berserk Murlodont》《クローサの大牙獣/Krosan Tusker》を追加して総攻撃をかける。が、 Gary の《墓所スリヴァー/Crypt Sliver》《煙吐く発動者/Smokespew Invoker》《臓物にかぶりつく者/Entrails Feaster》の3点セットの守りを突破することができずに最後は7/7にまで成長した《臓物にかぶりつく者/Entrails Feaster》がゲームを決めた。

Gary 1-0 Cory

Game 2

 先手 Cory は《岩石樹の発動者/Stonewood Invoker》でスタート。これは Wiseの《ゴブリンの裏切り者/Goblin Turncoat》と相打ちになるが、さらに変異を呼んで Gary が召喚した《ワイアウッドの野人/Wirewood Savage》をさきほど呼んでいた変異の《スカークの匪賊/Skirk Marauder》を表に向けて除去。序盤は Cory のペースで進む。

 Wise のほうは《金切り声のノスリ/Screeching Buzzard》、《煤羽の群れ/Sootfeather Flock》と呼び飛行での早期決着を狙うが、《煤羽の群れ/Sootfeather Flock》は《狙いすましたなだれ/Pinpoint Avalanche》で除去されてしまいうまくいかない。

 逆に Cory は《樹を跳ねるロリアン/Treespring Lorian》を3体続けて呼ぶという大攻勢。 Wise が1体を《残酷な蘇生/Cruel Revival》で始末しつつ《墓所スリヴァー/Crypt Sliver》でしのごうとするが、2体の《樹を跳ねるロリアン/Treespring Lorian》にライフを削られ、最後は《枝折りロリアン/Branchsnap Lorian》のトランプルで幕。

2本目は Cory が取り返す。

Gary 1-1 Cory

Game 3

先行のWise は《墓所スリヴァー/Crypt Sliver》を呼ぶが、Cory は2ターン目に《岩石樹の発動者/Stonewood Invoker》をあえて呼ばず《墓所スリヴァー》のアタックを誘う。そして、《活力の魔除け/Vitality Charm》のトークンで相打ちにとることに見事成功する。

Wise のデッキはサイズの小さなクリーチャーが多く、Cory のビースト軍団を止めることができる数少ないクリーチャーである《墓所スリヴァー/Crypt Sliver》をこのうまいプレイで除去したことはこの3本目の勝敗に大きく影響することとなった。

この後はお互い変異を出し合うが、Wise の《皮を剥ぐ者/Skinthinner》を変異のうちに相打ちを取り Cory 有利かと思われたが次のターン Wise は5マナ残したままターンを Cory に返す。もちろん《残酷な蘇生/Cruel Revival》をもっているという意思表示であり Cory の《樹を跳ねるロリアン/Treespring Lorian》は除去され《皮を剥ぐ者/Skinthinner》を回収されてしまう。

Cory は土地が森しかなく手札の赤いカード《とどろく蹄音/Thunder of Hooves》、《スカークの教練教官/Skirk Drill Sergeant》を使うことが出来ず苦しんでいたが代わりに2体目、3体目の《樹を跳ねるロリアン/Treespring Lorian》を引いてくる。

Wise は2体目の《樹を跳ねるロリアン》を回収した《皮を剥ぐ者/Skinthinner》で除去、3体目の《樹を跳ねるロリアン》にまたもや《残酷な蘇生/Cruel Revival》を撃ち、さきほど同じように《皮を剥ぐ者》を回収。...したのだが、Wise のライフは1にまで減少してしまった。

 手札に《とどろく蹄音/Thunder of Hooves》を持っている Cory はあっさり山と《貪欲なるベイロス/Ravenous Baloth》を引き当て、勝負を決定付けたのだった。

Final Result : Gary 1-2 Cory

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