ラウンド 12: 三原 槙仁 vs. 大澤 拓也

Posted in Event Coverage on September 2, 2005

By Yukio Kozakai

全国のスロースターターの皆さんに朗報!

これは筆者の意見だけではあるまい。これまで、三原 槙仁(大分)というプレイヤーの豪腕ぶりは、主に構築戦で発揮されていたものだと記憶している。実際リミテッドは苦手というイメージは本人も持ち合わせているわけなのだが、しかし。

今年の三原は違った。

得意の構築戦で3連敗を喫した後、ドラフト7連勝を含む8連勝で、一躍トップ8進出への急先鋒に名乗りを上げたのだ! 

三原:とりあえず、10分の8をくぐり抜けてきましたよ!

「三原マジック」の始まりだ。

Game 1

ダイスロールで先攻は大澤。手札には、4枚の《山/Mountain》と《尖塔の源獣/Genju of the Spires》《火山の鎚/Volcanic Hammer》《爆片破/Shrapnel Blast》。熟考するが、このハンドをキープ。三原も静かに頷く。

ゲームが始まり、大澤の《山/Mountain》にエンチャントされる《尖塔の源獣/Genju of the Spires》を、三原は怪訝そうに見つめる。

大澤は、結局手札のこの3枚(《爆片破/Shrapnel Blast》のコストは途中引いてきた《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》)だけで、第1ゲームを先取したのだった。

三原 0-1 大澤

Game 2

またしても熟考する大澤。
今度はマリガンを選択し、三原は再び黙って頷く。

先ほどのゲームとは違い、防御力兼マナ増幅装置である《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を2枚並べる。大澤は、召喚してあった《炎歩スリス/Slith Firewalker》をプレッシャーとすべく、《真髄の針/Pithing Needle》をプレイする。

三原、しばらく考えた後に、1体だけ生贄に捧げて《平地/Plains》をプレイ。危険信号を察知した大澤は、すかさず《赤の防御円/Circle of Protection: Red》を宣言して《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を《火山の鎚/Volcanic Hammer》でなぎ払う。

だが、三原も《トリスケリオン/Triskelion》で対抗。大澤が2枚目の《真髄の針/Pithing Needle》でロケット砲に禁止令を発するも、三原は対応でスリスを除去と一進一退。

ウルザ地形は揃わないが、《団結のタリスマン/Talisman of Unity》と《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》で事実上9マナに達しようかという三原。《雪女/Yuki-Onna》で《トリスケリオン/Triskelion》を破壊され、防御壁が1枚1枚剥がされる。手札も少なく、いよいよ後が無くなってきた。

一発引き当てれば逆転可能な場だが、三原は《永遠の証人/Eternal Witness》で《トリスケリオン/Triskelion》を回収するのみ。1:2交換で時間を稼ぎ、望みをつなげたい。

と、ここで三原の表情が変わった。《永遠の証人/Eternal Witness》での攻撃を宣言し、先ほど回収した《トリスケリオン/Triskelion》をプレイグラウンドへ。次ターン、更に《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》を追加して、このまま押し切る動きに変えてきた。

大澤は、手札に2枚ある《爆片破/Shrapnel Blast》まで、三原のライフを落とし込む事に集中するが、《かまどの神/Hearth Kami》を《映し身人形/Duplicant》に奪われ、投了を余儀なくされた。

三原 1-1 大澤

Game 3

先手の大澤、痛恨のダブルマリガン。しかも、届けられたハンドには山が1枚だけ。一方の三原は過去2戦に姿を見せなかった《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》が順調に展開され、《森の占術/Sylvan Scrying》からウルザ地形の完成を約束された三原。

加えて、《赤の防御円/Circle of Protection: Red》を設置し、《刈り取りと種まき/Reap and Sow》でランデスモードを2度繰り返し、大澤の反抗の意思さえ刈り取っていった。

これで、三原は9連勝だ!
序盤に負けても、これだけ巻き返す事は出来る!

三原は、本当に全国のスロースターター達に勇気と希望を与えたのだ!

三原 2-1 大澤

Final Result 三原 Wins!

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