ラウンド 2

Posted in Event Coverage on February 26, 2004

By 吉川 祐輔

Hamon – 赤黒電結Affinity
Moro – 赤単

今シーズン、『同一フォーマット』GP2勝の実績を誇るフランスの強豪Yann Hamon。長髪とあごひげが印象的なプレイヤーだ。構築においてもPTニューオリンズTop8であり、今後の活躍如何ではPlayer of the Yearを狙える位置にいる。

対するはイタリアの古豪Raffaele Lo Moro。99年に日本で行われた世界選手権でTop8に入るなど、息の長い活躍で知られるプレイヤーである。

Game 1

キープを即答したMoro。オープニングハンドをテーブルにおいて虚空を見つめ、しばし考えてHamonはキープを宣言。

それが示すとおり、《山/Mountain》から《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》スタートのMoroに対し、《空僻地/Glimmervoid》から《頭蓋骨絞め/Skullclamp》と綱渡りの発進になってしまったHamon。これは嫌な予感の通り、《残響する破滅/Echoing Ruin》で2対1交換を取られてしまう。

第2ターンになんとか《大焼炉/Great Furnace》を引き当て《電結の働き手/Arcbound Worker》を出すHamonだが、これはMoroの《火の玉/Fireball》で焼却。Moro自身も土地が止まってはいるのだが、何かできるのとできないとでは大きく違う。

結局、唯一の土地《大焼炉/Great Furnace》も《残響する破滅/Echoing Ruin》を食らってしまったHamonはディスカードを強いられるまでに至り、Moroが《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》から《弧炎撒き/Arc-Slogger》を展開するのを見届けて投了した。

Hamon –0 Moro -1

Game 2

Arcbound Ravager

今回も初手を見て悩み顔のHamon。先ほどの印象も手伝ってか、はたまた冷静な判断の産物か、マリガンを宣言。マリガン後のハンドには満足げで、Moroもキープ。

前回の轍は踏まないぜと《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》《頭蓋骨絞め/Skullclamp》スタートのHamon。第2ターンにはさらに《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》から《溶接の壺/Welding Jar》《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》《金属ガエル/Frogmite》で、やっと「らしい」展開。

かと思えば、今度はMoroの土地が1枚で止まってしまい、《火の玉/Fireball》をディスカードする有様。第3ターンに引いてきたのも《爆破/Detonate》で、相手の土地は前述の《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》…どうもかみ合わない。

もたもたしているうちにもHamonは攻め立てているわけで、攻撃後《頭蓋骨絞め/Skullclamp》付き《金属ガエル/Frogmite》を絞めて2ドローののち2枚目の《頭蓋骨絞め/Skullclamp》、さらに《電結のとげ刺し/Arcbound Stinger》とやりたい放題。
ようやく2枚目の土地《隠れ石/Stalking Stones》を引き当てて長考に沈んだMoroに対し、手札の《爆片破/Shrapnel Blast》を見せるHamon。まあ待て、まだライフは11あるんだと考慮を続け《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》に《粉砕/Shatter》を撃ち込むMoro。

しかし圧倒的なリソースの差はどうにもならないわけで、結局2枚目の《爆片破/Shrapnel Blast》が勝負を決めた。

事故事故で1‐1のタイとなり、お互い苦笑い。

Hamon –1 Moro -1

Game 3

先手がMoroに戻り3本目。今回はHamonの《電結の働き手/Arcbound Worker》をMoroが《粉砕/Shatter》と、お互い満足の行く展開。続いてHamonは《電結のとげ刺し/Arcbound Stinger》を送り出すのだが、Moroは第3ターンに《減衰のマトリックス/Damping Matrix》を設置し、さらに《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》を出してHamonの攻勢にブレーキをかける。

邪魔な《減衰のマトリックス/Damping Matrix》のおかげで水を差されてしまったHamonだが、その展開自体が阻害されているわけではない、と《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》を2枚展開し、『チャンプアタック』から《電結のとげ刺し/Arcbound Stinger》にカウンターを移して攻勢を維持する。Moroが《弧炎撒き/Arc-Slogger》を出せば、《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》から《爆片破/Shrapnel Blast》をMoroに撃ち込み、最速で時計を縮めていこうとする。この時点でMoroのライフは9、《電結のとげ刺し/Arcbound Stinger》は3/3。場のアーティファクト数を考えると勝利は近い、はずだ。
だが第6ターン、Moroが満を持してプレイしたのは《炉のドラゴン/Furnace Dragon》! 

親和デッキの全てを壊滅させ、《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》すらも役に立たない世界に送り込む。

Hamonはしばし唖然としたのち、速やかにカードを片付けた。

Hamon –1 Moro -2

Raffaele Lo Moro defeats Yann Hamon.

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