Feature: 日本勢、三日目総括 ~そして伝説へ~

Posted in Event Coverage on December 2, 2005

By Koichiro Maki

国別ランキング七位から八位に悪化! だが、そんなことを気にする必要は無いほどの喜びが我らを待っていた。が、そのお楽しみは後にとっておいて、少し冷静に三日目を振り返ってみることにしよう。

Player NameStandingPointsDay 1Day 2Day31st Draft2nd DraftPref.OriginExtended Deck
鍛冶 友浩2 40 18 12 10 2勝1敗2勝1敗埼玉PPCNo Stick
森 勝洋3 40 15 >18 7 3勝3勝東京PPCNo Stick
中村 修平6 40 15 15 10 2勝1敗3勝大阪PPCNo Stick
浅原 晃8 39 15 12 12 3勝1勝2敗神奈川PPCBalance
八十岡 翔太15 37 1212 >13 1勝2敗3勝神奈川RatingDredge-a-Tog
塩津 龍馬18 36 129 15 2勝1敗1勝2敗愛知PPCBDW
津村 健志21 36 159 12 2勝1敗1勝2敗広島PPCDredge-a-Tog
大塚 高太郎22 36 1215 9 2勝1敗3勝愛知RatingNo Stick
池田 剛23 36 129 15 1勝2敗2勝1敗福岡PPCHeartbeat Desire
三原 槙仁26 35 1312 10 2勝1敗2勝1敗大分代表補欠Dark CAL
平林 和哉28 35 119 15 1勝2敗2勝1敗滋賀RatingDark CAL
藤田 修32 34 139 12 2勝1敗1勝2敗京都PPCRaka Deck Wins
石川 錬40 33 1212 9 3勝1勝2敗東京RatingGoblins
有留 知広53 33 99 15 2勝1敗1勝2敗東京RatingNo Stick
大澤 拓也60 31 12 15 4 2勝1敗3勝神奈川PPCDredge-a-Tog
諸藤 拓馬 ☆61 31 166 9 3敗2勝1敗福岡日本代表Macey Rock
岡本 尋66 31 1112 8 3勝1勝2敗愛知PPCNo Stick
志村 一郎 ☆68 31 156 10 1勝2敗1勝2敗茨城日本代表Affinity
大礒 正嗣 ☆78 30 129 9 2勝1敗1勝2敗広島日本代表No Stick
高桑 祥広81 30 156 9 2勝1敗3敗神奈川RatingAffinity
藤田 剛史85 30 126 12 1勝2敗1勝2敗大阪PPCThe Mighty Kird Ape
森田 雅彦92 30 96 15 1勝2敗1勝2敗大阪PPCDredge Control
斉藤 友晴109 28 157 6 1勝1敗1分1勝2敗東京PPCAffinity
猪野 健太郎125 27 915 3 2勝1敗3勝千葉RatingMacey Rock
板東 潤一郎132 27 123 12 1勝2敗3敗茨城PPCNo Stick
射場本 正巳208 21 912 0 2勝1敗2勝1敗東京PPCMono Black
有田 隆一209 21 126 3 2勝1敗3敗東京PPCDredge Control
小倉 陵213 21 912 0 2勝1敗2勝1敗愛知PPCDredge-a-Tog
黒田 正城236 19 106 3 2勝1敗3敗大阪PPCBDW
石田 格256 15 96 0 2勝1敗3敗東京PPC棄権済
笹川 知秀270 13 103 0 3敗1勝2敗東京PPC棄権済
小室 修279 10 73 0 1勝2敗3敗東京PPC棄権済
田中 久也282 9 63 0 1勝2敗3敗東京Rating棄権済

三日目に日本勢が獲得した合計点数は、281点。これは三日間で最も少ない数字だが、三日目ともなると、目の無くなったプレイヤーがドロップしたり、必要に応じてIDを選択するので、一概に比較できないものだ。そこで、参考資料として、上位20名に限った数字を調べてみよう。

The Top 8!

20名の合計得点は213点。一人辺りの平均得点は約10.7点。初日に行ったスタンダードの11.9点には及ばないが、ほぼ平均して4勝している計算なので、十分な成績だといえる。

プロツアーやグランプリ等で、既に日本勢の実力は証明済みであるが、一つ気になる点も。

それは、5勝しているプレイヤーはいるが、全勝のプレイヤーはいないことである。これは、ブロックのローテーションが起こり新しくなったエクステンデッド環境が、プレミアイベントの回数を重ねるにつれ急速に成長したためではないだろうか。各人の使用するデッキ水準が上昇した為に、固め勝ちし難くなっているのである。

さて、今日のナショナルチームの成績は?

志村 3-2-1
諸藤 3-3
大礒 3-3

正直な感想を最も短く的確に書くとしよう。

「あれ?」

昨日よりは僅かに好転しているものの、その上昇量はあまりに謙虚。もう少し強欲な高騰ぶりが期待されていただけに、少々というかかなり物足りない成績である。だが、団体戦の華であり勝負ポイントといえば、なんといっても明日のチームリミテッドだ。世界最高水準のチームであるのは間違いなく、きっと華麗なプレイで我々を魅了してくれるはずだ。きっと。

Total三日目二日目初日
1アメリカ104264236
2ポルトガル102363927
3シンガポール100373627
4ノルウェー97273733
5オランダ95372830
6中国93282837
7スロバキア93333030
8マレーシア93283332
9日本92282143
10オーストリア86204224

さて、ではいよいよこの話題に移ろう。そう、個人成績である。

2位 鍛冶 友浩 40点
3位 森 勝洋 40点
6位 中村 修平 40点
8位 浅原 晃 39点

8人中4人! なんと最終日のトップ8は、その半数が日本勢によって占められたのである! 更に。そう、引っ張り続けてきたあの話題だ。

Olivier Ruel 103位
津村 健志 21位
大礒 正嗣 78位

これが、三日間を終えた三人の最終成績だ。三人ともトップ8入りを逃したので、個人戦での獲得ポイントはこれを元に集計可能。では、それぞれを点数に変換しよう。

Olivier Ruel 3点
津村 健志 7点
大礒 正嗣 3点

The Player of the Year 2005

これに、世界選手権開始時点でのポイントを加算する。

Olivier Ruel 3点+80点=83点
津村 健志 7点+77点=84点
大礒 正嗣 3点+71点=74点

そう、津村がOlivierを逆転したのだ! そして、国別対抗戦での最大各得点数は6点。仮に日本が優勝しようとも、大礒は津村を上回れない。つまり。

今年度のプレイヤー・オブ・ザ・イヤーが、津村 健志に確定したのだ。勿論、日本人初。また、この偉業によって、未だ日本にないタイトルは二つに減った。一つはインビテーショナル王者。そして、もう一つが世界王者だ。

ドイツの地では岡本 尋が、サンフランシスコの地では小倉が、この輝かしい栄冠にチャレンジしたものの、後一歩届かず悔し涙を飲んだ。

だが、今回は過去とは大きく違う。なにしろ4人がかりだ。数を頼りにするのは、いささか野暮に見えるかもしれないが、そうではない。彼等はそれぞれが己の知恵と勇気と時の運だけを駆使して勝ち上がった勇者達であり、明後日に行われる戦いは、全てが完全なる崇高な個人戦だ。頼りにする味方は戦場にはおらず、傷つこうが血反吐を吐こうが、ただ一人で目の前の敵を仕留めねば次の戦いには進めないのだ。

明日と、明後日。共に素晴らしいマッチが繰り広げられることは間違いない。是非、自身の目でご確認を。

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