ラウンド 6: 三津家 和彦 vs. 森 勝洋

Posted in Event Coverage on September 2, 2005

By Yusuke Yoshikawa

三津家 和彦

2002年日本王者である三津家と、グランプリ新潟優勝の記憶も新しい森 勝洋(東京)の対戦。ここまで両者4勝1敗と、まずまずの滑り出しを見せている。

スピーディで切れ味のよい対戦を期待しよう。

Game 1

森が先攻で、ゲームはスタート。

《森/Forest》2枚しかない手札から、2連続で土地を引けずに顔をしかめる三津家だが、第3ターンに《山/Mountain》を引き当て、森の先兵である《空民の雨刻み/Soratami Rainshaper》を《凍らし/Frostling》で撃墜する。

しかし展開はその後も森のペースで続いていく。《ゆらめく玻璃凧/Shimmering Glasskite》《星々の光の思念/Shinen of Stars' Light》と続け、さらには盤面を制圧しえる《朧宮の特使/Oboro Envoy》を出す。

三津家は手札の《せし郎の娘、さ千/Sachi, Daughter of Seshiro》そして《清められし者、せし郎/Seshiro the Anointed》を見つめながら、《そう介の召喚術/Sosuke's Summons》で粘りつつ時をうかがう。

4枚目の土地を引き、三津家は《せし郎の娘、さ千/Sachi, Daughter of Seshiro》をプレイ。《そう介の召喚術》を回収して戦力を補充。森は《霧中の到達/Reach Through Mists》で手札を回転させつつ《せし郎の娘、さ千》を《手の檻/Cage of Hands》して攻撃を続行する。

続くターン、《せし郎の娘、さ千》の能力と、《悪忌の教練官/Akki Drillmaster》が「シャーマン」であることを活かして8マナを捻出、《そう介の召喚術》の2回目とともに《翁神社の夜警/Okina Nightwatch》をプレイする。

だが森も2枚目の《手の檻》で《翁神社の夜警》を封じ込め、飛行クリーチャーは攻撃を続行する。さらには、守りに《裂け尾の巫女/Split-Tail Miko》を追加した。

そして三津家の返すターン、ついに満を持して《清められし者、せし郎/Seshiro the Anointed》の登場だ。

しかしここで三津家は、《そう介の召喚術》を回収し忘れるという、痛恨のミスを犯してしまう。あわてて墓地に手を伸ばすも、これは森に制される。しかも《悪忌の教練官/Akki Drillmaster》からマナを出してしまったため、速攻/Haste能力をつけて殴りに行くこともできなくなってしまった。

仕方なく、というにはかなり豪華な3/4《知恵の蛇/Ophidian》2体での攻撃だが、これは《裂け尾の巫女》の身を挺した守りで、三津家がドローをすることはかなわなかった。
返すターンの森の攻撃で、三津家のライフはついに2になる。

三津家に残された最後の攻撃。森も、全力を尽くして《朧宮の特使/Oboro Envoy》で守る。ここまで無傷だった森に、10点の傷がつけられる。通った蛇は、1体だ。

祈るようにデッキに手をかけた。
…だが、デッキは応えなかった。

三津家は、痛恨のミスを取り戻せるか。

三津家 –0 森 –1

Game 2

翻って第2ゲーム。ここで先攻の三津家は、素晴らしい展開を見せた。

《桜族の斥候/Sakura-Tribe Scout》《生命の咆哮の思念/Shinen of Life's Roar》《桜族の斥候》、土地が止まりつつも《山伏の炎/Yamabushi's Flame》で《星々の光の思念/Shinen of Stars' Light》を除去して突撃、土地4枚になって《せし郎の息子、そう介/Sosuke, Son of Seshiro》! 2/1となった《桜族の斥候》が森に襲い掛かる。

しかし森もここでは頑強な抵抗。《そう介》を《手の檻/Cage of Hands》し、《生命の咆哮の思念/Shinen of Life's Roar》を《不忠の糸/Threads of Disloyalty》で奪う。これが《氷河の光線/Glacial Ray》されれば、先ほどのMVP《朧宮の特使/Oboro Envoy》が守りを固めんとする。

だが今回は三津家がこれを《樹海の咆哮/Roar of Jukai》で突破して攻めをつなぐ。
そしてここからはチャンバラ映画よろしくの切り結び合戦だ。

まずは2/1蛇2体の攻撃にさらされている現状に対し、1体を《手の檻》2枚目、さらに《精霊の学び手/Student of Elements》でも相打ちを取る。

三津家が《翁神社の夜警/Okina Nightwatch》を出せば、森はこれに《手の檻》を張り替えて抵抗。戦線復帰した《桜族の斥候》は《ねじれた鏡映の神/Kami of Twisted Reflection》ブロックと《生命の息吹/Breath of Life》で守る。

さらに《節くれ塊/Gnarled Mass》が出てくれば、《現実からの遊離/Freed from the Real》で即対処してみせる。

森は終始防戦一方だが、すんでのところで土俵際に残り続けるのもまた、強さの一端か。

しかし三津家のデッキパワーはそれすら上回った。
《空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder》が現れ、もうブロッカーとしての《蛾乗りの侍/Mothrider Samurai》は意味を成さない。

結局のところはどうしようもなく、三津家がこのゲームを押し切った。

三津家 –1 森 -1

Game 3

森 勝洋

ファーストアクションは森の《精霊の学び手/Student of Elements》から。三津家は早い動きこそないが、手札がどんどん充実していくのが見て取れる。

三津家の《そう介の召喚術/Sosuke's Summons》に対し、森はその一方を《不忠の糸/Threads of Disloyalty》で奪い、《狐の伝承織り/Kitsune Loreweaver》で場を固める。状況を固めてしまえば、まだ勝機はあると。

だが三津家は圧巻だった。

第4ターンに《せし郎の娘、さ千/Sachi, Daughter of Seshiro》で《そう介の召喚術/Sosuke's Summons》を回収とともに展開力を増し、第5ターンには《そう介の召喚術》2回目→《桜族の斥候/Sakura-Tribe Scout》→《そう介の召喚術》3回目。そして第6ターンには、場にある7体の蛇を一気に強化する《清められし者、せし郎/Seshiro the Anointed》!

5体もの3/4《知恵の蛇/Ophidian》に襲い掛かられた森は、唖然としてその光景を見送るだけだった。

三津家 –2 森 -1

三津家 和彦 Wins!!

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