第8回戦:石村 信太朗(埼玉) vs. 新田 有紀(東京)

Posted in Event Coverage on March 1, 2013

By Yugo Tsuda

 ここまでの戦いを7連勝で勝ち上がってきた二人のマッチアップ、既に初日通過は果たしているがTOP8入りという次なる目標のために1つでも多く勝ち星を稼いでおきたいところ。

 新田は積極的にイベントに参加しているプレイヤーで、グランプリはもちろん、プロツアー予選やグランプリトライアルでも遠征をしている。対する石村はどうしてもMagic Onlineでのすさまじい活躍ぶりが目立ってしまうが、参加したイベントではしっかりと結果を残しているのは流石の一言。

 新田は現在東京在住だが長いこと埼玉県民だったそうで、2人は知り合いらしく談笑しながらシャッフルをしている。

ゲーム1

 ダイスロールに勝った新田が先手を選択、両者マリガンなし。

 新田は《皮印のゴブリン》、《グルールの魔鍵》と2、3ターン目に展開する。石村も《ボロスの精鋭》、《果敢なスカイジェク》、《宮廷通りの住人》と順調に展開していく。

 続くターン新田の出した《ゴーア族の暴行者》が次のターンにこのゲーム初めてのダメージを与え、石村は《サンホームのギルド魔道士》を出してチャンスを伺う。

 新田は《グルールの魔鍵》のマナ加速を受け、5ターン目に《鋳造所の勇者》。能力で《サンホームのギルド魔道士》を倒すというビッグアクション。

 だが石村も負けていない。《要塞のサイクロプス》を出して、《宮廷通りの住人》の能力で《鋳造所の勇者》をタップして3体で攻撃。《宮廷通りの住人》と《皮印のゴブリン》が相打ちになり6点のダメージを与える。

 新田は《グルールの魔鍵》を起動して、こちらも3体で攻撃。石村はこれをすべて通して11点のダメージが入り、ライフが5に。

 大きなダメージを負った石村だが、返しのターンで唱えたのは《正義の突撃》。

正義の突撃

 新田のライフが一気に0を割り、激しい殴り合いを石村が制してゲームを先取した。

石村 1-0 新田

 石村は大きくデッキの内容を替えている。ゲーム1はボロスカラーで展開しつつ《》を置いていたが、今シャッフルしているデッキには青と黒のディミーアのカードが多く見受けられる。どうやらエスパーカラーのようだ。

ゲーム2

新田 有紀

 再び新田が先手に、初手を見てすぐにマリガンして6枚でキープ、石村は7枚でスタート。

 新田は淡々と《》と《平地》を2枚ずつ置くのみで4ターン目までアクション無し。

 《平地》《》まではゲーム1と変わらない石村だが、3ターン目に《》を置いて《死教団のならず者》、次のターンには《欄干のスパイ》を追加して4点クロックに。

 新田は5ターン目に《ヴィーアシーノの軸尾》を出し反撃を開始する。さらに《鋳造所の勇者》を唱えるが、これは《呪文裂き》に阻まれる。

 返しのターンで石村は《死の接近》で《ヴィーアシーノの軸尾》を除去し、ダメージを重ねていく。異なるタイプのデッキを巧みに操るさまは実に見事だ。

 ライフを守りたい新田は《千年王国のガーゴイル》と《強打》で《欄干のスパイ》を倒すことに成功するが、石村が出したのは2枚目のスパイ。

 新田は《ウォジェクの矛槍兵》、《大規模な奇襲》と続けて唱えて《死教団のならず者》の方を除去する。石村はスパイでの攻撃を続け、《外出恐怖症》を《ウォジェクの矛槍兵》を無力化。

 新田も《グルールの憤怒獣》、格闘で《欄干のスパイ》を倒しつつ脅威を展開するが、石村は冷静に《天使の布告》でこの大物を追放する。攻守が逆転し《千年王国のガーゴイル》がダメージを与えるが、これも《死の接近》ですぐに退場。

 しかし新田は《グルールの憤怒獣》2枚目を出し、《欄干のスパイ》を倒してついに石村のクリーチャーを全滅させる。

グルールの憤怒獣

 石村は《ウォジェクの矛槍兵》についていた《外出恐怖症》を《グルールの憤怒獣》に付け直してターンを返し、攻撃してきた《ウォジェクの矛槍兵》を《処刑人の一振り》で対処。

 新田の展開していく《ザリーチ虎》と《航行隊の猛士》も、《オルゾフの魔除け》と《心理的打撃》でさばく。

 残っている新田の《外出恐怖症》がついている《グルールの憤怒獣》が1点ずつこつこつとダメージを刻む。石村は新田のターン終了時に《外出恐怖症》を手札に戻しては引いたカードを見て付け直す。

 そして今まで稼いだ時間で、この行動の答えである《墓所の怪異》に石村がたどり着く。《》から生み出された2倍のマナで《外出恐怖症》が手札と場を行き来することにより、2回の「強請」で自身のライフを3に引き戻しつつ新田のライフを2まで落とす。

 しかし新田は《天使の布告》で道をこじ開け、《皮印のゴブリン》の「湧血」能力でぴったり3点を削り切った。

石村 1-1 新田

 新田はライフのメモを見てこれまでの2ゲームを振り返りながらサイドボードをする。

 石村はデッキをゲーム1の構成に戻している。

ゲーム3

石村 信太朗

 石村に先手が渡り、両者ともキープを宣言。

 2ターン目に「デッキが戻りました」と言いながら石村は《平地》《》から《徴税理事》を唱え、新田も《ウォジェクの矛槍兵》を出す。石村は《ボロスの魔鍵》でのマナ加速を経て《突撃するグリフィン》を「強請」つきで追加。

 新田は《戦心の歩兵》で攻撃し、《炎樹族の使者》、《皮印のゴブリン》と怒涛の展開を見せる。しかし石村も上から攻撃しダメージレースを受けて立つ。

 引き続いて新田は《騎士の見張り》、《空騎士の軍団兵》と数での優位性を活かして攻めるが、石村はブロックして受けていく。

 こうなるとじわじわと「強請」のライフの差し引きが効いてくる。

 石村は《強盗》、《オルゾフの魔除け》で除去も追加して新田を追い込むと、そのまま残りのライフを削り切ったのだった。

石村 2-1 新田

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