2020(マスターズ・ヴェニス準優勝) の David Rood と アメリカが誇るデッキビルダー Brian Kibler との対決。
David RoodRood のアーキタイプは白赤兵士で、レアも満載のパワーデッキ仕上がりになっており、対する Kibler も素晴らしいレアカードがあるわけではないが、白黒の非常にまとまったクレリックデッキである。
善戦を期待したい。
Game 1
先手 Rood 、《疾風衣の侵略者/Gustcloak Harrier》、《急降下爆撃兵/Dive Bomber》と軽快に展開し、対する Kibler も《星明かりの発動者/Starlight Invoker》から、《不快な助祭/Vile Deacon》 、《圧倒する防衛者/Daunting Defender》とこちらも負けずに大きなダメージを叩き出す。
お互いナイステンポで展開しだした所で、一歩先に出たのは Rood 。
《急降下爆撃兵》の次のターンに出していた変異をおもてがえして攻撃すると、それはなんと《賛美されし天使/Exalted Angel》!
にやにやしながら勝利を確信する Rood だが、場を見て冷静な計算をし、またこちらも口元をニヤリとさせる Kibler 。
返す Kibler のターン。
完全にタップアウト状態の Rood を確認し、《圧倒する防衛者/Daunting Defender》に、《疑惑の冠/Crown of Suspicion》を付けて、これをすぐさまサクリファイスした後に総攻撃!
結果、《不快な助祭》を含むクレリック達は 1 撃で 17 点をたたき出して、 Rood を葬り去った。
Rood 0 - 1 Kibler
Game 2
再び先手の Rood は変異の連打からゲームを開始。
だが、 Kibler の早々に配備されるクレリック軍団がその進軍を許さない。
Brian Kibler 常に優位を保ちつつゲームを展開してゆく Kibler だが、ここでまた Rood の変異が本来の姿を現す事によって、 Kibler は顔をしかめる。
Kibler の場に《アクローマに仕える者/Akroma's Devoted》を中心とするクレリック軍団が防御網を張っているにもかかわらず、 Rood は大量の変異と共に総攻撃を開始。
不信に思いながらも、ブロックしないわけにはいかない Kibler が変異達をブロックしていくと、うち 1 枚の変異が《岩片の精霊/Rockshard Elemental》。
天使よりはましかな、なんて思っていたりするのだろうか、それを冷静に受け止め、またまた Kibler は大きな《不快な助祭/》で Rood に大きな一撃を加え、周りを見渡してみればライフは似たり寄ったり。
そんな事実を前に Rood もあまり無茶な攻撃に出れなくなり、新たなる戦力でをキャストして正にマナがフルタップになった次の瞬間、 Kibler はずっと手札に隠し持っていた《残酷な蘇生/Cruel Revival》を Rood のエンドに打ち、自分のメインステップに《鞭草の絡め手/Whipgrass Entangler》を出して能力起動の後に総攻撃。
一瞬固まる Rood だが、既に取り返しのつかない状況を見て、投了を宣言。
Final Result : Rood 0 - 2 Kibler