ラウンド 13: 大礒 正嗣 vs. 中村 聡

Posted in Event Coverage on March 30, 2003

By Ken’ichi Fujita

Round 13 Feature Match: Hatman vs. Ooiso2回連続でフィーチャーテーブルに招かれた大礒。ラインギリギリになると仕方が無いところではある。
対するは、おなじみ中村聡。今日の帽子はちょっと地味。

どちらも初戦を落としており、Best8進出のためには絶対落とせない一戦だ。

Game 1

先手の中村、ランドが2枚しかないものの、《ワイアウッドのエルフ/Wirewood Elf》から《クローサの大牙獣/Krosan Tusker》のサイクリングへと続け、マナベースをちゃくちゃくと整える。

対する大磯、ランドもハンドも潤沢なのだが、いまいち展開が悪く、ひたすら後手を踏んでいる感じだ。中村のクリーチャーをうまく火力で焼いているものの、特にミスをしているわけではないのだが、なんとなくよくわからないうちに盤面は中村が優位のまま進んでいく。

終盤に差し掛かろうかというところ、純正青緑という除去の乏しい色を選択した中村のデッキにとって、非常に心強い《本質の裂け目/Essence Fracture》を入手。これを、大磯のコストの重いクリーチャーに放ち、フルアタック。一気にライフを追い込む作戦にでた。

なんとか態勢を立て直した大磯だが、中村の2体のアタックに対しそれぞれダブルブロックで対抗したところ、なんと立っていた変異が《毒噴きブラッカス/Venomspout Brackus》。おまけにダメージスタック後に《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》で致死ダメージを与えたクリーチャーを全部手札に返されてしまい、絶体絶命かと思われた。

だが、大礒も粘る。再びタフネスの高いクリーチャー軍団を並べて、なんとか攻撃を押しとどめ、さらに《エイヴンの兵団長/Aven Brigadier》を投入し、戦線を強化。逆襲に転じる。

しかし中村、ここで《きらめく翼の発動者/Glintwing Invoker》をトップデッキ。普段は、もっとも使えない「発動者」シリーズとして蔑まされている彼だが、このときはさすがに極悪そのもの。これを通せない大礒は、《エイヴンの兵団長/Aven Brigadier》でチャンプブロックをせざるを得ず、次ターンにこのアタックが通ると大磯は敗北してしまう。さすがにここまでか、と誰もが予想していた。

ところがところが、勝負の行方はさらに二転三転する。ノーハンドの大礒がライブラリーのトップから叩きつけたのは、なんと《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》! これでアタックし、中村のライフは8に落ち込むものの、まだ若干の余裕はある。非常に長いこのマッチ、果たしてどんな結末を見せるのであろうか。

そして運命の時は訪れた。場の状況を整理すると、

中村
《毒噴きブラッカス/Venomspout Brackus
《針撃ちゴルナ/Needleshot Gourna
《きらめく翼の発動者/Glintwing Invoker
他2~3体と10以上の土地

大礒
《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath
他数体のブロッカー

となっている。つまり、10マナ残っている限り、《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》は止まっているのだ。そう、止まっているのだが・・・

中村、おもむろに《きらめく翼の発動者/Glintwing Invoker》を起動してアタック!

大礒、選択の余地が無いので《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》でブロック!

中村「あ、それ先制攻撃か!」

凍るギャラリー、小躍りする大礒・・・。

こんなミスをして、勝てるはずも無く。

大礒 正嗣1-0

Game 2

30分近くかかった第1デュエルとはうってかわって、気を取り直した中村の瞬殺劇。

《ワイアウッドのエルフ/Wirewood Elf》から、《慧眼のエイヴン/Keeneye Aven》《樹皮革のやっかいもの/Barkhide Mauler》と理想的な展開。さらに変異を追加し、もたつき気味の大磯のブロッカーに対して《本質の裂け目/Essence Fracture》。

大礒、なす術もなく敗北

中村 聡1-1

Game 3

Akroma, Angel of Wrath
中村、初手を開けてみると、そこには7枚の土地が。当然、始めるはずも無くマリガンをすると、今度は4ランドに《樹皮革のやっかいもの/Barkhide Mauler》《歪んだ爪の古老/Crookclaw Elder》と、重すぎもいいところ。

これ以上マリガンするのもきついので始めてみるものの、ドローすれどもドローすれども土地ばかり。その間、大礒は《羽ばたく戦士/Wingbeat Warrior》《急降下爆撃兵/Dive Bomber》と理想的な展開。

ようやく5マナにたどりついた中村が出した《樹皮革のやっかいもの/Barkhide Mauler》は、即座に《狙いすましたなだれ/Pinpoint Avalanche》されて万事休す。

結局、中村は4枚のスペルしか引く事ができなかったのだった。

Final Result: 大礒 正嗣2-1

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