第14回戦:宮下 尚之(埼玉) vs. 三原 槙仁(千葉)

Posted in Event Coverage on March 2, 2013

By Tetsuya Yabuki

 シールドと合わせて13ラウンドにおよぶ長い戦いを経て、しのぎを削るプレイヤーたちはファースト・ドラフト最終戦へとたどり着いた。この先もまだ、戦いは続く。これまでの戦いを振り返って談笑する三原 槙仁、宮下 尚之の両名は、互いの健闘を祈り、握手を交わした。

 笑顔を見せる宮下。

 凛と構える三原。

 ここまでファースト・ドラフト2戦を勝ち抜いた両者が激突する。

ゲーム1

 先手を得た三原が2ターン目《第6管区のワイト》でスタートを切ると、宮下もその返しに《徴税理事》を向かわせる。三原はこれを《肉貪り》し、彼の《第6管区のワイト》が2/2に。宮下は続けて《両生鰐》を繰り出すが、三原は《オルゾフの魔除け》を差し向け、《第6管区のワイト》のサイズが再び上がった。

 宮下が「これで止まってくれ」と祈るように《ゴーア族の暴行者》を盤上に配置すると、《第6管区のワイト》の攻撃は止み、三原は《カルテルの貴種》を戦線に加えた。その後は宮下が2枚目の《徴税理事》、三原が《千年王国のガーゴイル》とそれぞれ展開してターンを渡す。

 にらみ合いになるかと思われたその矢先、宮下が《軍勢の集結》を置いた。

軍勢の集結

 強力なレアの登場に眉を上げる三原だが、《千年王国のガーゴイル》で攻撃後、《騎士の見張り》で盤面を強化した。

 兵士トークンが1体、宮下の戦場へ。彼は盤面を維持してターンを渡した。三原は《ヴィズコーパの聴罪司祭》にライフを支払い、宮下の手札が《》2枚であることを明かす。1枚を追放し、《千年王国のガーゴイル》で攻撃を続けた。

 兵士トークンが2体、宮下の戦場へ。彼は《緑側の見張り》を追加して強請し、ターン・エンド。三原は《千年王国のガーゴイル》で攻撃後、《排水路潜み》と《贖罪の高僧》を同時展開する。

 兵士トークンが3体、宮下の戦場へ。宮下は6体もの兵士を含む軍勢を構えてエンド。

「考えます」と三原は複雑な盤面をよく見渡し、《ヴィズコーパの聴罪司祭》以外の全員を突撃させた。

 今度は宮下がブロックを吟味する。《第6管区のワイト》には《ゴーア族の暴行者》。《排水路潜み》に《緑側の見張り》。《騎士の見張り》で出撃した騎士トークン2体には、それぞれ兵士トークン3体ずつが向かった。

戦場で大軍同士がぶつかる。

 戦闘を解決した三原が唱えたのは、X=2の《不死の隷従》。これで先ほどの戦闘で墓地に落ちた《第6管区のワイト》と《排水路潜み》が戦場に戻る。

 兵士トークンが4体、宮下の戦場へ。彼は《聖堂の護衛》を加えてターンを終えた。攻め込みたい三原だが、《ゴーア族の暴行者》が睨みを効かせる。三原は《千年王国のガーゴイル》と《贖罪の高僧》で攻撃し、宮下はこれを通した。

 兵士トークンが5体、宮下の戦場へ。あっという間に11体もの兵士が並んだ。少し時間を置いて考える宮下の手札から現れたのは、なんと2枚目の《軍勢の集結》。宮下が兵士トークンたちで攻撃し、何体かが三原のクリーチャーに返り討ちにあったが、それでもなお7体が通る。三原は《軍勢の集結》2枚を前に対処する手段は見出せず、その物量に押し込まれ、次のゲームへ気持ちを切り替えた。

宮下 1-0 三原

 サイドボードで《軍勢の集結》への対処法を懸命に探る三原。続々と結集する兵団を前に、三原はどう戦うのか。

ゲーム2

 後手の宮下が《徴税理事》を出して2ゲーム目が動き出す。三原は《排水路潜み》を繰り出し、両者はパワー2同士の殴り合いを始めた。

 宮下が《燃えがらの精霊》、三原は《騎士の見張り》と、ダメージ・レースは早い展開で進み、三原が《突撃するグリフィン》を戦線に追加したところで宮下が《軍勢の集結》を貼った。

 これに対して三原は、サイドボードから入れたカードを撃ち込んだ。《影切り》。これを《突撃するグリフィン》に暗号化し、一挙に9点ものダメージを叩き込む。《軍勢の集結》が十全に機能する前に押し切るプランだ。

影切り

 宮下の戦場に兵士トークンが出るが、残りライフはすでに4点。彼はひとしきり悩み、エンドを選択した。

 宮下がこの状況をしのぐ可能性を色々と考慮した三原は、最終的に「わからん」と危険を承知でクリーチャーたちに突入を命じ、それを見るなり宮下は投了した。

宮下 1-1 三原

ゲーム3

 再び談笑しながらお互いのデッキをシャッフルする両者。勝負のときが近づくと、両者の顔つきが変わる。

 先に動いたのは後手の三原。1ターン目《スラルの寄生虫》、2ターン目《排水路潜み》と展開する。一方、宮下は2ターン目《徴税理事》から土地が1ターンだけ止まった。《カルテルの貴種》を加えた三原は、《排水路潜み》で攻撃を仕掛ける。

 続くターン、土地を連続で引き込み色マナが揃った宮下は手札を検討し、《地上の突撃》。三原は対象になった《スラルの寄生虫》を生け贄に捧げ、《カルテルの貴種》にプロテクション(白)を付与。宮下の《徴税理事》からの攻撃を牽制する。さらに返しのターン、《聖なるマントル》を《カルテルの貴種》にエンチャントし、プロテクションの種類に(クリーチャー)を加えて攻撃に向かわせた。

カルテルの貴種聖なるマントル
究極生物、降誕。

 宮下は《徴税理事》で攻撃後、《キヅタ小径の住人》をプレイ。三原は《騎士の見張り》で盤面を固める。宮下は悩み考え抜いた末に、《軍勢の集結》を貼った。残りライフは8点で相手側には盤石の《カルテルの貴種》、と残された時間は少ないが、タップ・アウトで勝負カードを繰り出す。

 返しのターン。三原の手札から提示されたのは《影切り》。その瞬間、極限まで集中した両者が生み出す緊張した空間が、三原のサイド・カードによって切り裂かれることとなった。

宮下 1-2 三原

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