Day 3 Blog Archive

Posted in Event Coverage on December 2, 2006

By Wizards of the Coast

TABLE OF CONTENTS

  • Blog - 8:33 p.m.: 日本勢、三日目総括
    by Keita Mori
  • Blog - 7:54 p.m.: Round 18 : 小倉 陵(愛知) vs. Willy Edel(ブラジル)
    by Keita Mori
  • Blog - 6:20 p.m.: Extended Metagame Breakdown
    by Keita Mori
  • Blog - 4:55 p.m.: Round 16 : 小倉 陵(愛知) vs. Tiago Chan(ポルトガル)
    by Keita Mori
  • Blog - 1:43 p.m.: Round 14 : 射場本 正巳(東京) vs. 藤田 剛史(大阪)
    by Keita Mori
  • Blog - 12:02 p.m.: Round 13 : 津村 健志(広島) vs. 大澤 拓也(神奈川)
    by Keita Mori
  • Blog - 11:41 a.m.: 日本勢のエクステンデッドデッキ選択
    by Keita Mori
  • Blog - 10:07 a.m.: 失格についての続報
    by Scott Johns -- Translated by YONEMURA "Pao" Kaoru

BLOG

本年の世界選手権は、2日目終了時点で6人にものぼる失格者を出しています。これは例年にない数であり、特にこの世界選手権に参加していないプレイヤーにとっては疑問や混乱を招いていることが予想されます。そこで、何が起こったのかについて解説することで、ペナルティを決定する課程に関するよくある誤解を解消し、もって裁定上のトラブルに巻き込まれるようなことを防ぐ助けとしていただきたいと考えます。

まず、詳細を説明します。2日目の終了時点で、6人のプレイヤーが【受賞資格も失う失格】になっています。以下にその一覧を掲載します。国別代表チームのメンバーであるかどうか、また、失格になった理由について書かれています。

アミール・テネンバウム(ドイツ代表チーム)
違反:不正行為-不正一般 / 誤りを知った後、故意に修正しなかった。
彼の違反に関しては詳細な記事を昨日公開しています。「1マッチで2人の失格者」を参照してください。

ハルク・オーネック
違反:不正行為-不正一般 / ジャッジへの虚偽
上記のアミールの失格と同様に、昨日の記事に詳細が記載されています。これら2つの失格は同一のマッチにおいて下されており、関連があります。

マックス・ブラハト(ドイツ代表チーム)
違反:不正行為-遅延行為
マックスは、初日の最終戦において、時間制限を悪用し、マッチを時間内に終わらせないようにするという不正を働きました。これに関して重要なのは、故意であったかどうかです。たとえば何度もマリガンを行なうなど、いくつかの事項を通して、ブラハトは故意に時間切れを狙ってプレイしていました。この裁定は最初、単にプレイが遅かったことによって失格になったという誤解を招き、プレイヤーの間に混乱を招きました。「遅いプレイ」という違反は、プレイヤーがプレイの手が遅くなってしまった場合、故意でないときに与えられます。一方、「遅延行為」は、プレイヤーが故意に時間制限を利用しようとしたときに与えられるペナルティで、これらは異なるものです。このマッチの最終ゲームを通してジャッジはいくつも故意の時間稼ぎを確認しており、単なる遅いプレイとして扱うのではなく「不正行為-遅延行為」として扱うべきだという判断が下されました。

ヒュン・イル・ジャン(韓国代表チーム)
違反:不正行為-不正一般 / ゲームの状態のごまかし、ジャッジへの虚偽
これは実際には2つの問題が関連しています。1つめは、彼がゲームの状態を不正に操作していたことからです。しかないときにの呪文をプレイしようとし、土地を隠して状況を判りにくくした上で、プレイできるように土地をアンタップ状態にしてプレイしようとしました。それだけでなく、それについてジャッジが呼ばれた際に、調査に対して誠実に答えず、嘘をついたのです。

鈴木貴大
違反:不正行為-不正一般 / デッキの不正操作
これはゲイリー・ワイズとのフィーチャリング・マッチの際に行なわれました。彼には以前に警告を受けた履歴があり、対戦相手のデッキをシャッフルする間に不正にデッキを操作している現場を確認されて失格となりました。

