ラウンド 3: 黒田正城 vs. 安藤玲二

Posted in Event Coverage on August 24, 2002

By 藤枝勇

安藤「ビンタマン」玲二GP の 3 Bye に要求されるレーティングが 1950 と上がったことにより、多くの有名プレイヤーも 2 Bye からのスタートとなっている。彼らもそういったうちの二人である。

安藤玲二:石田格に師事し、 2 年連続マスターズ準優勝。すでに今回の大会で権利が得られる PT ヒューストンの参加権をすでに PTQ でゲットしており、現在絶好調。一人ビンタでかなり有名な Panzer Hunters 特攻隊長。黒コン

黒田正城:日本選手権準優勝、 GP 横浜準優勝、何かと 2 位のイメージが強かったプレイヤー。しかし、先日行われた GP 名古屋で悲願の初優勝を成し遂げた。就職が内定したため、マジック三昧も今年までとなってしまうのだろうか? 青緑 Quiet-Roar

3 年前の日本選手権以来と言う 2 人の対戦となり、デッキ相性的には若干安藤が有利だと思われるが果たしてどうなるだろうか。

Game 1

先攻黒田、《物静かな思索/Quiet Speculation》が手札に有り、これをキャストしたいところだが青マナが無い。

...《触媒石/Catalyst Stone》を置いて、次のターンも《島/Island》を引けずに《野生の雑種犬/Wild Mongrel》をキャスト。

4 ターン目に待望の《島/Island》を置いて《物静かな思索》 からの 《ワームの咆哮/Roar of the Wurm》と繋ぎ、一気に加速。安藤をここで一気に押しつぶせるだろうか。

対する安藤は 4 ターン目からの始動で、ワームトークンを《顔なしの解体者/Faceless Butcher》で葬ってから《野生の雑種犬》をブロック。少しでもアドバンテージを稼ごうとするも、ここで黒田のハンドから 4 枚目の《ワームの咆哮》が捨てられてしまい、一気に 6/ 6 クリーチャーが 2 体増えてしまい、状況はかなり悪くなってしまう。小考せざるをえない安藤。

結局、数ある選択の中から安藤玲二が選んだのは《精神ヘドロ/Mind Sludge》をキャストして黒田の手札を空にする選択だが、墓地に《ワームの咆哮》が残ってしまい、しかも自分のライフが 4 になってしまうという苦渋の選択だ。

ターンを返して黒田はアタックで安藤のライフを 4 点まで追い詰め、引いてきた《入念な研究/Careful Study》をキャストし、スレッショルドに到達。これが《研究》でなかったならばスレッショルドには到達できなかったわけで、つまりは自分の場にある《ケンタウルスの庭園/Centaur Garden》が起動できないわけだった。そう、次のターン安藤がセットランドから《もぎとり/Mutilate》を打つと全滅することになっていただろう。逆説的には、《もぎとり/Mutilate》をくらってもワームトークンを生き残らせることができる方法論をも黒田は手に入れたのだ。

しかし、一人ビンタマンの引きは尋常では無かった。

セットランド ( 6 枚目 ) は沼では無く《陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers》。そこからの《もぎとり》連打!

-10 / -10 ではどうしようもなく、黒田側のクリーチャーは全滅した。

しかし、黒田もここが勝負所だと見て最後の《ワームの咆哮》と引いてきた《熊人間/Werebear》を一気に並べて、こんどこそ勝利への手ごたえを。

 ただ、そこは安藤。凄い凄い。

てはじめに《魔性の教示者/Diabolic Tutor》からの再度《もぎとり》!
これで後続をも完全にシャットダウンしてライフを 1 まで削っての《占骨術/Skeletal Scrying》。見事に《ナントゥーコの影/Nantuko Shade》を引き当てて召喚 !

トップデッキの連発を見せ付けた安藤、あざやかな大逆転勝利となった。

黒田 0 - 1 安藤

Game 2

黒田正城絶好調かと思われたが、2 戦目で先に手が止まったのが安藤。ランドが 2 枚で止まってしまい序盤の《熊人間》 2 体と《野生の雑種犬》を除去するも...黒田の場には依然ワームトークンと《野生の雑種犬》が鎮座しており、苦しい展開が続く。

ようやく 3 枚目のランドを引くも、キャスト出来るのは《催眠の悪鬼/Mesmeric Fiend》のみ。結局、《顔なしの解体者/Faceless Butcher》をハンドにかかえつつも 4 マナに届かずに悶死した。

黒田 1- 1 安藤

Game 3

沼 1 枚と《陰謀団の貴重品室》しか無い安藤は苦笑いしながらもこれをキープした。対する黒田はドローカードが無いクリーチャーばかりのハンドだが開始。

安藤は《催眠の悪鬼》をキャスト。黒田の手札は《ワームの咆哮》 × 2 《物静かな思索》《灰毛の定め》《野生の雑種犬》...と強烈なカードばかりで、中でもスレッショルドカードを落とせる《物静かな思索》と《野生の雑種犬》が驚異と言えるだろう。安藤はダメージソースともなる《野生の雑種犬》を選択してターンエンド。

る黒田第 4 ターンは土地を引いて《灰毛の定め》。次のターンもし安藤が土地を引いて《もぎとり》をキャストしても《野生の雑種犬》が戻ってきて戦線は維持出来るわけで、最高の選択だろう。

土地がとまっていた安藤、ここで 2 ターン後にようやくマナを引いて普通なら即《もぎとり》と行きたい所だが《腐臭の地/Rancid Earth》で《島/Island》を壊し《催眠の悪鬼》でチャンプブロック。普通の人はなかなかしなそうな選択をしてみせたわけだが...これが後に重要な意味を持った。

その次のターン《もぎとり》をキャスト。↑の《催眠の悪鬼》が消していた《野生の雑種犬》が場に登場して絶体絶命かと思われたが《顔なしの解体者》をトップデッキしてなんとかこれを凌ぐ安藤。

...しかし、続く 6/6 トークンに対するこたえは見出せなかったのだった。

Final Results : 黒田正城 Win

安藤が頬を一人ビンタした回数: 13 回

Kuroda Masashiro

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Andou Reiji

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