ラウンド 2:大澤 拓也 vs. 高桑 祥広

Posted in Event Coverage on May 14, 2004

By 森 慶太

Kamiel Cornelissen、Osyp Lebedowicz、大澤、高桑。

…と言う具合の並びで着席し、マニアックに濃い卓となったPod 20から日本人同士討ちをお届けすることにしよう。

赤青の親和をドラフトしたのが高桑、一方の大澤が白緑タッチ赤のレオニン装備系デッキだ。

Game 1

先手大澤が最初に展開したパーマネントは3ターン目の《炎叫びの杖/Fireshrieker》。対する高桑は《ニューロックの滑空翼/Neurok Hoversail》をプレイしつつ、《山/Mountain》、《島/Island》とセットしてきたのだが・・・

「事故ったぁぁぁ」

と、3ターン目を土地も置けずにターンエンド。
親和らしく《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》を大澤のターンエンドになんとかプレイするだけだった。

対する大澤も《銀のマイア/Silver Myr》に《炎叫びの杖/Fireshrieker》をまとわせてのビートダウンというパッとしない攻撃をスタートさせるわけだが、高桑がやっとの思いで引き当てた3マナ目から展開した《トゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblin》をコンガリと《火の玉/Fireball》。続く《迷惑エンジン/Nuisance Engine》も即座に《供犠台の光/Altar's Light》で即応、と好調だ。

高桑も大澤の次なるアタッカー候補である《レオニンの居衛/Leonin Den-Guard》へ《炎叫びの杖/Fireshrieker》が装着されるのにレスポンスで《とげの稲妻/Barbed Lightning》をプレイしてみたりはしたのだが、・・・淡々とダブルストライカーな《銀のマイア/Silver Myr》がアタックを繰り返すのには手も足も出ない。そこへ、《絡み森のゴーレム/Tangle Golem》がさらに大澤の場に加わったのだった。

高桑はここで《クラーク族の兵卒/Krark-Clan Grunt》をプレイし、大澤はこれを受けて《マイア》のみでアタック宣言。これが本体に通り、戦闘終了後に大澤は《炎叫びの杖/Fireshrieker》を《ゴーレム》に装備した。

ところで、この一本目で序盤にマナトラブルを起こしたのが高桑だったとしたら、中盤以降にランドしかドローできなかったのが大澤だった。

厄介な《絡み森のゴーレム/Tangle Golem》のアタックを《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》と《クラーク族の兵卒/Krark-Clan Grunt》の2枚を使って討ち取ると、大澤はここから一気に後続を戦線へと送り込み始める。

《尖塔のゴーレム/Spire Golem
《薄暮に働くもの/Duskworker
《ゴブリンの模造品/Goblin Replica
《水銀のビヒモス/Quicksilver Behemoth

そんなこんなで《ニューロックの滑空翼/Neurok Hoversail》を《薄暮に働くもの/Duskworker》が纏い、《ベヒモス》がコンバット~再召喚というサイクルに突入すると、大澤は数回のチャンプブロックの後にデッキを片付けはじめたのだった。

大澤-1, 高桑-0

Game 2

両者テイクマリガンというスタートだったが、一戦目の意趣返しとばかりに大澤はレオニン系ビートダウンを満喫することとなった。

2ターン目に《翼竜の幽霊/Pteron Ghost》。3ターン目に《空狩人の若人/Skyhunter Cub》展開。4ターン目には《記憶の仮面/Mask of Memory》を《若人》に装着させた。

一方の高桑は《先陣のマイア/Alpha Myr》や《迷惑エンジン/Nuisance Engine》といった地上戦力しか展開できず、《物読み/Thoughtcast》によっても対抗手段を見出せないままに投了となった。

ワンサイドゲーム。

大澤-1, 高桑-1

Game 3

「俺ら、引きショボいっすよねぇ・・・」

とコボしつつ、高桑はかなりアグレッシブにサイドチェンジ。

3色目の攻撃を意図してか、2枚の《溶鉄の雨/Molten Rain》を投入し、マナバランスも2枚の山を投入することにしたようだった。

「いつもの仲間」である大澤はそんな高桑節に苦笑しながらゲームをスタートし、2ターン目に《テル=ジラードに選ばれし者/Tel-Jilad Chosen》召喚。

対する高桑の方もマナトラブルを起こすでもなく3ターン目に《トゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblin》召喚というすばらしい立ち上がり。今回は赤マナも《火の玉/Fireball》も持っていなかったため、大澤は《ニューロックの滑空翼/Neurok Hoversail》をプレイしつつのアタック宣言のみでターンエンドとなった。

ここで高桑は4枚目の土地をセットできなかったものの、《トゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblin》能力によって《テル=ジラードに選ばれし者/Tel-Jilad Chosen》を除去してターンを返した。

高桑の土地が止まった、という点に着目した大澤は4ターン目に《供犠台の光/Altar's Light》を《大焼炉/Great Furnace》へとプレイ。土地破壊スペルをサイドインしながら実際には土地破壊を食らうことになってしまった高桑は、苦笑しつつ《チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goria》をプレイするのみだった。

しかし、大澤が後続アタッカーを引けずに《記憶の仮面/Mask of Memory》を展開するだけだったために、高桑はマナベースを挽回する猶予時間をあたえられることとなった。《クラーク族の兵卒/Krark-Clan Grunt》や《迷惑エンジン/Nuisance Engine》をプレイする高桑。

ともかく土地をプレイするばかりだった大澤も、なんとか《絡み森のゴーレム/Tangle Golem》を引き当てることとなり、ここで2枚の装備品をまとわせてのビートダウンをスタートさせようかという算段になった。しかし、コンバットステップに高桑が《ニューロックの滑空翼/Neurok Hoversail》を対象として《鋳潰し/Unforge》してきたため、《歯》によるパンプアップと自身の能力起動とによって先制攻撃を得た《クラーク族の兵卒/Krark-Clan Grunt》のブロックによって虎の子の《ゴーレム》が一方的に粉砕されてしまうこととなったのだった。そして皮肉にも、この一連の攻防の後に大澤は《ワーム皮の鍛冶工/Wurmskin Forger》を呼び出すハメになる。

《迷惑エンジン/Nuisance Engine》がアーティファクト・トークンを生み続ける手前、《クラーク族の兵卒/Krark-Clan Grunt》が大きな脅威となることは今更言及するまでもないだろう。つまるところ地上に睨みをきかせることに成功した高桑は、マナをのばしながら《尖塔のゴーレム/Spire Golem》を召喚することとなった。

かくて、2/4飛行クリーチャーと《トゲ撃ちゴブリン/Spikeshot Goblin》ゴブリンとが文字通りのダメージクロックとなり、とうとう一度も《陽光の潮流/Solar Tide》を引き当てられなかった大澤拓也を葬り去ったのだった。

大澤-1, 高桑-2

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