Round 6: 諸藤 拓馬(福岡) vs.
三原 槙仁(千葉)

Posted in Event Coverage on June 23, 2012

By Wizards of the Coast

 初日折り返しを越えた第6回戦から、世界選手権団体戦・優勝経験者同士の試合をお送りしよう。

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 諸藤 拓馬は、2005年日本王者かつ、世界選手権団体戦優勝者。
 「魔王」三原 槙仁は2006年世界王者であり、2011年の世界選手権団体戦優勝者。

 諸藤はこれがモダンの大会に出るのは二回目。しかも、一回目は福岡で行われたグランプリ横浜トライアルなのだという。

 対する三原は忙しい仕事の合間を縫って大会に参加し続ける社会人プレイヤー。
 伝説のデッキ「レイザートロン」をはじめとして、ドラゴンストーム、ヴァラクートなど、時代に応じてコンボデッキを縦横無尽に使いこなしてきた。
 今日はどんなコンボを持ち込んだのだろうか。

 二人は元々同じ九州勢で、「レイザートロン」のデザイナーとプレイヤーという深い間柄でもある。
 盟友かつ「世界」を知る者同士の対決。名勝負を期待しよう。

ゲーム1

諸藤 拓馬

諸藤 「俺親和やけん、先攻もらうよ。」

 高らかな宣言通りダイスロールに勝利した諸藤は、力強く7枚キープ。
 覗いてみればそこには、

 という最高に近い手札である。

 対する三原は1マリガンを背負ってのスタート。

 諸藤は1ターン目から、《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》《オパールのモックス/Mox Opal》《空僻地/Glimmervoid》《バネ葉の太鼓/Springleaf Drum》《頭蓋囲い/Cranial Plating》と展開。

 対する三原は《信仰無き物あさり/Faithless Looting》から《エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria》と《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》を捨てる。
 どうやらリアニメイト系デッキのようだ。

諸藤 「何そのデッキ? そんなんあるの?」

三原 「うん。あるんだよ。...まあ、あんまりないけど。」

 2ターン目、諸藤は《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》をプレイしたうえで、《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》に《頭蓋囲い/Cranial Plating》を装備してアタック。
 早速5点のダメージ。三原に残された時間は少ない。

 しかし、三原は次なるターンも《信仰無き物あさり/Faithless Looting》を唱えるのみ。
 《けちな贈り物/Gifts Ungiven》と《村の鐘鳴らし/Village Bell-Ringer》が墓地に送られる。

 そして、諸藤が《エーテリウムの達人/Master of Etherium》を戦場に送り出すと、コンボを決められなかったのか、三原はカードを片付け始めた。

諸藤 1-0 三原

諸藤 「なにそれ? 檻(《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》)とか入れればいい?」

三原 「んー。どうかな? それにしても、親和辛いなー。調整の時ボコボコだったんですよ。」

諸藤 「でもこっちもサイドわからんからねー。」

 互いに悩みながらも、どこか楽しそうに見えるのは盟友ゆえだろうか。

ゲーム2

三原 槙仁

 先手を取ったものの1マリガンの三原に対し、諸藤は再び7枚スタート。

 1ターン目、2ターン目と土地を置いてターンを返す三原。

 諸藤は《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》《信号の邪魔者/Signal Pest》と、1ターン目こそ大人しかったが、2ターン目には《鋼の監視者/Steel Overseer》を呼び出す。

諸藤「《紅蓮地獄/Pyroclasm》はやめてね。」

三原「持ってないんですよね。」

 ほっと一安心?の諸藤だったが、3ターン目のアップキープに三原が唱えたのは《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》。
 マナを縛ると同時に、《欠片の双子/Splinter Twin》コンボの構え。

 しかし、諸藤は1ゲーム目の《村の鐘鳴らし/Village Bell-Ringer》から三原のデッキを読んでいた。
 《倦怠の宝珠/Torpor Orb》を戦場に。

倦怠の宝珠

 コンボを決められなくなった三原は《欠片の双子/Splinter Twin》を握り締めたままターンエンド。

 諸藤は、更なる脅威として《大霊堂のスカージ/Vault Skirge》《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》とプレイしてから《鋼の監視者/Steel Overseer》を起動する。
 これで、三原のライフは一桁に。

 残されたラストターン。三原は「勝ち」を模索する。
 諸藤のエンドに《けちな贈り物/Gifts Ungiven》から、

をサーチ。

 諸藤は長考し、この中から《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite》と《堀葬の儀式/Unburial Rites》を三原に渡す。

 黒マナを引けば《目覚ましヒバリ/Reveillark》を釣り上げてターンを稼げたはずの三原だったが、山札のトップは応えてくれなかった。

諸藤 2-0 三原

 

By Takamasa Sato

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