準々決勝:

Posted in Event Coverage on January 25, 2004

By 藤枝 勇

最近関東勢で一番の成績をあげている浅原連合のトップ 2 人の対決。もう既に PTQ 東京 3 次で出場権を獲得済みで・・・ 5 度目の PT となる神戸へ向けて調子をあげておきたい中島。対するは、GP 京都優勝 , 2002 Final Best 4 , 2003 Final 優勝 と最近の大会では上位入賞が当たり前となっている日本トップクラスのデュエリストである浅原。

本来は浅原製作のデッキで二人とも出場していそうな感じだが、今回は事情が違う。

先週末に平林和哉が作成したリアニメート 「Dancing Ghoul」 (《生き埋め/Buried Alive》から《クローサの雲掻き獣/Krosan Cloudscraper》 2 体に《縫合グール/Sutured Ghoul》を落として《死体のダンス/Corpse Dance》で 26 点を叩き込む 2 ~ 4 ターンキルが可能なコンボデッキ ) を薦められ、製作者と共に Best 8 へと駆け上がったのが中島。

一方、GP 岡山当日に・・・「なんとなく面白そうだったから」出場予定だった親和デッキからLoop Junktion ( ターゲットになるとタフネスが増えるクリーチャーをダールシリーズのダメージ移し変え能力によって無限にタフネスを増やしてからサクリファイスでのライフゲインするデッキ。最終的には《セラのアバター/Serra Avatar》でライブラリー勝もある) に鞍替えして出場した浅原。そして、無敗 ( 4 分け ) でここまで勝ち上がってきたのだ。

この両者は13 回戦でもマッチアップされていて、その時は引き分けに終わったのだが・・・果たして今回はどうなるだろうか。

Game 1

ダイスロールの結果、中島が先攻。オープンハンドは《強迫/Duress》 * 2 《神秘の教示者/Mystical Tutor》 土地 * 4 とコンボ要素がほぼ無いためにマリガンを宣言。

マリガン後のハンドは《地底の大河/Underground River》《死体のダンス/Corpse Dance》《渦巻く知識/Brainstorm》《強迫/Duress》 * 2 と両輪の片方を手に入れたために 1 ランドながらもスタートした。

まずは《強迫/Duress》、《価値ある理由/Worthy Cause》 * 2 《コーのシャーマン/Shaman en-Kor》 * 2 《アカデミーの学長/Academy Rector》 土地 * 2 から《価値ある理由/Worthy Cause》を抜いてターンエンド。

次のターンに土地を引かないと未来の無い《渦巻く知識/Brainstorm》を撃つ羽目になるためにどうしても土地を引きたい中島は《シヴの浅瀬/Shivan Reef》を引き当てて、もう一発《強迫/Duress》で浅原の初手で有った《価値ある理由/Worthy Cause》を両方とも落とした。

《コーのシャーマン/Shaman en-Kor》を出すだけで静かにターンを返した浅原とは対象的に中島の 3 ターン目は一気に動き始めた。

絶好のサーチ材料である《吸血の教示者/Vampiric Tutor》を引き当てるとメインに《渦巻く知識/Brainstorm》からランド 2 枚と《圧服/Overmaster》を引いてセットランド、今引いてきた《吸血の教示者/Vampiric Tutor》で《生き埋め/Buried Alive》をトップに置くと《圧服/Overmaster》でドロー。 26 点の元である 2 枚が無事手札に揃った。

それに対して浅原の方は静かなもので 2 体目の《コーのシャーマン/Shaman en-Kor》を出してターンエンド。

中島 4 ターン目、 ( ドロー Fling )《生き埋め/Buried Alive》キャストで種を埋め、次のターンには 26 点殴れる体制となる。だが、次ターンにコンボ完成になるのは中島だけではなかった。

浅原も《ダールの降霊者/Daru Spiritualist》キャストからのセット《星明りの聖域/Starlit Sanctum》で即コンボ完成となる運命の 4 ターン目。

浅原は《星明りの聖域/Starlit Sanctum》は無かったもが、《生ける願い/Living Wish》からの《ダールの降霊者/Daru Spiritualist》召喚でタフネスが無限に上げる事の出来るクリーチャーを場に登場させた。

これによって《縫合グール/Sutured Ghoul》のアタックでは死なない事になり、手札に有る《投げ飛ばし/Fling》による勝利へと方向転換して普通に 5 ターン目を返す。

