ラウンド 14: 藤田修 vs. 中村聡

Posted in Event Coverage on March 30, 2003

By 平林和哉

Round 14 Feature Match: Satoshi Nakamura vs. Osamu Fujita勝てばトップ 8 のスイスラウンド最終戦。

この正念場でぶつかるのは、地元京都の強豪藤田修と中村聡だ。

Game 1

先攻の中村が《根囲いの壁/Wall of Mulch》から、しかも変異すら 3 ターン目に出せず《クローサの大牙獣/Krosan Tusker》サイクリングからのスタート。
藤田も《樹皮革のやっかいもの/Barkhide Mauler》サイクリングによって、ようやく 3 枚目の土地を引き当てるという何とものんびりした展開での立ち上がりとなった。

その後は、
中村:《慧眼のエイヴン/Keeneye Aven》《きらめく翼の発動者/Glintwing Invoker》《エイヴンの賢人/Sage Aven
藤田:《ワイアウッドの野人/Wirewood Savage》《共生するエルフ/Symbiotic Elf》《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk》《嘲るエルフ/Taunting Elf
と並べあう。

ただ土地を順調に伸ばして《歪んだ爪の古老/Crookclaw Elder》と《エイヴンの賢人》によるドローエンジンを完成させた中村とは対照的に、藤田は土地の展開がもたつき全く動くことができない。

藤田が《金切り声のノスリ/Screeching Buzzard》を戦線に追加しても《慧眼のエイヴン》《きらめく翼の発動者》(《歪んだ爪の古老》によって飛行を得た)は止まらず、やっとのこさ 6 マナまで到達して出した《針撃ちゴルナ/Needleshot Gourna》は《虚空魔道士の弟子/Voidmage Apprentice》によってカウンターされてしまう。

Choking Tethers

加えて中村が《締めつける綱/Choking Tethers》を持っていたことによって、一本目はあっけなく中村が先取することになった。

藤田 0-1 中村

Game 2

今度の立ち上がりは 3 ターン目互いに変異を出し合い、そしてそれらが相討つというこの環境のお約束(藤田は《野生の守護人/Patron of the Wild》、中村は《虚空魔道士の弟子》)。

藤田が続けて《金切り声のノスリ》《樹皮革のやっかいもの》と順調に並べるのだが、中村は土地が 3 枚で一瞬で止まりやや展開的に出遅れてしまう。

ただ 4 枚目の土地を引いたことで《エイヴンの賢人》によってさらに土地を加え、《蒸気の連鎖/Chain of Vapor》で時間を稼ぎ、《慧眼のエイヴン》で《金切り声のノスリ》を止めて、《歪んだ爪の古老》につなぐとしっかり自分の場を作り上げる中村。

待っていると《歪んだ爪の古老》に際限なくアドバンテージを取られてしまうため、藤田は虎の子の《雄鹿クワガタ/Stag Beetle》を。
7/7 というサイズの前に中村は複数体交換を余儀なくされ、再び藤田に天秤が揺らぎ始める。

藤田はさらに《皮を剥ぐ者/Skinthinner》で押しにかかり、これは《魔道士の悪知恵/Mage's Guile》で何とかかわすも、膠着した場に藤田が《嘲るエルフ》を投じたため青緑の中村は大ピンチ。

Run Wild
《疑惑の冠/Crown of Suspicion》でとどめを刺しにきた《嘲るエルフ》アタックは《歪んだ爪の古老》で飛行を付けてやることで凌いだのだが、これは所詮一場凌ぎにしかなっていない。

《嘲るエルフ》を《締めつける綱》サイクリングでかわしたところで、《ナントゥーコの鞘虫》が突然《野放し/Run Wild》でトランプルを得て中村を踏み潰した。

藤田 1-1 中村

Game 3

変異、《慧眼のエイヴン》、《根囲いの壁》、《セファリッドの抜け道魔道士/Cephalid Pathmage》(?)と好調に並べる中村。

しかし藤田はまたもや土地が 3 枚で止まってしまい《ナントゥーコの鞘虫》《ワイアウッドの野人》と展開しただけで動けなくなってしまう。

とはいえ中村も《エイヴンの賢人》で 4 枚カードを見てもたいしたことが無かったらしく、藤田の《ナントゥーコの鞘虫》《金切り声のノスリ》の前にクリーチャー群の動きが止まり、《セファリッドの抜け道魔道士》がチクチク殴り続けるのみ。

そして膠着する中、再び藤田の《雄鹿クワガタ》( 8/8 )が登場。

中村はやむを得ず《根囲いの壁》、使用済みの《虚空魔道士の弟子》(《樹皮革のやっかいもの》をカウンター)を《雄鹿クワガタ》に差し出し、《逃げ出したプライモック/Primoc Escapee》という大型フライングで戦線突破を図ろうとするが(藤田が《ワイアウッドの野人》でのドローを忘れてたり)、しっかり《針撃ちゴルナ》に受け止められて《セファリッドの抜け道魔道士》でしかダメージを通すことができない。

そうこうしているうちに藤田は《共生する獣/Symbiotic Beast》すらも戦線に加えてしまい、中村の《締めつける綱》という切り札も意味が薄くなってしまう。

Chain of Vapor

これにより戦力差が圧倒的になった藤田は《ナントゥーコの鞘虫》《雄鹿クワガタ》《共生する獣》での突撃。

中村は順当にブロック。
ここで 2 本目と同じように藤田の手札から《野放し》が放たれ《ナントゥーコの鞘虫》でのトランプルでゲームは一気に終わるかのように見えたが、中村は《蒸気の連鎖》を自らの《エイヴンの賢人》(《雄鹿クワガタ》をブロックしていた)からのコピー《ナントゥーコの鞘虫》バウンスで何とか踏みとどまる。

だがこの《ナントゥーコの鞘虫》に注ぎ込んだ戦力を失った分攻めあぐねることになってしまった藤田。

エクストラターンに入った藤田を仕留めたのは再び《締めつける綱》だった・・・・

藤田 1-2 中村

Final Result:藤田 1-2 中村

中村聡 Wins!Advance to Final Draft

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