Round 17: 森 勝洋(東京) vs. Leong Ding(シンガポール)

Posted in Event Coverage on December 2, 2005

By Koichiro Maki

あと一つ、が遠い森 勝洋(東京)

リーチがかかったものの、なかなかゴールに到達できない森。あと一勝、ただあと一勝でトップ8が確定するのに。おそらくは本人が一番やきもきしていることだろうが、見ている側応援する側もそれは一緒。可能ならこの辺りですっきりさせて欲しいものだが…

Game 1

Leong が《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》を召喚した返しで、先手の森は2ターン目に早々と《等時の王笏/Isochron Scepter》を設置。《火+氷/Fire/Ice》を刻印する。この、使い減りしない除去&ドロー装置は、ゲームが長引きさえすれば必ずや森を勝利に導くはずだ。

それが分かっているからこそ、Leong もギアは最高速のまま突っ走る。止まったら負けだ。《銀騎士/Silver Knight》を連続召喚し、森を攻め続ける。森も3体並んだところで、《神の怒り/Wrath of God》を使用し一度リセットしたのだが、ライフは13まで減らされてしまう。

Leong は新たにプレッシャーをかけるべく、《ゴブリンの軍団兵/Goblin Legionnaire》を召喚。これには直ぐに森の《等時の王笏/Isochron Scepter》から炎が飛ぶが、軍団兵は身を焦がしながら森に特攻。森、11。そして、Leong は王笏がタップしている隙に《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》を追加。だが、森も、《知識の渇望/Thirst for Knowledge》を使用して対処で消費しまくった手札を補充する。ちなみに、捨てたのは《等時の王笏/Isochron Scepter》である。

森は、相手のマナを縛ることを考え、自身のターンではなく、Leong のターンに《等時の王笏/Isochron Scepter》で《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》を燃やしにかかる。Leong は《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》を起動。森のライフは9に。更に、余ったマナから《稲妻のらせん/Lightning Helix》が跳び、森のライフは6へ。

エンドに、Leong の土地を《等時の王笏/Isochron Scepter》でタップする森。Leong はマナを浮かせる。そのマナから《黒焦げ/Char》が跳び、森のライフは2まで減る。もう、一切合切が致命傷である。

2のままならば。

森は、そのまま《狡猾な願い/Cunning Wish》を使用し、サイドボードに用意しておいたとあるカードにアクセスする。そのカードとは…

《原野の脈動/Pulse of the Fields》!

Pulse of the Fields

森のライフってば、みるみるぐんぐん急上昇。更にその横には《等時の王笏/Isochron Scepter》があるわけで。

森 1 – 0 Leong

Game 2

1ターン目 《サバンナ・ライオン/Savannah Lions

2ターン目 《銀騎士/Silver Knight》、森18

3ターン目 《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》+《真髄の針/Pithing Needle》、森14

4ターン目 全軍攻撃、森8。森がエンドに《知識の渇望/Thirst for Knowledge》すると《黒焦げ/Char》、森4。

アンタップ、アップキープ、ドロー。灰。

ぶぶんぶんぶん。

森 1 – 1 Leong

Game 3

《ウルザの激怒/Urza's Rage》を刻印した《金属モックス/Chrome Mox》を経由して、森は願いを込めつつ1ターン目に《等時の王笏/Isochron Scepter》を設置。頼む、禁止しないでくれと。

はたして、《真髄の針/Pithing Needle》は有るのだろうか?

Leong はフェッチランドをセット。これを起動してライブラリーから土地を出すと、マナを引き出す。出てくるのは何か?

《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》、セーフ!

「よし!」

思わず、森も鋭く呟く。

だが、《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》をどうするべきだろうか? 森は考える。直ぐに燃やすべきか、それとも土地をタップしてカードを引くべきか。二つの刻印によって、森の手札は既に2枚にまで減ってしまっている。悩んだ末に、森はカードを選択。

その判断により寿命が伸びた《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》の攻撃で、森18。《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》がその横に追加される。

さすがに4点クロックは厳しい。今度は森が火力を選択。タップ済みの《永岩城/Eiganjo Castle》を見ながら、悪さをする前に《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》をお仕置き。

だが、ここで流れががらりと変わる。《等時の王笏/Isochron Scepter》に《解呪/Disenchant》が飛んだのである。一気に除去とドロー能力を奪われた森は、窮地に立たされる。更に、《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》までもが登場。

気合いを込め、叩き付けるようにドローする森。だが、行ったアクションは、《金属モックス/Chrome Mox》に《対抗呪文/Counterspell》を刻印だ。土地・除去、その何れも引けていないのである。

Magma Jet

そこから、《稲妻のらせん/Lightning Helix》や《吸収/Absorb》、《対抗呪文/Counterspell》といったカードで必死の防戦を続ける森だが、いかんせん相手の動きが細かい。1マナのカードに2マナ以上のカードで対処をしているわけで、ついつい隙が出来てしまうのだ。それをまとめて流す《神の怒り/Wrath of God》でも引ければ違うのだが、そうはならず、森の前には、二体の《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》と《ゴブリンの軍団兵/Goblin Legionnaire》が並んでしまった。

森はメインで《知識の渇望/Thirst for Knowledge》を使用。ライフは既に9まで減っている。相手の墓地には1枚のカード。次のターンに、《ゴブリンの軍団兵/Goblin Legionnaire》と《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》1号が攻撃すると3点。《ゴブリンの軍団兵/Goblin Legionnaire》が飛ぶと2点。飛んで墓地に落ちた《ゴブリンの軍団兵/Goblin Legionnaire》を《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》2号が火力にすると更に2点。3+2+2=7。そう、つまり既に場で7点までもが見えてしまっているのである。

何もしなければ、猶予は僅かに2点。

なのに、《マグマの噴流/Magma Jet》が!

これはなんとか《対抗呪文/Counterspell》する森だが、残された脅威を対処する術はなく。炎の軍団の前に、森、陥落である。

あと1勝が、遠い。

Leong 2 – 1 森

Ding Leong

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Katsuhiro Mori

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