東京は板橋で行われている『五竜杯』のスタッフチームである3人。ここまで好調に全勝ときたが、立ちふさがったのは今大会最強チームと言われるwww.shop-Fireballpros.com。

言うならば挑戦者となる3人にコメントを聞いてみると「今年から『五竜杯』は会場が変わるので、よろしくお願いします。2月にはPTQもあります!」とかなり心強いコメントをいただけた。ゲームの方も当然気合十分、健闘を期待したい。
Ton_Toro Demon
Player A :久保田 健太:普段の仕事は『五竜杯』でのジャッジ。まだレベル0だがこれからの成長に期待。
Player B :工藤 耕一:『五竜杯』の主催者。こちらはレベル1ジャッジ。
Player C :梅咲 直瑛:こちらもレベル1ジャッジ
www.shop-Fireballpros.com(2004年プロツアー・シアトル準優勝チーム)
Player A :岡本 尋:2003年世界選手権準優勝。APAC優勝。
Player B :池田 剛:プロツアー・横浜3位。2000年日本代表。
Player C :石田 格:グランプリ・神戸優勝。マスターズ・チーム戦準優勝2回。
他にも岡本と石田はMagic Invitational経験者。
では、早速始まっているB卓の状況から。
池田の黒緑に対して序盤から押しているのは工藤の赤白。《狐の易者/Kitsune Diviner》《かまどの神/Hearth Kami》と展開して、さらに《兜蛾/Kabuto Moth》が登場。
それに対して《よだれ舌のずべら/Dripping-Tongue Zubera》《刻みを継ぐもの/Burr Grafter》と池田の方は芳しくない。その後に出すクリーチャーもことごとくスピリットで《狐の易者/Kitsune Diviner》がかみ合ってしまっており完全に試合は工藤ペースで進んでいた。
他の卓を見てみると、A卓:久保田 vs. 岡本は、緑白の岡本が《手の檻/Cage of Hands》や《金之尾師範/Sensei Golden-Tail》の能力で場を優位に進めている。久保田も巻き返しを図りたいのだが、《松族のおとり/Matsu-Tribe Decoy》の前にタフネスの低いクリーチャーが展開できずにとても苦しそうだ。
C卓の方は……石田が手札に《氷河の光線/Glacial Ray》、場には赤と青の本殿という感じで圧勝。(梅咲 0 – 1 石田)梅咲の場には青マナしかなく、手札の赤いカードが泣いていた。
一通りみたところでB卓に目線を戻すと、場には土地が8枚以上ならんでいる状況で《兜蛾/Kabuto Moth》がまだ生き残っている……簡単にいうと池田は工藤の前に圧敗を喫してしまった。(工藤 1 – 0 池田)
A卓は4枚で土地の止まっている久保田が窮屈そうにプレイしている。手札にある《蛇の皮/Serpent Skin》と《木霊の力/Kodama's Might》をいつでも使えるように《松族のおとり/Matsu-Tribe Decoy》しか展開できないのが辛いところだろう。
1本目に石田が圧勝したC卓はどうなっているだろうか。場を見てみると梅咲の方が《川の水神/River Kaijin》と5マナ。石田が《浪人の犬師/Ronin Houndmaster》と5マナという風になっており、既に何回かの相打ちが行われた後だった。ライフは梅咲13 vs. 石田17。
また1から建て直しとなった両陣営だったが、石田の場に《風見の本殿/Honden of Seeing Winds》が登場してドローが倍化。一気に有利となった。

その間に池田が工藤の単発除去でクリーチャーを削られるが、息切れを起こさずに黒緑特有の一撃の重さが光り、そのまま押し切る。(工藤 1 – 0 池田)A卓も岡本がようやく引いてきた2枚目の緑マナから《せし郎の息子、そう介/Sosuke, Son of Seshiro》等の蛇軍団を展開。マナがきつきつだった久保田を抑えて1本目を取る。(久保田 0 – 1 岡本)
2本目となったA卓では久保田が2ターン目から《大蛇の支援者/Orochi Sustainer》《悪逆な大峨/Villainous Ogre》と並べ4ターン目には《内臓捻りの鬼/Gutwrencher Oni》を召喚。次のターンに2体で殴るかと思われたが、なぜか《悪逆な大峨/Villainous Ogre》は殴らずかなり疑惑のプレイとなる。《木霊の手の内/Kodama's Reach》キャストから《松族のおとり/Matsu-Tribe Decoy》と出すのはわかるのだが、アタックしないのはおそらくミスプレイと言えるだろう。
そんなA卓を見ている間にC卓は石田が《風見の本殿/Honden of Seeing Winds》のパワーも借りて圧勝。(梅咲 0 – 2 石田)
B卓では池田が《山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlord》を出された返しで、《狂気の神/Kami of Lunacy》に《杉の力/Strength of Cedars》で13点叩き込んでの逆転勝利。この《杉の力/Strength of Cedars》は勿論トップデッキである。
これを見届けた岡本は前日の疲れからか、のこすゲームを戦い終えることなく投了を宣言。
A卓も終了となった。
Final Results : www.shop-Fireballpros.com Win