ここで《価値ある理由/Worthy Cause》《獣の墓場/Animal Boneyard》《星明りの聖域/Starlit Sanctum》を引けば無限ライフを得る浅原が勝利なのだが、直接には引けずに《アカデミーの学長/Academy Rector》を出して次のターンに決める準備をした。

だが中島は待ってくれなかった。

《死体のダンス/Corpse Dance》がエンドに撃てば自分のターンに残る事を確認してからキャストして、場に出た 26 / 26 グールを《投げ飛ばし/Fling》。

中島ぎりぎりで一本目を制す。

中島 1 – 0 浅原

Game 2

中島は《減衰のマトリックス/Damping Matrix》、浅原には《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》と《オアリムの詠唱/Orim's Chant》がサイドインされた。

Corpse Dance

先攻の浅原は 2 ターン目《コーのシャーマン/Shaman en-Kor》 3 ターン目《特別工作班/Task Force》と一気にコンボの元を揃え後はライフ回復スペルを引くだけになりターンを中島に返した。中島も遅れてはならんと浅原の 2 ターン目エンドに《吸血の教示者/Vampiric Tutor》から《裏切り者の都/City of Traitors》を持ってきてこれをセットし、自分の 2 ターン目には早速《生き埋め/Buried Alive》をキャスト。手札にはもう一枚の《吸血の教示者/Vampiric Tutor》が有り後 2 ターンあればコンボ完成となる。

中島は早速揃ってしまった浅原の両クリーチャーを見てゲンナリするが、引いてきた《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》から《強迫/Duress》を撃ち、手札に回復カードが無いのを確認して次ターン《投げ飛ばし/Fling》か《死体のダンス/Corpse Dance》引かないかなーと自分のターンが帰ってくるのを心待ちにしていたのだが・・・浅原ドロー《価値ある理由/Worthy Cause》!

これぞマジック。

中島 1 – 1 浅原

Game 3

運命の 3 本目の両者初手は

先攻 中島 : 《強迫/Duress》《生き埋め/Buried Alive》《クローサの雲掻き獣/Krosan Cloudscraper》《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》 土地 * 3

後攻 浅原 : 《オアリムの詠唱/Orim's Chant》《コーのシャーマン/Shaman en-Kor》《ダールの降霊者/Daru Spiritualist》《価値ある理由/Worthy Cause》 土地 *3

両者共に相当良く、浅原にいたっては完全にコンボのパーツが揃っている完璧なハンド。もし何もなければ浅原が 3 ターン目にコンボを決めてゲームセットとなるが、中島には《強迫/Duress》が有り《価値ある理由/Worthy Cause》を落として 2 ターン目か 3 ターン目に《死体のダンス/Corpse Dance》を引けば中島勝利となる。

では実際にゲームを見てみよう

中島《強迫/Duress》をキャスト、浅原の手にパーツが揃っているのを確認するが無事《価値ある理由/Worthy Cause》を落としてホッと一息。

浅原ドロー・・・《コーの遊牧民/Nomads en-Kor》。これには流石の人格者中島も取り乱す。すばらしい引きで次のターンにはタフネス無限のクリーチャーが生まれてしまう事となった。

落胆しながら中島ドロー・・・。《死体のダンス/Corpse Dance》《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》 2 枚でもない限りの最速パターンなのだが・・・それを 1 ターン浅原に上回られてしまい思わず"良いんだか悪いんだか分からないよ"とぼやく中島。

まあ、とりあえずセットランド。セット《モックス・ダイアモンド/Mox Diamond》からの《生き埋め/Buried Alive》でグールを埋めるのだが心なし、というかあからさまに肩が落ちているのが分かる。

そして、次のターン浅原が取った行動はセットランドから《ダールの降霊者/Daru Spiritualist》が出てくると思われたがなんとエンドを宣言。

ここで中島は考えた、何も無いわけがない・・・でもコンボ決めるしかない・・・自分の 3 ターン目《死体のダンス/Corpse Dance》をキャストしてみると、浅原レスポンスで《クローサ流再利用/Krosan Reclamation》!

もうどうしようも無い引きをしている浅原は次のターン《ダールの降霊者/Daru Spiritualist》を出すと 4 ターン目のドローをそのまま中島に見せた。

"これがプロプレイヤーの引きだよ"

《価値ある理由/Worthy Cause

Final Results : 浅原 晃 Win

Akira Asahara

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Chikara Nakajima

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