決勝戦: Ken Ho vs. Franck Canu

Posted in Event Coverage on January 25, 2003

By 岡本尋

マスターズ決勝戦、そこにはサイカトグの姿はなかった。Kenが使用したデッキはプロツアー大阪での優勝の記憶が蘇る青緑マッドネス。対するCanuが選択したのは、絶滅したと思われていた青緑対立デッキだ。タッチ黒にすることにより苦手なデッキに耐性を付けることに成功している。

ライトアップされた決勝戦の舞台でKenは自信に満ちた顔をしている。Canuの目にも強い意志が感じられる。決勝戦に相応しい二人の試合は意外な結末を迎えることになる。

Game 1

先攻のKenは1ターン目、《入念な研究/Careful Study》から《ワームの咆哮/Roar of the Wurm》と幸先のいいスタートをする。対するCanuも《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》とまずまずのスタート。

ところが、Kenに以上が発生する。4ターン目に《ワームの咆哮》を呼ぶまで何もできないのだ。Canuはその隙に《強迫/Duress》で確認しつつ《野生の雑種犬/Wild Mongrel》と《ラノワールのエルフ》を高速展開してKenを追い詰める。さらにKenの召喚した《ワームの咆哮》と《マーフォークの物あさり/Merfolk Looter》を《燻し/Smother》で除去すると、すべての手札を《野生の雑種犬》つぎ込みKenを圧殺した。

ちなみにCanuの方も島を引かずにある意味事故っていた。しかし5分たらずの瞬殺劇に観客の方も驚きを隠せなかったようだ。

Ken 0-1  Canu

Game 2

お互いの視線が交錯する。サイドボード中の事なのだが、まるでにらみ合っているかのように感じる。どういうサイドボードを行うのか必死に読みあっているのであろう。Canuは結局、対立型とクワイエットロアーの混合型に心を決めたようだ。

先攻はKen。かなり長い間悩んだ後に、結局それをキープすることにした。Kenは森を置いてターンを終了する。Canuは先ほどと同じく《ラノワールのエルフ》からのスタート。Kenが《野生の雑種犬》を呼べば、Canuは《リスの巣/Squirrel Nest》を森にエンチャントする。さらにKenが《野生の雑種犬》を呼べば、Canuは《対立/Opposition》と一進一退の攻防が続くかと思われたが、Kenの土地が森3枚で止まってしまう。

しかもこのままゲームが終了してしまったのだ。土地から《野生の雑種犬》まですべてロックされて、ついにKenは投了してしまう。実のところCanuは《ラノワールのエルフ》《リスの巣》《対立》の3枚以外は、ドローも合わせてすべてが土地であり最速でコンボを決めてロックを繰り返す、ただそれだけの行動で賞金$25000とマスターズチャンピョンの称号を手に入れてしまった。呆気ない幕切れに観客のどよめきと、Canuの優勝を祝う拍手で会場中が騒然とした。Kenは不服そうな顔をしていたのだが...。

Ken 0-2  Canu

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