第4回戦:行弘 賢(和歌山) vs. 杉浦 琢弥(東京都)

Posted in Event Coverage on March 1, 2013

By Hisaya Tanaka

 第4回戦が始まる。ここからBye3を持ったプレーヤー達が登場だ。

 多くの強豪プレーヤー中でフューチャーテーブルに呼ばれたのは、行弘 賢(和歌山)だ。1月に行弘が優勝したグランプリ・シンガポールのフォーマットは『ラヴニカへの回帰』のリミテッド。まさにリミテッド王者としてのグランプリ参戦となる。

 対戦相手の杉浦は、東京のショップを中心にマジックをプレイしているプレイヤーだ。Byeなしから3連勝で4回戦を迎え、プロプレイヤー行弘との激突となった。

ゲーム1

行弘 賢

 ダイスロールにより行弘が先手を選択。しかしマリガンを選択し山札をささっと確認。一方杉浦も一緒にマリガンをし、二人して苦笑。お互い手札が6枚となったところでキープとなりゲームが開始された。

 行弘は《従順なスラル》、杉浦は《ボロスの精鋭》と二人とも最高の立ち上がり。しかし行弘はこれで止まらなかった。2ターン目に《ヴィズコーパのギルド魔道士》、3ターン目に《死教団のならず者》と、マリガンとは思えない展開で杉浦をあっという間に追い詰める。

 一方、杉浦は《ボロスの魔鍵》、《オルドルーンの古参兵》と展開する。しかし行弘は、5ターン目に《肉貪り》をプレイし《ボロスの精鋭》を除去すると、前のターンに召喚した《第6管区のワイト》を含め、4体での総攻撃。《オルドルーンの古参兵》と《ヴィズコーパのギルド魔道士》が相打ちとなるが、《死教団のならず者》が残る盤面にもかかわらず、杉浦のライフは7となってしまった。

 杉浦は、行弘の手札に除去があったら負けと腹をくくって《鱗剥ぎの捕食者》を戦場へ。その祈りが通じたのか、行弘は《死教団のならず者》だけで攻撃をしてターンを終了。ここで杉浦は《ザリーチ虎》をプレイ。除去ではないが、《死教団のならず者》への回答を見出した。

 ここでやっと4枚めの土地を引いた行弘だったが、前のターンと同じように《死教団のならず者》で攻撃をしてエンド。《ザリーチ虎》の召喚酔いが解除され一安心の杉浦は、《戦心の歩兵》を出し守りを固める。

 やっと5枚めの土地を引いた行弘が、再度《死教団のならず者》で攻撃すると、ついに杉浦が反撃にではじめた。《大規模な奇襲》で《死教団のならず者》を除去すると、返しに《聖なるマントル》を《鱗剥ぎの捕食者》にまとわせアタック。ついに行弘のライフを減らし始めた。

 たまらず行弘は《天使の布告》でこの脅威を除去するも、杉浦も《天使の布告》をプレイして《第6管区のワイト》を除去。そして《ザリーチ虎》たちが攻撃をしかける。このギリギリの攻防で《ザリーチ虎》が攻撃した事に疑問を覚えた行弘だが、今引いた《重要人物のペット》を戦場に出すしかできない。杉浦は《ボロスの魔鍵》を起動し、《戦心の歩兵》とともに大隊で攻撃。《強打》でこの攻撃を凌いだ行弘だったが、次のターンの杉浦の攻撃で1体スルーをすると、《ザリーチ虎》が攻撃をしかけた理由である《焦土歩き》が湧血され、行弘のライフは0となった。

杉浦 琢弥

行弘 0-1 杉浦

ゲーム2

 1本目を取られた行弘はふたたび先攻を選択し、無事7枚でキープ。ところが杉浦はダブルマリガン。苦しいスタートとなってしまった。

 お互いに1ターン目は土地を戦場に出してエンド。行弘は2ターン目に《徴税理事》を、杉浦は《ウォジェクの矛槍兵》の展開。続くターンで行弘は《排水路潜み》を出しながら強請を起動する。杉浦は《くすぶり獣》を出してエンド。こちらもダブルマリガンとは思えない非常に良い動きだ。さらに《ボロスの精鋭》、《暴動用具》と展開をし、4枚めの土地が置けず《聖堂の護衛》を出すのみにとどまった行弘に対して、次のターンに攻撃をしかける様相を見せる。

 ここで行弘は《徴税理事》で攻撃。どのようにブロックをしても次のターン大隊が誘発しなくなるため、杉浦はこれをスルー。続いて《地底街の密告人》を出した行弘に対し、《暴動用具》を《ボロスの精鋭》に装備し、杉浦が攻撃をしかける。 大隊を止めるためにも相手の数を減らしたい行弘は、《くすぶり獣》をダブルブロックで倒しに行く。これで盤面が綺麗になった行弘は、《徴税理事》と《地底街の密告人》で攻撃に行くと、追加で《ヴィズコーパのギルド魔道士》を戦場に送り出す。

 《はた迷惑なゴブリン》でもう一度攻撃を仕掛けた杉浦だったが、行弘に適切なブロックをされると、万策尽きたと投了を宣言した。

行弘 1-1 杉浦

ゲーム3

 最終ゲームは杉浦が先手を選択し、ついにお互いに7枚キープでゲームが始まる。

 後手の行弘が1ターン目に《従順なスラル》を展開すると、杉浦は《強盗》でこれを除去し、遅刻してきた《ボロスの精鋭》を戦場に。行弘は《排水路潜み》、《地底街の密告人》と、1ゲーム目を再現するかのように綺麗な周りを見せる。3ターン目に《盲従》を出した杉浦は、4ターン目に強請をしながら《はた迷惑なゴブリン》を出して攻撃をしかけるも、行弘が守りの要である《聖堂の護衛》をプレイ。

 《はた迷惑なゴブリン》が攻撃できなると困る杉浦は、《天使の布告》で《聖堂の護衛》を除去すると、次々と攻撃をしける。しかし行弘が強請をしながら、《予言のプリズム》《騎士の見張り》《炎まといの報復者》と展開をすると、杉浦はあっという間に守勢に。《炎まといの報復者》が大隊で攻撃をし《稲妻のらせん》すると、その守りも崩壊し投了することとなってしまった。

行弘 2-1 杉浦

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