Round 6 Feature Match: Anchans VS Team T.T.T.

Posted in NEWS on December 30, 2015

森慶太

 初日全勝を賭けての栄えある最終戦フューチャーマッチ。

 「今日はまじめにアンちゃん(ただのそこらへんの兄ちゃん=それほど強くも無い所謂 BTI プレイヤー)としか当たらなかったのがラッキーだった」・・・というのが Anchans の面々の正直な感想であったようだ。確かに、これまでは ABU とも Antarctica とも当たっていないし、日本勢同士の潰し合いにも至っていないではないか。
 ともあれ、予選ラウンドが 9 回戦しかないわけだから、ここで 6 連勝を果たしておけばベスト 4 当確へのマジックナンバー 1 が(おそらく)点灯することになるのだ。

 ところで、いわゆる Hometown Hero 対侵略者日本勢という単純明快な構図が台北の観衆を多く惹きつけていたマッチであった。しかも Doctor Wong 率いるこのチームは 5 ラウンド目のフューチャーマッチにおいて Jon Finkel 御大率いる Antarctica を蹴散らして観衆に歓声をあげさせたばかりのチームであったということもあり、いかにも「舞台が出来上がっている」感も強かった。
 一口で言うのなら、Anchans は明らかに「悪役」であった。

 ちなみに、チームプロフィールで紹介した Team T.T.T.の Cheng Yu Weng 選手とは Doctor Wong の本名であることをここでご紹介しておきたい。

石田格 VS Doctor Wong 

 今日の Anchans のマッチアップはこの一戦に集約されてしまっているといってしまってさえいいだろう。

 シチュエーションは藤田が 2-0 でマッチに勝利し、森が 0-1 と先取されてしまっているという状態で、肝心の石田 VS Wong のスコアは 1-1 という段階だ。
 いわゆる白熱した展開というやつか。

 ・・・そして、石田はとんでもないことをやらかしてみせたのだった。
 なんと、リミテッドでファイヴターンキルを果たしたのである。

 簡単に再現しよう。

 先手石田、2 ターン目に Yavimaya Barbarian を召喚。
 3 ターン目に Raging Kavu を召喚して 2 体でアタックし、Wong のライフは 15。
 4 ターン目にも Yavimaya Barbarian を召喚して、2 体のアタックによって Wong のライフを 10 点まで削る。Wong も Worldly Counsel からの Shoreline Raider をブロッカーとして召喚して抵抗。
 オチの 5 ターン目、石田はキッカーで Magma Burst をキャストしてブロッカーを除去しつつ Wong のライフを 7 点にまで削り、 3 体のフルアタックでピッタリ 0 点・・・といった具合であった。

Wong「フォーマットが違うなあ・・・」

石田「あれ・・・、ひょっとしてノッテきちゃった?」

 森勝洋は「気が緩んでいいかげんにやっちゃった」とのことで消化試合を落としてしまったわけだったが、栄えある初日全勝をチームとして成し遂げられたという事実の前には、それは些細な出来事でしかなかったかもしれない。

 誰がいったか、こんな台詞が印象的だった。

「・・・黄門様も弱くはないんだけど、スケさんとカクさん活躍しすぎじゃない?」

Anchans 2-1

6-0 on Day 1