Gateway ラウンド 4: 石田格 vs. Raphael Levy

Posted in Event Coverage

By 森慶太

 「ステロイド」と表現するには奇怪な内容のオリジナルデッキを構築して見せた Levy。「Sneak-Tongue」タッチ《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》デッキといった方が正確だろうか。
 これを含めた残り 3 戦を勝ち抜くことが石田の悲願成就の条件である。

Game 1

 お得意の《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》、《極楽鳥/Birds of Paradise》展開から3 ターン目早々に《獣の襲撃/Beast Attack》キャストと最高の立ち上がりを見せたLevy。どんな構築フォーマットであれ、彼は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》と《極楽鳥/Birds of Paradise》の入ったデッキを使う印象さえあるものだ。石田はこれを《記憶の欠落/Memory Lapse》⇒《予報/Predict》コンボでかわし、続く《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》を《対抗呪文/Counterspell》するも《対抗呪文/Counterspell》され返してしまい...これが通ってしまう。やはり、最序盤に展開された 2 体のマナクリーチャーが効いている。
ともあれ、早くもクロックと直面させられた石田は《選択/Opt》経由で《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator》を召喚して対抗した。

Levy は《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》でアタックしつつ、ここでフラッシュバックでの《獣の襲撃/Beast Attack》。石田もここで《サイカトグ/Psychatog》を召喚し、お互いに一歩も譲らない展開となった。《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》が出てしまっているものの、盤上はまったく目を離せない状態である。
果たして、どちらが盤面を大きく左右する次の一手に恵まれるだろうか?

 ...そして、状況打開策を先に引き当てたのは Rapael Levy だった。

均衡を破るべく、Levy がノーハンドから《嘘か真か/Fact or Fiction》。そして、ここに強力なカードたちが潜んでいたのだ。

・《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》、《呪文散らしのケンタウルス/Spellbane Centaur》
・《嘘か真か/Fact or Fiction》、土地 2 枚

...という具合にその 5 枚を分けた石田。自然と表情も硬くなる。もちろん、 Levy はここで《呪文散らしのケンタウルス/Spellbane Centaur》と《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》の方をハンドに加えることを選択したのだった。

劣勢に立たされた石田はここで《影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltrator》と《サイカトグ/Psychatog》でアタック。慢心したLevyがこれをスルーする......わけもなく、もちろんLevy はこれを《極楽鳥/Birds of Paradise》でチャンプブロック。石田はLevy の《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》を《排撃/Repulse》してターンを終えた。
この段階でライフが石田:6、Levy:14であり、石田は Levy のハンドに《呪文散らしのケンタウルス/Spellbane Centaur》が潜んでいることを知っているのである...

 ここで Levy は涼しい顔で《中略/Syncopate》をトップデッキしつつ、《呪文散らしのケンタウルス/Spellbane Centaur》と《秘教の処罰者/Mystic Enforcer》を並べた。
石田は万策つきたのだった。

Raphael Levy 1-0

Game 2

 一戦目に続き、またもマリガンスタート。しかしながら、《呪文散らしのケンタウルス/Spellbane Centaur》を《対抗呪文/Counterspell》し、《極楽鳥/Birds of Paradise》を《殺戮/Slay》した石田。これで序盤の一山を凌いだかに見えたものだったが、...Levy は 2 体目の《呪文散らしのケンタウルス/Spellbane Centaur》、《獣群の呼び声/Call of the Herd》と最高のドローを連続して石田の思惑を裏切ったのだった。 

何とかしたい石田の《嘘か真か/Fact or Fiction》を

・《選択/Opt》《 Upheaval / 激動》
・《島/Island》《反論/Gainsay》《蝕み/Undermine》

...とわけたLevy。
ここで石田は後者を選択し、未来のための《強迫/Duress》。
Levyのハンドのスペルは《中略/Syncopate》と《嘘か真か/Fact or Fiction》であり、石田はここで前者を叩き落しつつ、《嘘か真か/Fact or Fiction》を《反論/Gainsay》して凌いだのだった。

 後続は断ったものの、すでに構築されてしまった「バウンスできないダメージクロック」のサイズは 6 と尋常ではない。早くも石田のライフは 4 点まで減少しており、ハンドには《殺戮/Slay》と《排撃/Repulse》という状況となった。
そして、この難しい局面で、石田は《ケンタウルス》を《殺戮/Slay》し、トークンをスルーすることを選択したのだった。ライフ 1 点に踏みとどまった状態で Levy のエンドステップを迎え、ここで象トークンに対して《排撃/Repulse》。キャストしたのだったが...Rapahael Levy は見事《対抗呪文/Counterspell》を引き当てていたのだった!

 完全に追いつめられた石田は、メインでの《嘘か真か/Fact or Fiction》に最後の望みを託した。
 Levy が使ったときとは好対照に、期待はずれの《沼/Swamp》、《地底の大河/Underground River》、《蝕み/Undermine》、《強迫/Duress》、《選択/Opt》という 5 枚の「紙の束」がめくられた。そう、これらをどの様に組み合わせても、石田の反撃の刃とはなりそうもなかったのだった...。

 圧倒的な Levy のトップデッキの嵐。
 「Sneal-Tongue」デッキはそもそもパワーカードを強引に詰め込んだデッキであり、つまるところ...引いたモン勝ちなのだった。

Final Result:Raphael Levy 2-0 石田格

 ...日本勢壊滅。

Raphael Levy

Download Arena Decklist
Sorcery (4)
4 Call of the Herd
Enchantment (1)
1 Opposition
Other (8)
3 Karplusian Forest 2 Llanowar Elf 3 Fire/Ice
61 Cards

Blizzard by Itaru Ishida

Download Arena Decklist
Other (2)
2 Darkwater Catacomb
60 Cards

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