
崖っぷち 3-2 ラインにしか日本勢は残っておらず、Circle Money Draft あらため CMD 、Anchans、Executioners だけが 3rd Sealed 全勝というわずかな可能性にすがることとなったのだ。
森勝洋 vs. David Boyd
Game 1
お互いが R-U-W というミラーマッチ。
Cromatic Sphere を経由して Stormscape Familiar を David が展開すれば、森も Samite Pilgrim をサモンという立ち上がり。この後 Coalition Honor Guard をお互いが展開しあうという状態となり、Haunted Angel を召還できた David だけが一方的にライフを削っていくという試合運びとなった。
残りライフ 1 という窮状で、起死回生をはかるべく森勝洋は "Wrath of God Giant" こと Desolation Giant を Kicker で召還 !
これによって 3/3 の Giant だけでなく Haunted Angel の「影武者」である 3/3 Flyer を手に入れ、さらに 2/2 の Shoreline Raider を展開できたことで、逆転をうかがえそうな雰囲気がないでもない。なにせ David の陣営はノークリーチャーとなってしまっているではないか。
しかし、David はあわてず騒がず Hobble を Angel トークンにエンチャントし、Protection:Red の Crimson Acolyte を召還。 . . . トップデッキしてきた Repulse を Shoreline Raider に打ち込んだことで森勝洋の防御網を突破してみせたのだった。
David Boyd 1-0
Game 2
打って変わって 2 戦目は森勝洋はこの Mirror Match を Sunscape Master という一枚のカードで完封。Bounce & Flyer 戦略であっさりと星を取り戻したのだった。
. . . この段階で藤田修が勝ち、石田格が敗れたため、勝敗が若き Rookie of the Year 受賞者の腕にかかることとなったのだった。
森勝洋 1-1
Game 3
悲報がとどく。同じライン上で踏ん張っていた Executioners が 0-3 で無残な討ち死を遂げてしまったというのだ。
残る可能性は CMD と Anchans となったわけで、森としては落とせないマッチという思いが強くなったものだっただろう。
. . . そして、David Boyd の「鬼まわり」という残念な結果に終わってしまうことになる。
Tidal Visionary 、Dega Disciple 、Haunted Angel、Living Airship とクリーチャーを連打。森はこれを Shackles と相打ち戦略とで何とか対処しようと試みたものの、やはり「漏れ」がでてしまうこととなる。何とか Living Airship を Repulse からの Exclude でカウンターして見せたことで「 . . . 何とか凌いだか . . . 」といった雰囲気にも見えたのだが、無情にもここで David が Raka Sanctuary をトップデッキしたのだ!
Desolation Giant Kicker からの逆転劇を夢見た森勝洋と Anchans の Team Mates 達であったのだが、確立されてしまった Raka Sanctuary を崩すことはできなかったのであった。
David Boyd 2-1
Final Result:LEFTOVERS 2-1