ショートインタビュー:
トップ8ドラフト!

Posted in Event Coverage on March 2, 2013

By Masami Kaneko

 2日間かけた戦いも、この決勝ラウンドを残すのみとなった。

 チャンピオンが決まるこのドラフト、それぞれが緊張した面持ちでテーブルに着く。

 それぞれのドラフト戦略は。パックの女神は誰に微笑むのか?

 ここではトップ8ドラフトの様子を、各プレイヤーへのショートインタビューという形でお伝えしよう。

 テーブルの並びは以下の順番だ。

Black―趙―白石―三原―日比野―本村―北山―石村―
トップ8ドラフトの様子

Sam Black

――初手のカードは?

 《真火の聖騎士

――デッキの種類は?

 ボロスタッチ緑(《ザル=ターの豚》、《瓦礫鬼》、《冠角獣》など)

――デッキについて感想をお願いします。

 強いか弱いかはわからないね。そこそこだと思うけど。絶対勝てるとはいえないけど、面白いデッキになったと思うよ。

Samuel Black


 1位抜けのSam Blackのデッキは、ボロスの軽量クリーチャーによるビートダウンを基盤とした、ボロスタッチ緑。タッチのカードは主に強力なクリーチャー兼湧血能力であり、ボロスのスピードの上から一撃死を狙うデッキになった。《空騎士の軍団兵》《はた迷惑なゴブリン》の速攻クリーチャーによるビートダウンが強烈で、特に《はた迷惑なゴブリン》はクリーチャーのラインナップが強力なサムのデッキではとんでもない強さになるだろう。

 反面、マナベースには多少の不安を抱えており、ちゃんとデッキが回るかどうかがキーとなりそうだ。


趙 天宇

――初手のカードは?

 《ダスクマントルの予見者

――デッキの種類は?

 ディミーア

――デッキについて感想をお願いします。

 コントロール寄りのデッキだから、どうなるかわからないね。そこそこ強いと思うんだけど。

Zhao, Tian yu


 上家も下家もボロスという挟まれた形になった趙のデッキは、当然の成り行きながらコントロールになった。除去の詰まったディミーアであり、初手の《ダスクマントルの予見者》が光る。ライフで先行されずに盤面を作ることができれば勝利は目前だろう。


白石 知巳

――初手のカードは?

 《ウォジェクの矛槍兵

――デッキの種類は?

 ボロス

――デッキについて感想をお願いします。

 弱いですね! 流れが厳しくて……。

Shiraishi, Tomomi


「弱いですね!」と力強く笑って答えてくれた白石。上下と被っているわけではないのだが、2つ上のSamのデッキとがっつり色が被っており、そこで必要なカードが取られてしまったのだろう。逆回りの時には流れが良かったはずだが、ここは下家の三原に白のカードが吸収されてしまったか。

 とはいえ、軽いパーツはあるので、いわゆる「ブン回り」で勝つことも十分に考えられるのがボロスというギルド。十分に頑張れる。


三原 槙仁

――初手のカードは?

 《オーガの貧王

――デッキの種類は?

 オルゾフ

――デッキについて感想をお願いします。

 8位抜けだから全部後手が確定してるので、オルゾフ決め打ちました。

 軽いところもしっかり取れてスゴい強いデッキになったと思います。

Mihara, Makihito


 はっきりと意思をもって決め打ちを敢行したという三原は、ポジションにも恵まれて強力なオルゾフが完成した。「8位で抜けたから全部後手になる。」そのうえで決め打ちという戦略をとれることから、三原の環境への深い理解がうかがえる。確かにこの環境のギルドで一番後手でも良いのはオルゾフだろう。

 《従順なスラル》《肉貪り》といった軽いパーツを揃えたうえ《オーガの貧王》《陰鬱の始源体》というレアにも恵まれ、文句なしの強力なオルゾフができあがった。


日比野 泰隆

――初手のカードは?

 《両生鰐

――デッキの種類は?

 グルール

――デッキについて感想をお願いします。

 流れに恵まれてかなりデッキが強くなりました!

 特に3パック目の2手目《ドムリ・ラーデ》、3手目《一族の誇示》はすごかったです!

Hibino, Yasutaka


 流れに恵まれたと語る日比野、それもそのはず、3パック目で2枚の強力レアを上家の三原から流してもらっているのだ。デッキの骨子もしっかりしているため、あとはレアがしっかり炸裂すれば勝利は目前だろう。

 あとはレアが引けるのか、レアが引ける前に負けないか、そこがキーとなるはずだ。


本村 知也

――初手のカードは?

 《雨雲を泳ぐもの

――デッキの種類は?

 シミックタッチ《夜翼の呼び声

――デッキについて感想をお願いします。

 正直厳しいですね……。流れが厳しくなっちゃってました。シミックが多かったわけではないと思うんですけどね……。

Motomura, Tomoya


 デッキに自信の無さげな本村は、しかし卓に一人のシミックだ。しかし運の無いことにシミックのカードはパックに恵まれず、3パック目の序盤などほとんど何も取るものの無い悲惨な状況。デッキは2枚ずつの《氾濫の始源体》と《雨雲を泳ぐもの》の入った重シミック。あまりに重いため、3パック目で《雲ヒレの猛禽》よりも《シミックの魔鍵》を優先したほどだ。

 その重量級カード達が働くのか? 熱戦に期待しよう。


北山 雅也

――初手のカードは?

 《聖堂の金切り声上げ

――デッキの種類は?

 オルゾフ

――デッキについて感想をお願いします。

 途中ボロスと迷ってしまって苦しかったですね。もう少しはっきりとオルゾフに進めれば良かったんですが、1パック目の遅い順目でボロスのカードが流れてきてしまって……。でも出来たデッキはそこそこですかね。

Kitayama, Masaya


 自信無さげに語る北山だが、実際のところ《天使の散兵》を含む綺麗なオルゾフを組み上げた。3枚の《聖堂の金切り声上げ》をはじめとしてしっかりとしたクリーチャーベースのデッキを作成しており、マナカーブも低マナ域に寄っていて十分戦えるといえるだろう。


石村 信太朗

――初手のカードは?

 《ゴーア族の暴行者

――デッキの種類は?

 グルール

――デッキについて感想をお願いします。

 残り数枚で《旧き道の信奉者》が取れたり、流れも良くてデッキは弱くはないですね。

Ishimura, Shintaro


 しきりに「弱くはない」と答え、決して「強い」とは言わなかった石村は、しかしとても強力なグルールを組み上げていた。

 マナカーブは低マナに寄っており2マナ域がぎっしり。しかもそのうち3枚は《皮印のゴブリン》であり、別の働きもしてくれる。湧血クリーチャーが多く、押せ押せの展開から隙を見て湧血を叩き込める理想的なグルールになったといえるだろう。本人は「弱くはない」としか言わなかったが、十分に自信のある表情だった。


 それぞれのドラフトは成功したのか?失敗したのか?

 はたしてこのドラフトの結果、勝ち上がるのは誰なのか?

 決勝ラウンドの熱戦に期待しよう。

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