フランシスコ・バルボザ(メキシコ代表チーム)
違反:不正行為-不正一般 / ゲームの状態のごまかし、ジャッジへの虚偽
《歪んだ爪の変成者》をプレイしている際に、このプレイヤーはまずいプレイをし、彼のクリーチャーが戦闘終了時に墓地に送られるまでそれに気付きませんでした。彼は自分のミスに気付くと、《歪んだ爪の変成者》を墓地から戻し、別の(より有利になる)クリーチャーをブロックした、と申し立てたのです。ジャッジが呼ばれ、調査の結果、彼の主張は首尾一貫しておらず、ジャッジに嘘をついて自分のミスをごまかそうとしていたことが判明しました。

罰則について説明するにあたって、一つ、よくある誤解を解いておきたいと思います。この項で示した全ての場合について、私たちが記しているのは『失格』に関する話であり、しばしば混同される『資格停止』とは全く別の話です。『失格』(あるいはDQ)は、そのイベントだけに関する措置です。一方、『資格停止』は、6ヶ月、あるいは3年といった特定の期間だけ、DCI認定のトーナメント全てに参加できないようにするというものです。

ここではっきりさせておきたいのは、今回失格となったプレイヤーは現時点では誰も資格停止にはなっていない、ということです。その決定には、まだしばらくの調査が必要になります。このアミールとオーニックの2人に関する文章で書いたとおり、あるイベントから失格になったプレイヤーに関しては、必ず調査が行なわれます。そして、その結果がどうなるかはまた別の問題です。違反の重大さや、調査の状況によって(例えば、そのプレイヤーが過去にどのようなことをしてきたかなどが考慮されます)は、失格までで終わりになることもありますし、より厳しい罰が必要になることもあります(全て状況や調査の結果によります)。

このイベントのヘッド・ジャッジであるレベル5ジャッジのヤープ、それにギースは、これらの違反に関する詳細を私(スコット・ジョーンズ)に話してくれました。その際に、彼らは二人とも、この週末になぜこれだけの失格者が出てしまったのか、ポリシーが変わったのか、それともジャッジがより厳しくするようになったのか、などの問いに何度も答えてきたということを教えてくれました。そして、彼らによれば、その変化は2つあるとのことです。1つめが、ジャッジが充分に育ち、イカサマを見抜く目が養われてきたということ。そして2つめが、より重要なこととして、プレイヤーが必要に応じてジャッジを呼んでくれるようになったということだそうです。以前は、ジャッジを呼ぶということがまるで悪いことでもあるかのように気が引けるプレイヤーもいました。しかし、ギースやヤープは、プレイヤーがジャッジを呼ぶことを躊躇わず、進行中のゲームを正しく進めるためにジャッジの力を借りるようになってきたと言います。もちろん、イベントのすべてのマッチを監査するだけの人数のジャッジがいることはありません。ですから、プレイヤーがジャッジを呼び、ジャッジがその力を発揮できるようにするということは非常に重要です。ヤープは、ジャッジの成長とプレイヤーの成長はコインの表裏だ、と感じているそうです。


Friday, Dec 1: 11:41 a.m. - 日本勢のエクステンデッドデッキ選択

by Keita Mori

来年度開催されるプロツアー横浜への参加権をかけた戦いでの使用フォーマットとして世界中のトーナメントプレイヤーが注目しているエクステンデッド。世界選手権3日目の予選で戦われる競技形式がまさにこれだ。

