ラウンド 12: 岡本尋 vs. Tuomo Nieminen

Posted in Event Coverage on August 7, 2003

By Koichiro Maki

 下はセカンドドラフトの初手で Tuomo に課せられた問題。

 君なら何を取る?

Catapult Squad
 《残酷な蘇生/Cruel Revival
 《沈黙の死霊/Silent Specter
 《溶岩使いの技/Lavamancer's Skill
 《カタパルト兵団/Catapult Squad
 《ダールの槍騎兵/Daru Lancer
 

Game 1

 先手の Tuomo が手始めに召還したのは、余りにも魅力ある黒カードでは無く、鉄の意志で選んだ《カタパルト兵団/Catapult Squad》だ。俺は白青をやるんだと。その一枚が早速 Tuomo に応える。返しの尋も《白騎士/White Knight》と出だしは好調。Tuomo が変異を召還すると、その返しで尋は《ダールの癒し手/Daru Healer》を表で。

 Tuomo がここでアクセント。自身で既に一枚の変異を出した状況で、《激浪計画の指揮者/Riptide Director》 分ドロー。変異トリックが多い白対決では実に有効な一枚だ。だが、尋も黙ってこれを見てはいない。《陰謀団の取調官/Cabal Interrogator》を召還し、容易にアドバンテージを広げさせない。

 更に尋は《白騎士/White Knight》に《ドラゴンの鱗/Dragon Scales》を装着しビートダウンを開始する。
 
 装着後二度目の攻撃で発の接触が。鱗が装着された《白騎士/White Knight》を Tuomo の変異と《激浪計画の指揮者/Riptide Director》が迎え撃つ。この変異こそが《ダールの奉納者/Daru Sanctifier》。表となり鱗を叩き割ると《ダールの癒し手/Daru Healer》に守られた装甲を貫通し《白騎士/White Knight》を排除する。

 だが岡本も冷静にゾンビを起動し Tuomo から土地以外の唯一のカードを捨てさせる。しかし手札が土地だけのはずの Tuomo はカードを引くとそのまま場に《きらめく翼の発動者/Glintwing Invoker》を。これで Tuomo の場には二体の Wizard が揃ってしまった。このままでは一枚ずつ捨てさせても埒が明かないというか差が広がるばかり。

 そこで、岡本はまず《きらめく翼の発動者/Glintwing Invoker》から除去にかかった。既に多くの土地が並んでおり、このままでは単体で十分な驚異となるからだ。そして一度このウィザードドローマシンが起動した後で、《残酷な蘇生/Cruel Revival》をもって対処。

 ここでゲームが膠着を始める。Tuomo の場には《カタパルト兵団/Catapult Squad》と二体の変異、尋の場には《ダールの癒し手/Daru Healer》と《陰謀団の取調官/Cabal Interrogator》に《腐敗を導く者/Shepherd of Rot》。システムがシステムを縛り容易な展開を許さない。

 しかし、そこに尋が召還した《死神頭のノスリ/Death's-Head Buzzard》が状況を一転させた。場には余りに多くのタフネス 1 が並んでいたからだ。

 《霧衣の夢幻/Mistform Dreamer》と《死神頭のノスリ/Death's-Head Buzzard》の相打ちの結果、壮大な巻き込み事故が発生し場がクリアに。

 ここまではほぼ互角。しかしここからの伸びは全く異なった。Tuomo が《風生まれの詩神/Windborn Muse》《上昇するエイヴン/Ascending Aven》と効果的な補充を行ったのに対して、尋が補充したのは土地土地土地。

 土地は全ての基礎だが、基礎だけでは応用出来ず。
 
Tuomo -1, Jin -0

Game 2

 尋のデッキには二枚の《ドラゴンの鱗/Dragon Scales》が入っているが、《エイヴンの遠見/Aven Farseer》というせっかくの獲物を目にした《熟達の刃の精鋭/Deftblade Elite》には供給されず。相打った後に、尋は変異を召還する。

 ここで Tuomo は飛行による積極的なビートダウン策を。まずは《羽ばたく戦士/Wingbeat Warrior》を素で召還し、続けて《慧眼のエイヴン/Keeneye Aven》を。尋も二体の《腐敗を導く者/Shepherd of Rot》、《白騎士/White Knight》と展開するが、いかんせんそれらは地に這う物達。

 このまま一方的な空中戦が展開されるかと思いきや、ゲームはそう簡単には進まない。今ひとつ手札がぴりっとしないのだろうか。《慧眼のエイヴン/Keeneye Aven》は岡本が召還した《復讐に燃えた死者/Vengeful Dead》をブロックして倒れ、せっかく素で出た《羽ばたく戦士/Wingbeat Warrior》も《カタパルト兵団/Catapult Squad》と共に睨みを効かせるために立ちっぱで居て攻撃には参加しない。

 だが、ようやく Tuomo が動いた。二体の変異を追加してから《銀騎士/Silver Knight》での攻撃を仕掛ける。

 尋はこれに《急降下爆撃兵/Dive Bomber》を起動。せめてブロックを行い Tuomo の《カタパルト兵団/Catapult Squad》が起動してからでも遅くはないと思うが、何故かいきなり起動した。

 すると、Tuomo はここで一気に決めにかかった。伏せていた二体の変異の一つ《金属殻のカニ/Chromeshell Crab》を表返し、気色悪く伏せ続けていた尋の変異と二点をスタックに載せた《銀騎士/Silver Knight》との交換を強制したのである。

 他にどうする事も出来ず、尋はこの変異《変幻の機械/Proteus Machine》を表に返す。適当な部族名と共に。
 
 これが更に痛手となる。尋がようやく希望の攻め手である《暴食するゾンビ/Gluttonous Zombie》を引き当てるが、何故か相手の場にはデッキリストに入っていないはずの奪いたてほやほやアーティファクトが。

 これでは、《カタパルト兵団/Catapult Squad》と合わせた技でせっかくの《暴食するゾンビ/Gluttonous Zombie》も倒れてしまう。

 ただでさえ分が悪いところで、Tuomo は更に《風生まれの詩神/Windborn Muse》までをも引き当てる。尋も《残酷な蘇生/Cruel Revival》やら《共同の一撃/Unified Strike》やらで頑張るが...

 とりあえず観客から良く頑張ったの拍手と握手を貰う事には成功。

Final Results:Tuomo Nieminen -2, Jin Okamoto -0

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