真木孝一郎フューチャーマッチ連戦となる真木孝一郎。
ここで対するのは最近絶好調の team Fireball 総帥、池田剛だ。
ちなみに真木が赤緑タッチ黒、池田は黒緑にタッチ赤といったカラーバリエーションであり、お互いのデッキの内容も 3 Bye があける前のテストプレイである程度わかっているようだ。
双方とも
「こんなとこであたるのもアレだけど、ゴッドデッキとやるよかマシかねぃ」
といった感じのコメント。
かつてはオカルトシステムというチームでともにプロツアー・ニューヨークで共闘した二人、ぜひともここで好勝負を披露していただきたいものである。
Game 1
後手池田の《幸運を祈る者/Wellwisher》召喚が開幕のゴング。
真木はこれに対して「変異」の 3 マナ 2/2クリーチャーを展開し、池田もここで「変異」を召喚してターンを返してきた。そうすると、真木は《エルフの戦士/Elvish Warrior》を場に。
そんな中、ここで真木の「変異」がおもむろに《毒吐きゴルナ/Spitting Gourna》に変身し、《戦士》とともにアタック。すると、返すターンに池田の「変異」が《陰謀団の処刑人/Cabal Executioner》にばけて《悪魔の布告/Diabolic Edict》効果を誘発する。
この《処刑人》によって《エルフの戦士/Elvish Warrior》を除去し、さらに《嘲るエルフ/Taunting Elf》とのダブルアタックとで《毒吐きゴルナ/Spitting Gourna》までもが除去されてしまうのだった。
まあ、見かけ上では《嘲るエルフ/Taunting Elf》と《毒吐きゴルナ/Spitting Gourna》は 1 対 1 の等価(?)交換と言えなくもないだろう。
さて、真木はここから果たしてどうやって形成を挽回してみせてくれるのだろうか。
興味深々で筆者が真木のハンドをのぞきに行くと…
土地。土地。土地。土地。etc...
池田は一気にハンドからクリーチャーをダンプし、《脅迫状/Blackmail》で真木のハンドに腐っていた《残酷な蘇生/Cruel Revival》をディスカードさせた。
土地だらけ、もちろんタッチした《沼/Swamp》はないというやられっぷりであった。
池田 1-0
***Sideboarding***
6 連続(.…だったはず)で土地を引いてしまった真木。
ここでデッキを黒寄りに大きく改造手術してみることにしたようだ
真木「あっさりイカれたなぁ」
池田「なんも引かんねぇ」
真木「土地は引いたんだけどねぇ」
池田「そうだけど。いやに念入りなシャッフルするねぇ」
真木「なんか土地しか引かなかったじゃん」
池田「まあ、ほどほどで」
Game 2
心機一転。
暗黒の力にその身を委ねた真木孝一郎の初手にめぐってきたマナソースはというと…《沼/Swamp》*2という内容。これをKeep。一方の池田もマナソース 2 枚というハンドを Keep。
最序盤の攻防は
真木 Turn2:《臓物にかぶりつく者/Entrails Feaster》
池田 Turn 3:「変異」で 3 mana 2/2
そして、ここで二人の明暗は分かたれてしまった。。
池田剛真木は《沼/Swamp》 2 枚でランドストップ
池田は綺麗に《沼/Swamp》、《山/Mountain》、《山/Mountain》、《森/Forest》と展開。
池田は一方的に「変異」を連打し、《金切り声のノスリ/Screeching Buzzard》らの後続をバンバン連打していくのだ。そして、対する真木は…Discard Mode。
かくて、真木孝一郎は無念の連続事故となってしまったのだった…
Final Result:池田剛 wins 2-0