ラウンド 3: 鹿島彰浩 vs. 中村裕輔

Posted in Event Coverage on March 28, 2003

By 真木 孝一郎

鹿島彰浩 Venice Top 8 プレイヤー鹿島がいよいよ出陣。彼のデッキ構築内容については、別記事で取り上げているのでそちらを参照下さい。

Sealed Deck 構築 鹿島彰浩

 初日の今日は八回戦。まだまだ長き道程だ。予想される通過ラインは二敗の上位まで、3 Bye メンバーの存在を考えると、

Game 1

 Venice で Top 8 に入賞した経験は大きく鹿島を成長させている。フィーチャーマッチでの対戦も既に慣れたもの。軽く談笑しながら初手を確認する。
 そして、マリガンも手慣れたもの。
 更に、ダブルマリガン。

 ...慣れすぎ。

 しかし、勝負は解らない。先手を選んだ中村は二枚目の土地を置けずにターン終了。次のターンには《堕ちたる僧侶/Fallen Cleric》をディスカードしてしまっている。これでマリガン一回分はちゃら。だが、なんとか、4 ターン目に二枚目を引き当て《ワイアウッドのエルフ/Wirewood Elf》に繋げるが、既に鹿島は変異を一体召還済みだ。

 この変異が中村のライフを四点ほど削ったところでゲームは一端凍結される。中村の側には二体の変異と《死を刻む僧院長/Deathmark Prelate》、鹿島側には《火炎杖の急使/Flamestick Courier》と《スカークの先導/Skirk Outrider》がそれぞれ並ぶ。

 次の動きは中村側から。一体の変異で攻撃を行いライフを 16 に。鹿島の場に 2 マナしか残ってないのを確認した上で、《畏敬の冠/Crown of Awe》で《火炎杖の急使/Flamestick Courier》を葬る。

 引きに恵まれない鹿島。膨大なランドを用意しながら、その使い道が無い。その隙に中村の変異がこつこつとライフを減らしていく。
 
 鹿島のターン終了時に中村の変異が一つ表返った。《煤羽の群れ/Sootfeather Flock》だ。これで鹿島へのクロックが一段階強化。そして《針撃ちゴルナ/Needleshot Gourna》が追加される。

 何か策を講じなければならない鹿島。まずは生存ターン数を増やそうと《煤羽の群れ/Sootfeather Flock》に《うつろう爆発/Erratic Explosion》。

 ...《山/Mountain
 ...《ショック/Shock

 《ショック/Shock》!?

 「...死にませんでした。」
 寂しげに一言。あげく、中村が変異に対して《残酷な蘇生/Cruel Revival》を使うと、凄い微妙な表情を。それもそのはず、この変異こそが《皮を剥ぐ者/Skinthinner》だ。鹿島の場には黒マナが一枚...。

 「次いきましょうか。」

 鹿島 0 - 中村 1

Game 2

 大量のカードを入れ替える中村。

 「色変わってるし(笑)」

中村裕輔 場慣れレベルは確実に上がっている鹿島。これをゲーム内容にも反映させたいところだが...。

 今度はデッキが鹿島に味方する。《火花鍛冶/Sparksmith》から《疑い深い濃霧獣/Leery Fogbeast》に繋ぎ、さっきの俺は俺じゃないぜと。
 だが、この《火花鍛冶/Sparksmith》は決定的なアドバンテージを稼ぐ前に《陽光の突風/Solar Blast》のサイクリングで。

 互いに変異を並べて、鹿島のターン。軽く間を置き、少し意味ありげに攻撃する。嫌な間であるが、中村はこれをブロック。鹿島のそれは決して表返る事の無い《皮を剥ぐ者/Skinthinner》、中村のそれは《煤羽の群れ/Sootfeather Flock》。

 中村は的確に鹿島の対抗策を引き続ける。先ほどの《火花鍛冶/Sparksmith》にもそうだが、《尾根の頂の猛禽/Ridgetop Raptor》を出せば今度は《有毒グール/Noxious Ghoul》。単なる対処では無く、いちいちアドバンテージを得ている。この差はでかい。

 その《有毒グール/Noxious Ghoul》こそ今引きの《陽光の突風/Solar Blast》で処理する鹿島だが、後が続かない。中村の変異が《岩片の精霊/Rockshard Elemental》に変化するのを見ると、思わず

「あら大きい」

 あまりに正直な感想をぼそりと。もはや戦線崩壊は防げない。覚悟を決めた鹿島は中村の本体に《ショック/Shock》を使用し、ライフを 6 に。これで次のカードが《焼けつく肉体/Searing Flesh》、もしくは《うつろう爆発/Erratic Explosion》でコスト 6 以上がめくれれば...

 否。

中村 2 - 鹿島 0

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