Feature: 日本勢のエクステンデッド・デッキ選択

Top8に向けての最後の戦いとなる本日のエクステンデッド構築戦。

例年を考えると、現時点の予想ラインは13勝4敗1分。この条件を踏まえて、各プレイヤーは目標成績に合わせたデッキ選択をしていくことになる。つまり、確実に勝率60％を目指すか、一か八かで全勝に賭けるか。

それでは、さっそく一覧を見ていただこう。

確実な2～3勝が欲しい上位陣は、こぞって"No Stick"(＝《等時の王笏/Isochron Scepter》コントロール)を選択している。このデッキは得手不得手も極端でなく、大きく崩れることが考えづらいため、非常に手堅い選択といえよう。

最初の5回戦で4勝、という組では、おのおの得意なデッキタイプを選択している印象だ。中でも浅原の"G.o.d."こと《平等化/Balancing Act》デッキには要注目である。

5～6勝が必要な一発逆転狙い組には斉藤の親和、石川のゴブリンなどのような攻撃的デッキが揃うかと思われたが、津村の発掘サイカトグ、岡本のNo Stickなどコントロールも散見される。慣れ親しんだことは何にも勝るということか。

日本代表組では、勝負駆けとなる諸藤が黒緑《闇の腹心/Dark Confidant》ビートダウンを選択したのをはじめ、大礒がNo Stick（＝セプターチャント）、志村が親和というラインナップになっている。

詳しいデッキ内容などはこの後の記事にて。