ラウンド 7: Eugene Harvey vs. Victor van den Broek

Posted in Event Coverage on August 7, 2003

By Keita Mori

Victor van den Broek米蘭ドラフト巧者対決が本日最初のフューチャーマッチに選ばれた。

Eugene Harveyは昨年度のアメリカ王者であり、チームCMUの中核メンバーとしてもしられる人物である。対するVictor van den Broekは特にチーム・リミテッドのスペシャリストとして知られている人物だが、BrainburstやSideboardで活躍中のコラムニストと言った方が通りがいいかもしれない。ちなみに、すっごい美男子だったりする。

Eugeneが赤黒のビートダウン、Victorは豪華2枚の《溶岩使いの技/Lavamancer's Skill》が印象的な赤青砲台デッキである。

Game 1

後手Harveyが開幕ターンに《屍肉喰らい/Carrion Feeder》を展開という最高のたちあがりを見せれば、先手のVictorも第3ターンの《霧衣の壁/Mistform Wall》で対抗。Harveyが《変異/Morph》を召喚し、Victorは《霧衣のウミツバメ/Mistform Seaswift》を展開した。地面を堅牢なクリーチャーが支えての空中戦ビートダウンというのはフォーマットをとわず青の永遠のテーマだ。

しかし、Victor van den Broekの端正な顔もEugene Harveyが次なる一手として呼び出した超巨大生物を前にしてみるみる歪んでいった。すなわち、第4ターン目の《ゴブリンのうすのろ/Goblin Goon》。Victorはなんとかこのファッティへの解決策を見出そうと《エイヴンの賢人/Sage Aven》をプレイして第5ターンを終えるが、続けてEugeneが展開してきたクリーチャーが新たな頭痛の種となった。今度は《死体の収穫者/Corpse Harvester》である。数的優位を構築しないとEugeneの《ゴブリンのうすのろ/Goblin Goon》は本当の「うすのろ」になってしまうわけだが、この《死体の収穫者/Corpse Harvester》によって攻勢を維持しつつ弾切れも防げるというわけだ。

Victorも《エイヴンの賢人/Sage Aven》に《追加武装/Extra Arms》をまとわせてのアタックで《屍肉喰らい/Carrion Feeder》を除去してなんとかクリーチャーの頭数を減らそうと画策したが...すぐさまEugeneは《アンデッドの戦長/Undead Warchief》と《臓物にかぶりつく者Entrails Feaster》を展開して戦線をより重厚なものに。続くターンにも《腐敗を導く者/Shepherd of Rot》と2体目の《変異》を追加した。

Victorも《霧衣の夢幻/Mistform Dreamer》と裏返しでの《金属殻のカニ/Chromeshell Crab》を展開して相打ちブロックを狙いたいところだったが...こんな局面でこそ《死体の収穫者/Corpse Harvester》が強いわけである。ダメージをスタックしてから本来墓地に行くはずのクリーチャーをサクリファイスして起動コストにあてる。やられた側はたまったものじゃない。

結局、Eugene Harveyがブロックされなかった《変異》マナ支払って表返し、Victor van den Broekは投了を宣言するしかなくなってしまった。そう、《血沸く咆哮獣/Bloodstoke Howler》だったのだ。

Eugene Harvey-1 Victor van den Broek-0

Game 2

Eugene HarveyEugeneのデッキの強さばかりが際立った一本目だったが、この試合でVictorはきっと溜飲を下げたに違いない。第2ターンには《詐欺の壁/Wall of Deceit》、第4ターンにも《霧衣の壁/Mistform Wall》。そして...第5ターンに《溶岩使いの技/Lavamancer's Skill》!

かくて、《皮を剥ぐ者/Skinthinner》も《スカークの猛士/Skirk Commando》もトリックを活用する間もなく葬られていき、ダメ押しとばかりにダメージクロックであるはずの《霧衣の夢幻/Mistform Dreamer》に2枚目の《溶岩使いの技/Lavamancer's Skill》がエンチャントされた。4点砲台を前に...さすがのEugene Harveyも投了するしかない。

Victor van den Broek-1 Eugene Harvey-1

Game 3

それぞれが爽快なやりたい放題マッチを一本ずつ獲って迎えた三本目。ツケを支払ってか二人ともテイクマリガンでのスタートとなった。

Eugene vs. Victor...と、こんなことを書くと少しはゲームのテンポはスローダウンしそうなものだが、結局このマッチも実にまた豪快なものとなったのだった。先行Eugeneが開幕ターン《屍肉喰らい/Carrion Feeder》スタートで、Victorも負けじと第2ターンには《ゴブリンの盗賊/Goblin Brigand》。さらにEugeneが《ゴブリンのうすのろ/Goblin Goon》を第4ターン目に展開して攻勢に出たが、Victorも傷口を広げぬように物量作戦で対抗。《霧衣の壁/Mistform Wall》を展開し、続くターンも《エイヴンの賢人/Sage Aven》でライブラリーを操作した。

砲台ゲームとなってしまう前になんとかビートダウンしたいEugene Harveyは《溶岩使いの技/Lavamancer's Skill》の格好の標的である《エイヴンの賢人/Sage Aven》を即座に《陽光の突風/Solar Blast》で除去。しかし、それをあざ笑うかのように返す7ターン目に《溶岩使いの技/Lavamancer's Skill》が《霧衣の壁/Mistform Wall》にエンチャントされてしまう。

この砲台によって《ゴブリンのうすのろ/Goblin Goon》は孤立無援となり、《ゴブリンの盗賊Goblin Brigand》と《霧衣の夢幻/Mistform Dreamer》とがダメージクロックとして機能しはじめた。そして、Victor van den Broekは2体目の《エイヴンの賢人/Sage Aven》を召喚し、いたずらっぽい笑みをうかべた。

めくったライブラリーの上4枚の中には《窯口のドラゴン/Kilnmouth Dragon》が隠れていて、Victorのハンドには《うつろう爆発/Erratic Explosion》があったのだ。

Final Result: Victor van den Broek-2 Eugene Harvey-1

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