ラウンド 7: Phoenix Foundation vs. LNT Super Dario Bros

Posted in Event Coverage on September 13, 2003

By Koichiro Maki

Marco Blume vs. Dario Minieri
Kai Budde vs. Antoine Menard
Dirk Baberowskki vs. Nicolas Labbare

Marco Blume vs. Dario Minieri
Game 1

 対戦相手のデッキを一枚一枚見ながら構築していくチームロチェスターでは、どれだけ相手のデッキをメタったカードを仕込めるかがゲームの鍵を握る事が多い。その点で、Marco のデッキは相当のものだった。初めに登場した三種の生物を見て欲しい。

 《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote
 《ワイアウッドの養虫人/Wirewood Hivemaster
 《エルフの先兵/Elvish Vanguard
 
 片方を戻して出せばトークンが誕生し、片方を戻して出すとサイズが育つ。見事に奇妙なシステムだ。Minieri も《煙吐く発動者/Smokespew Invoker》、変異と続けなんとかこれに対抗の姿勢を見せる。

 《エルフの先兵/Elvish Vanguard》が3/3 まで成長したところで Marco はレッドゾーンへ突入させた。だが、Mirieni はこれを一旦《野生の守護人/Patron of the Wild》の力で退けるが、《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》に守られているエルフは Marco の手札に一時待避。

 再び成長が始まる。

 だが、Mirieni もカード単体の能力では負けてはいない。8 マナ到達を待望する《煙吐く発動者/Smokespew Invoker》に続けたのはどっしりとした《針撃ちゴルナ/Needleshot Gourna》、そして《ワイアウッドの守護者/Wirewood Guardian》。

 そしてついに 8 マナ圏へ。《煙吐く発動者/Smokespew Invoker》の能力によって《ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbiote》が墜ち、エルフの乱舞がようやく止まる。しかし、既に Marco の場に在る《エルフの先兵/Elvish Vanguard》は7/7 にまで膨れてしまっている。ここで《皮を剥ぐ者/Skinthinner》や《残酷な蘇生/Cruel Revival》系のカードがあれば流れは Mirieni へと戻るのだが...

 Marco は大量にマナを貯めてから《きらめく翼の発動者/Glintwing Invoker》を召還する。ならばと Mirieni は同じ発動者でこれを消し去ろうとするが、これは Marco が用意した避けようの無い罠。《煙吐く発動者/Smokespew Invoker》が能力を起動するものの、その対象は Marco の《意志を曲げる者/Willbender》によって自身へねじ曲げられてしまう。

 黒き守護者を失った Mirieni には場を支える術が無く、次に Marco が攻撃し《剛力のブルヴァックス/Titanic Bulvox》が表返ると、そそくさと片づけを。

Marco -1, Mirieni -0

Game 2

 今度は Mirieni の場に《ワイアウッドの養虫人/Wirewood Hivemaster》が、そして Marco の場には《エルフの先兵/Elvish Vanguard》。ゲームは A 席の対決によくみられるエルフ大戦争モードへと。

 しかし、ここから先で異変が。Marco は 3 ターン目に出したばかり変異で Mirieni の変異を迎え撃つ。マナの無い状態で。何かよほど本体に通したくない要因でもあったのだろうか。
 Mirieni のそれは《うなるアンドラック/Snarling Undorak》に変化し、Marco のそれは墓地に落ちて《残響の追跡者/Echo Tracer》であることを明かす。《残響の追跡者/Echo Tracer》は相当に大事なカードだ。単なるモーフチェックに使っていいカードでは無い。未だゲームは始まったばかりだというのに、何が Marco を追いつめているのか?

 このブロックが象徴したかのように、ゲームの流れは Mirieni に一方的に偏る。順調に土地とクリーチャーを並べる Mirieni に対して、Marco の土地は三枚のまま。必死に変異を並べるが相手が悪い。
 Mirieni の場にあるのは、《よじれた嫌悪者/Twisted Abomination》《うなるアンドラック/Snarling Undorak》《暴れまわるマーロドント/Berserk Murlodont》だ。

 変異ではいかんともしがたく。
 
Marco -1, Mirieni -1

Game 3

 Marco 壮絶な事故で暁に死す。
 
Marco -1, Mirieni -2
Phoenix Foundation -0, LNT Super Dario Bros -1

 この勝利によって、 LNT Super Dario Bros. が先行。残る二つのマッチアップは 共に 1-1 で現在三本目。Phoenix が勝つためにはその両方を共に勝利しなければならない。では、ここで中央の試合、Menard vs Kai を見てみよう。

 《屍肉喰らい/Carrion Feeder》を出したはいいが、後続が遅れた Kai 。《火花のしぶき/Spark Spray》をサイクリングし、ようやく 4 ターン目に《復讐に燃えた死者/Vengeful Dead》を。これは Menard の変異と相打ちし、《屍肉喰らい/Carrion Feeder》がそれを喰らってサイズを増やす Menard のライフを一点減らす。

 Menard はその代わりに《暴れまわるマーロドント/Berserk Murlodont》を出すが、これは《狙いすましたなだれ/Pinpoint Avalanche》によってあえなく秒死。引きに恵まれない Menard は後続を続ける事が出来ない。その間にも Kai は《冥府の世話人/Infernal Caretaker》で《復讐に燃えた死者/Vengeful Dead》を回収し、再び場に戻す。

 Menard はどう対抗するのか。
 
 あれ。
 Menard が手札を順番に公開し始めた。土地、土地、土地、土地。
 結局、このゲームで Menard が引いた土地以外のカードは三枚。それは全て初手にもあったのに...

Kai -2, Menard -1
Phoenix Foundation -1, LNT Super Dario Bros -1

 これで互いに一勝。マッチの結果は最後に残った Labarre vs Baberowski の三本目次第となる。

 見ると、場には既に収拾のつかない量の軍勢が並んでいた。
 
 ■ Labbare の場
 
 《草原の十字軍/Grassland Crusader》《気高き院僧/Noble Templar》《低地の足跡追い/Lowland Tracker》カウンターの一つ載った《ダールのとげ刺し/Daru Stinger》変異x2《銀騎士/Silver Knight
 
 ■ Baberowski の場
 
 《星明かりの発動者/Starlight Invoker》《急降下爆撃兵/Dive Bomber》ゴブリントークンx3、その親の《開戦のラッパ吹き/Warbreak Trumpeter》《黒焦げ牙のクーガー/Chartooth Cougar》《ダールの降霊者/Daru Spiritualist》《盲信の審問官/Zealous Inquisitor》《不定の大男/Unstable Hulk

 そして。

 《ドラゴン魔道士/Dragon Mage》 x 2!
 《エイヴンの救い手/Aven Redeemer》x 3!
 
 もはや何が何やら。どこを何で叩くとどう事態が進展するのかわけが解らない。 Baberowski の《ダールの降霊者/Daru Spiritualist》+《エイヴンの救い手/Aven Redeemer》x 3 に加えた《星明かりの発動者/Starlight Invoker》はいかなる手段によってこじ開ける事が出来るのだろうか。

 Labbare が動く。エンドにフルマナで《ルーンの解読/Read the Runes》を使用し、超難関方程式の答えを探す。

 その答えは《刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing》!
 
 ...何も解決しませんでした。(0点)
 
Baberowski -2, Labbare -1
Phoenix Foundation -2, LNT Super Dario Bros -1

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