Round 13 :藤田 修(大阪) vs. 石田 格(東京)

Posted in Event Coverage on April 21, 2007

By Yukio Kozakai

藤田 修

ベテランの日本勢同士の対戦だ。

既に4敗。崖っぷちを通り越して、「Opp%による神頼み」と語る両者。初日を5勝3敗のギリギリで乗り越えた2人にとって、ここでも敗北は、上位争いからの完全な撤退を意味する。

デッキの話をすると、「ベイビー・スター」「Void」といった、青黒系のコントロールが上位で圧倒的多数を占める中、このイベントで記事を取っていて、初めてお互いに《山/Mountain》(青黒のタッチカラーを除く)を並べあうデッキに出会った。両者とも、デッキが赤緑のビートダウンなのだ。

「赤いビートダウン」と言えば、藤田 修(大阪)に一日の長がある。その昔、「会場にフジシュー(藤田のこと)が多いかどうかでデッキ選択が変わる」とも言われたように、赤いデッキを使うプレイヤーの代名詞とされてきた。赤の歴史に藤田あり。注目だ。

一方の石田 格(東京)は、藤田とは違って《嵐の束縛/Stormbind》型ではない純正ビートダウン。スタンダードの「ラーダステロ」に近い構成を取っており、序盤から数で押すデッキになっている。

ところで、石田が使用している象トークンは。石田自身が監修して本日発売となった、「ウズマジン」なるカードゲームのキャラクターカードだ。記念すべき日に、自らを祝福する勝利を挙げられるか。

Game 1

《ケルドの後継者、ラーダ/Radha, Heir to Keld》が対消滅した後、石田の場には《血騎士/Blood Knight》《獣群の呼び声/Call of the Herd》のトークンが並び、藤田の方は《獣群の呼び声》のトークンと《鋸刃の矢/Serrated Arrows》。先手の速さを生かし、石田がトークンを《死亡+退場/Dead+Gone》で(モードは《退場》)で退けると、大きくダメージを先行させる。

藤田は、返しに《根の壁/Wall of Roots》を出してから《獣群の呼び声》をフラッシュバック。盤上を落ち着かせると、《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss》で石田の《山/Mountain》を破壊。マナを伸ばし、《鋸刃の矢》で石田のクリーチャー群を弱体化させたところに、《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》でスイープ。

石田も2枚目となる《獣群の呼び声》を表裏で呼び出して抵抗するが、《調和/Harmonize》で引き増しした藤田が2枚目の《ボガーダンのヘルカイト》を叩き込むと、完全に勝負あった。

藤田 -1 石田 -0

Game 2

石田がトークンとして使うのは彼が製作に携わった「ウズマジン」のカード

石田は、《ケルドの後継者、ラーダ》のアタックから《硫黄の精霊/Sulfur Elemental》を呼び出し、さらに《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》を待機させ、藤田は《明日への探索/Search for Tomorrow》待機から《根の壁》《鋸刃の矢》と、お互いにほぼ完璧な序盤を見せる。

さらに石田は《獣群の呼び声》でトークンを呼び出し、後詰めにも余念が無い。藤田は《嵐の束縛》と《鋸刃の矢》でこの攻勢をしのぎにかかるが、ディスカードで《ボガーダンのヘルカイト》を失い、後が続かない。《鋸刃の矢》のカウンターが底を尽き、タフネス3の象トークンに対処しにくくなった藤田。さらに《なだれ乗り/Avalanche Riders》が藤田の土地を攻める。

しかし、藤田の手にはさらなる《ボガーダンのヘルカイト》が補充されていた。間一髪で間に合った最強のドラゴンが炎を吐き出し、石田のクリーチャーを焼きにかかる。すると、対象となったクリーチャーを生贄に捧げる事で、《大いなるガルガドン》が眠りから覚め、まずは《根の壁》を粉砕する。

続く攻撃では、《ボガーダンのヘルカイト》をブロッカーに専念させて《嵐の束縛》との合わせ技で《大いなるガルガドン》を除去しようとする藤田に、石田が浴びせたのは《束縛の言葉/Word of Binding》。

「従え!」のフレーバーテキスト通り、ヘルカイトを従えて一気に14点の大ダメージを叩き出した石田がスコアをタイに戻した。

藤田 -1 石田 -1

Game 3

石田 格

石田の《血騎士》と《ワイルドファイアの密使/Wildfire Emissary》、そして藤田の変異が殴りあう。藤田は《ワイルドファイアの密使》に《ユートピアの誓約/Utopia Vow》をエンチャントして無力化し、《ケルドの後継者、ラーダ》を追加してターンを返す。

石田は、展開らしい展開が出来ないまま、淡々と土地を置き続ける。藤田が一瞬考えた《硫黄の精霊》のプランも無い。《ケルドの後継者、ラーダ》のアタックを繰り返すが、変異に触れる気配はない。そのまま、藤田は《調和》連打から《ボガーダンのヘルカイト》まで到達し、変異と共に勝利を飾った。

藤田「この変異が《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury》だったら、もっと早く勝ってたんだけどなぁ…」

その変異は、《運命の盗人/Fortune Thief》だった。

藤田 -2 石田 -1

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