石田格 ランダムデッキチェックに引っかかった彼らはちょこっと社交辞令的なトークを。
Ken:今までどんなんイワしてきたの?
石田:Malka Deathが二人
Ken:何それ?(・・・と筆者に)
筆者:The Rockですよ
Ken:...(沈黙)
そして石田がトイレのために席をたつと・・・
Ken:オレさ。まさにそのThe Rock and his Millionsなんだよね。やな話聞いたなぁ。
ちなみに、彼はPro Tour Houston : Previewの著者だったり。
Game 1
先攻1マリガンのKrouner、《極楽鳥/Birds of Paradise》召喚からのスタート。さらに《樹上の村/Treetop Village》、《極楽鳥/Birds of Paradise》、《破滅的な行為/Pernicious Deed》・・・とやりたい放題。静かに《樹上の村/Treetop Village》が石田のライフを削り始める。
石田は基本的にはドローゴーに近い動きで、《サファイアの大メダル/Sapphire Medallion》を置いた以外には第6ターンまでメインステップにはアクションを起こさなかった。《狡猾な願い/Cunning Wish》から《直観/Intuition》、そしてその《直観》からの《蓄積した知識/Accumulated Knowledge》・・・とアドバンテージを静かに積み重ね、さらなる《狡猾な願い》で《天才のひらめき/Stroke of Genius》をもハンドに呼び込んだ。
そして、その第6ターンに石田は《サイカトグ/Psychatog》をプレイ。Krounerが《破滅的な行為/Pernicious Deed》でこれを即座にリセットし、続くターンにもさらなる《破滅的な行為》をプレイする。しかし、これを石田はメインデッキからの《無効/Annul》でカウンター。
第9ターンのアタックによってとうとう石田のライフは2点まで削り落とされ、その上でKen Krounerは3枚目の《破滅的な行為/Pernicious Deed》をプレイ。Krounerは勝利を確信して笑みを浮かべる。なにせ、《樹上の村》があるからだ。
石田はこの《行為》キャストにスタックして、全開でX=5の《天才のひらめき》をプレイし、解決後にピッチスペルでの《妨害/Thwart》。・・・一気に石田のハンドは膨れ上がった。
怪訝な表情のKrounerがターンを返すと・・・石田はメインステップに《狡猾な願い/Cunning Wish》。そのサイドボードからもたらされた一枚は・・・
《死体のダンス/Corpse Dance》!!
かくて、《サイカトグ》の一撃がKrounerを葬り去ったのだった。
Ken:・・・それ、ちょっといいねぇ。
石田格1-0
Game 2
Krouner超絶ドローその一。
開幕ターン:《強迫/Duress》。
第2ターン:《陰謀団式療法/Cabal Therapy》。
第3ターン:《ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator》。
第4ターン:《極楽鳥/Birds of Paradise》をプレイ、これをコストにフラッシュバックで《陰謀団式療法/Cabal Therapy》。そしてセット《黄塵地帯/Dust Bowl》。
第5ターン以降:ひたすら《黄塵地帯/Dust Bowl》を起動
Ken Krouner 1-1
Game 3
Ken Krouner Krouner超絶ドローそのニ。
開幕ターン:《強迫/Duress》。
第2ターン:《陰謀団式療法/Cabal Therapy》。
第3ターン:《ぶどう棚/Vine Trellis》
第4ターン:《魂売り/Spiritmonger》
第5ターン以降:ひたすら《黄塵地帯/Dust Bowl》を起動
石田・・・無念。
Final Result:Ken Krouner 2-1