Game 1
Tsuyoshi Ikeda先攻大礒
大礒《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder》、池田《疾風衣の侵略者/Gustcloak Harrier》と順調に滑り出した 2 人。大礒は《冠毛の岩角獣/Crested Craghorn》で《鞭草の絡め手/Whipgrass Entangler》を殺して《ゴブリンのそり乗り》を使って続く《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk》も《冠毛の岩角獣》で倒す。
使っているカードの枚数こそ同じだが池田の主力クリーチャーを倒している大礒の方が若干有利か。
池田は《疾風衣の侵略者》召喚。しかし大礒も《燃えさし魔道ゴブリン/Embermage Goblin》。ブロックが全くない軸のずれた対決となったわけだがが...ゲームの決め手となったのは大礒 10 ターン目の《溶岩使いの技/Lavamancer's Skill》だった。(付けたのは《覆い隠しの達人/Master of the Veil》)
《燃えさし魔道ゴブリン》と併せると...切り札となろう《輝きを放つ者/Glarecaster》ですら死んでしまう場となる。
池田は《残酷な蘇生/Cruel Revival》を引けばまだ解らなかったのだが引けども引けども土地ばかり...。
大礒の強力なシステムクリーチャーによる砲台に圧倒されてしまった。
池田 0 - 1 大礒
Game 2
両者共にランドとスペルが噛み合っているが《ショック/Shock》《陽光の突風/Solar Blast》《溶岩使いの技》と主要な除去スペルを既に引いている大礒の方がかなりの有利にみえる。
《虚ろの死霊/Hollow Specter》に《ショック》、《変異/Morph》には《アフェットの錬金術師/Aphetto Alchemist》に付けた《溶岩使いの技》で対応し、《祖神の預言者/Ancestor's Prophet》《鞭草の絡め手》で池田が止めようとすれば《つつき這い虫/Clickslither》と《燃えさし魔道ゴブリン/Embermage Goblin》を展開して圧倒。盤石とも言える場を構成する大礒。
Masashi Ooiso大きさで守ろうとすれば更なる大きさで返され、システムクリーチャーはもっと強力なシステムクリーチャーに圧倒されてしまう... 1 戦目同様に土地を多く引いている池田に為すすべは無かった。
池田 0 - 2 大礒
Game 3
白白のスペルが 2 枚有るが平地が 2 枚無い池田と、赤いスペルばかりなのだが島が 3 枚の大礒。池田は平地を、大礒は山を引けば最高の状態。
で、先に引けたのは大礒。1 ターン目のドローから山を引いて...6 回目になる 1 ターン目《ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder》。最高の回りだ。
一方池田側は 2 ターン目に平地を引けば《白騎士/White Knight》が出せるのだがこれを引けず。...サイクリングによって平地を引くことが出来た為に若干の遅れは見せたものの、まぁ悪くないスタートだろうか。
日本勢対決だが勝利の女神はやはり大礒が好きなようだ。《炎波の発動者/Flamewave Invoker》《燃えさし魔道ゴブリン》《秘密調査員》と展開。《秘密調査員》こそ《残酷な蘇生/Cruel Revival》で除去されてしまったが 2 体の《変異/Morph》の内、正解である《アフェットのいかさま師/Aphetto Grifter》をきっちりブロックで殺している辺り運が向いている証拠であろう。
池田がフルタップで《ダールの槍騎兵/Daru Lancer》出せば、エンドに《撹乱するピット魔道士/Disruptive Pitmage》を表に返し《溶岩使いの技》を付けてもう 1 体の《変異/Morph》(《冥府の世話人/Infernal Caretaker》)を除去すると同時に《陽光の突風/Solar Blast》と《燃えさし魔道ゴブリン》の併せ技で《ダールの槍騎兵》をすかさず殺して場をまっさらにしてしまう。
これには池田もお手上げで、並べる端から全て除去されて終了。
後ろでは Jon Finkel を破った Mattias Jorsted が歓声を受ける中、大礒も決勝へと駒を進めた。
Final Results : 大礒正嗣 Win