ラウンド 3: Huey, Brock and Linde vs. The Rock and his DragonCon

Posted in Event Coverage on September 27, 2002

By Keita Mori

Huey, Brock and LindeHuey, Brock and Linde
A:Brock Parker(RG)
B:William "Baby Huey" Jensen(UW)
C:Matt Linde(UB)

The Rock and his DragonCon
A:Johan Sadeghpour(UB)
B:Tomi Walamies(RG)
C:Jens Thoren(UW)

 マッチそのものは単なる瞬殺劇によって終わってしまうのだが、双方ともプロツアーのフューチャーマッチに招待されるに恥じない強豪同士である。

 まずはHuey, Brock and Linde。

このネーミングのチームの大元をたどっていくと、あの懐かしの Huey, Ben and Casey がその源流ということになるだろう。その William Jensen + Ben Rubin + Casey McCarel という悪ガキ三人組は確かに強力なチームであったわけだが、Casey のイカサマ騒動による出場停止(2001年のアメリカ選手権決勝ラウンド)を機に解散となってしまった。そして、残された Ben Rubin と William Jensen もそれぞれが別個にチームメイトを求めることになったのだった。そして、Huey は旧友二人とこの Huey, Brock and Linde を結成した、というわけ。

この悪童三人組、いわゆるジュニア時代からずっとマジック三昧の生活を送っている有名なマジック・ジャンキー軍団であり、構築フォーマットで大真面目に《機知の戦い/Battle of Wits》デッキを持ち込んだりすることで知られている面々でもある。

そして The Rock and his DragonCon。

こちらは昨シーズンのエクステンデッド・フォーマットで幅をきかせた「The Rock and his Millions」というデッキの名前をパロったネーミングのスウェーデンのチームである。ちなみに、DragonCon というのは彼らの地元の有名なコンベンションのことであるらしい。

ともあれ、Jens Thoren + Tomi Walamies という双璧はネームヴァリューという点でも申し分ない存在であり、Johan Sadeghpour もツアー常連として結構知られた顔である。ツアー二大会連続 Top 4 入賞という記録を打ち立てたばかりの Thoren にプロツアー・ニューオリンズの決勝で Kai Budde との伝説的なマッチを展開した Tomi Walamies が組んだチームであるというだけで、これまたフューチャーマッチに招待されるに相応しい存在であろう。

The Rock and his DragonConちなみに、OBCの《物静かな思索/Quiet Speculation》+《金切るときの声/Battle Screech》コンボを内包した青白ビートダウンを構築したのは Tomi Walamies を中心とした Team Punisher だったわけだから...つまりは彼らのことを指すわけだ。

Table A
A:Johan Sadeghpour vs. Brock Parker

Game 2

 好勝負を期待したいところだったのに、"Broken Jens"がまずあっという間に連続事故で瞬殺されてしまい、ここ Table A でも Brock Parker の圧倒的なドローばかりが目立っているのだ。

 1-0でリードした状態で迎えた第二戦では見事な 5 Turn Kill をやってのけたので...そのメモをそのままご紹介してこのマッチを終えよう。

Parker Turn 2:
《シートンの斥候/Seton's Scout》召喚

Parker Turn 3:
《斥候》でアタック。(Sadeghpour 20⇒18) 戦闘終了後に《リサトグ/Lithatog》召喚

Sadeghpour Turn 4:
タップアウトして《薄汚いネズミ人間/Dirty Wererat》召喚

Parker Turn 4:
《開放されたドワーフ/Liberated Dwarf》召喚。《大音響攻撃/Sonic Seizure》(Cost:《ナントゥーコの信奉者/Nantuko Disciple》)で Sadeghpour の《ネズミ人間》を除去してからフルアタック。(Sadeghpour 18⇒15)

Sadeghpour Turn 5:
Draw Go

Parker Turn 5:
フルアタック。(Sadeghpour 15⇒11)

Sadeghpour Turn 6:
《グレイブディガー/Gravedigger》召喚(《ネズミ人間》回収)。

:好勝負を期待したいところだったのだが...Parker Turn 5:4 マナを生み出してから 6 枚のランドをすべて《リサトグ/Lithatog》のパンプアップのコストに。ここでスレッショルド達成。《酷暑/Swelter》で Sadeghpour の《グレイブディガー》と自身の7/8 の《リサトグ》を対象にとる。そしてフルアタック。(Sadeghpour 11⇒-1)

 《リサトグ/Lithatog》がからむと赤緑は非常に早くマッチを終えてしまうケースがあるわけだが、それにしてもドローの内容に差がありすぎたのではないだろうか。

 さすがの Walamies と Thoren でも、それこそ Budde でもどうしようのない状況だっただろう。

Final Result:Huey, Brock and Linde wins 2-0

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