ラウンド 4: 有田 隆一 vs. 真木 孝一郎

Posted in Event Coverage on September 2, 2005

By Yusuke Yoshikawa

第1ドラフトの4番卓より真木 孝一郎

注目のPod 4からフューチャーマッチに選ばれた第4回戦の試合をお届けしよう。白黒デッキの有田と赤青デッキの真木の対戦を、第3ゲームにフォーカスする。

ラウンド 4: 有田 隆一 vs. 真木 孝一郎

その色が示すとおり、有田が「白ウィニー!」と豊富な軽量クリーチャーで序盤の攻勢を仕掛け、真木が耐えて飛行戦力と《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours》で反撃を狙う、という構図になった。

第1ゲームでは、真木が一度は反撃に成功するも、自身のライフ計算ミスと有田の《雇いの力男/Hired Muscle》で逆転されてしまい有田の勝ち。

第2ゲームは有田がクリーチャーをあまり引かなかったこともあり、真木が2枚の《ゆらめく玻璃凧/Shimmering Glasskite》と《螺旋形の燃えさし/Spiraling Embers》で押し切った。ただ、ここで有田から《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》が見えたことは特筆すべきだろう。

その状況で、両者は勝負の第3ゲームを迎えた。

Game 3

ここまでは有田が先んじる展開だったが、今度ばかりは後手の真木が《伍堂の不正規軍/Godo's Irregulars》《悪忌の略奪者/Akki Raider》と先攻することになった。逆に有田が《竹沼の嫌われ者/Takenuma Bleeder》で待ち受ける展開である。

しかし、有田は自分のデッキを熟知している。真木が《真火の門番/Shinka Gatekeeper》で追撃するのだが、有田はこれを《影麻呂の手中/Kagemaro's Clutch》に収め殴り合いを希望してきたのだった。

続くターン、土地が4枚―で止まった真木は、手札の《霜剣山の逆落とし/Barrel Down Sokenzan》と盤面を交互に見比べながら考えに沈んでいた。手には《悪忌の教練官/Akki Drillmaster》がある。2体で攻撃した後これを出す、という素直な展開は確かに見える。しかし、それで本当にいいのか?

彼は静かに2体で攻撃し、そしてそのままターンを返した。彼の脳裏には、先ほど目にしたレアカードの姿があったのだ。

一方、有田の手札には本当に《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》があった。5枚目の土地をプレイすると、もちろん彼には《竹沼の嫌われ者》で攻撃して忍術能力を起動する権利があることになる。

だがそれには、目の前に待ち構える4枚のアンタップ状態の土地が気になる。相手が真木ほどのプレイヤーである以上、それに意味がないとは考えにくい――ならば、《霜剣山の逆落とし/Barrel Down Sokenzan》だ。

第1ドラフトの4番卓より有田 隆一

そこで有田は《狐の裂け目歩き/Kitsune Riftwalker》で1ターン待ち、相手の手札の枚数を確認した上で《竹沼への沈み込み/Sink into Takenuma》をプレイすることを選んだ。4枚の《沼/Swamp》が戻され、真木の手札は《霜剣山の逆落とし/Barrel Down Sokenzan》も含めて全て薙ぎ払われた。

相手の手札は0枚。場はほぼ均衡。ここまでは有田の目論見どおりの状況だろう。

しかし真木は、ここから平然と《ゆらめく玻璃凧/Shimmering Glasskite》を2連続で引き当て、淡々とプレイ。

一気に増したクロックに押し流され、有田は一転、投了を余儀なくされてしまうことになった。

「トップ強すぎやわー」

プレイヤーの読み合いの結果、意外な結果がもたらされることもある。それを示すような、意外な結末だった。

有田 –1 真木 –2

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