シールドテクニック「これぞギルド門」

Posted in Event Coverage on March 2, 2013

By Hisaya Tanaka

 今回のシールド戦において、プレイヤー・ジャッジ・カバレッジスタッフの間で話題となったデッキがある。殿堂プレイヤー・津村 健志に「あのデッキはすごい。特集してください。」と言わしめたシールドデッキを作り上げたのは、山口 聡史(愛知)。グランプリ・横浜2012でもTOP8に進んだ経験のある彼は、独特のシールドデッキ構築を行い11回戦のシールド戦を勝ち残り、再びTOP8に残るためドラフトラウンドへと駒を進めた。

山口 聡史

Yamaguchi, Satoshi / グランプリ・横浜2013 シールド・デッキ


 そうタイトルにもある通り、彼のデッキの最大の特徴は「ギルド門」。

オルゾフのギルド門

 全部で7枚もの「ギルド門」がデッキに使われている。津村をはじめとして彼の対戦を見た多くのプレイヤーたちは、「ギルド門」をタップし《はじける境界線》で対戦相手のライフを削るこのデッキに、心の底からときめいたのだ。

はじける境界線

――「カードプールを見て、ぱっとこの門デッキを作ろうって考えたのですか?」

山口「いえ、最初はボロスとグルールを並べました。でもあまり攻めることができないデッキになってしまった上に、《魂の代償》と《無慈悲な追い立て》といったレアも使いたかったので、エスパーで組んだのですが、これもカードが全く足りませんでした。」

――「そこからどのように門デッキになったんでしょうか。」

山口「初めから門は多いなと思っていました。そこに門関係のカードもあったので、門デッキが成り立つなと感じました。」

――「《はじける境界線》などですね。どのくらい活躍したのでしょうか?」

山口「実は一番活躍したカードは《はじける境界線》でなく、《門の維持》なんですよ。」

――「え、そうなんですか? 完全に勘違いをしていました。」

門の維持

山口「見てもらうとわかるのですが、このデッキ、5マナ以上のカードがほとんど入っていません。《門の維持》を貼って、延々と耐え続ける形がこのデッキの動きですね。この環境はメインに入るエンチャント破壊が《天使の布告》くらいしかないので、なかなかこのエンチャントが除去されないんです。」

――「なるほど。」

山口「その後、《門道の影》で対戦相手を倒しに行くというのが一番多かったですね。《オルゾヴァの贈り物》をつけて、警戒・絆魂・パンプ能力になった事があって、簡単に終わりました。」

――「しかしこういった方向性をよく見出すことができましたね。」

山口「実はシールドの練習をしていた時に、「ギルド門」8枚、《門の維持》2枚というカードプールの時があったんです。もう少し5マナ以上のカードもありましたが。」

――「では、その練習の経験が今回の本番につながったということですね。」

山口「そうですね。」

――「ありがとうございました。」

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