Standing Pts Name Invitation Source Extended Deck Designer
3 30 射場本 正巳 PPC Level 3+ Dragonstorm 射場本 正巳
4 30 藤田 剛史 PPC Level 3+ Raka Deck Wins 藤田 剛史
6 30 森 勝洋 2005年世界チャンピオン UBr Psychatog 森 勝洋
9 28 小倉 陵 PPC Level 3+ Friggorid 森田 雅彦
12 27 石田 格 PPC Level 3+ Psychatog 石田 格, 森 勝洋
21 27 三原 槙仁 PPC Level 3+ Dark CAL 三原 槙仁
23 27 大礒 正嗣 PPC Level 3+ Zoo 齋藤 友晴, 鍛冶 友浩
26 25 有田 隆一 PPC Level 3+ Boros Deck Wins 藤田 剛史
27 25 加藤 英宝 Top 50 Rating - APAC UW Tron 加藤 英宝
29 24 山本 昇平 2006年日本代表 UBr Psychatog 森 勝洋
34 24 齋藤 友晴 PPC Level 3+ Zoo 齋藤 友晴, 鍛冶 友浩
41 24 浅原 晃 2005年世界選手権ベスト8 New Balance 浅原 晃
52 24 塩津 龍馬 PPC Level 3+ Desire 塩津 龍馬
60 24 八十岡 翔太 PPC Level 3+ Dredge-a-Tog 八十岡 翔太
61 24 片山 英典 2006年日本代表 UBr Psychatog 森 勝洋
64 23 池田 剛 PPC Level 3+ Desire 池田 剛
67 22 森田 雅彦 PPC Level 3+ Friggorid 森田 雅彦
83 21 津村 健志 2005年Player of the Year UBr Psychatog 森 勝洋
86 21 中村 修平 2005年世界選手権ベスト8 UBr Psychatog 森 勝洋
99 21 藤田 修 PPC Level 3+ Raka Deck Wins 藤田 剛史
100 21 大澤 拓也 PPC Level 3+ Friggorid 森田 雅彦
120 21 小室 修 PPC Level 3+ Friggorid 森田 雅彦
134 19 鍛冶 友浩 2005年度世界選手権ベスト8 Zoo 齋藤 友晴, 鍛冶 友浩
144 18 笹川 知秀 PPC Level 3+ Boros Deck Wins 笹川 知秀
183 18 石丸 健 2006年日本代表補欠 GBr "Vipies" 石丸 健
189 18 三田村 和弥 PPC Level 3+ Goblins 三田村 和弥
202 18 諸藤 拓馬 Top 50 Rating - APAC Dark CAL 三原 槙仁
239 15 清水 直樹 Top 50 Rating - APAC Psychatog 高橋 優太
240 15 中島 主税 PPC Level 3+ Friggorid 中島 主税
246 15 板東 潤一郎 PPC Level 3+ Scepter 板東 潤一郎
290 12 栗原 伸豪 PPC Level 3+ Psychatog 栗原 伸豪
307 12 平林 和哉 Top 50 Rating - APAC UW Tron 平林 和哉

スタンダードに続いて、この世界選手権における日本勢のデッキ選択の中心的役割を担っているのが昨年度世界王者の森 勝洋(東京)だ。日本代表三名全員、津村 健志(広島)、中村 修平(大阪)といったプレイヤーたちが森謹製サイカトグを使用している。石田 格(東京)のサイカトグも森の意見を取り入れてビルドアップされている。

次いで目を惹くのが森田 雅彦(大阪)がベースを用意したというフリゴリッド。小倉 陵(愛知)、大澤 拓也(神奈川)、小室 修(東京)といった選手がこれを使用している。中島 主税(神奈川)のデッキも「少し古いけれど同じ系統」ということだ。

また、齋藤 友晴(東京)がデザインしたZooを鍛冶 友浩(埼玉)がデヴェロップしており、それを大礒 正嗣(広島)がシェアされているのも注目したい。

そして、得意のアーキタイプを選択している「キャラ通り」のプレイヤーたちがめだったのも印象深い。三原 槙仁(大分)は当然のごとくDark CALを選択しているし、「ローグの帝王」浅原 晃(神奈川)もNew Balanceをプレイしている。昨年末にThe Finals 2005王者に輝いた黒田 正城(大阪)がシェアされていたRaka Deck Winsも、そのデザイナーである藤田 剛史(大阪)がこの大会に持ち込んでいる。石丸 健(熊本)も日本選手権で彼がプレイしていたVipiesをエクステンデッド対応に改良して持ち込んでおり、《破壊的な流動/Destructive Flow》や《陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion》が入っている「トロンにはほぼ負けません!」という意欲作となっている。


Friday, Dec 1: 12:02 p.m. - Round 13 : 津村 健志(広島) vs. 大澤 拓也(神奈川)

by Keita Mori
津村 健志 vs. 大澤 拓也

ここまで7勝5敗。

来季のプロプレイヤークラブでのレベル6資格のためには本日を5勝1敗したいという「今季プロポイント獲得量がまったく同じ」二人の日本人がエクステンデッドの緒戦に招待された。プロツアー・プラハ王者に輝いた大澤 拓也(神奈川)と昨年度Player of the Yearの津村 健志(広島)だ。

津村 健志 : モリカツ・サイカトグ
大澤 拓也 : フリゴリッド

Game 1

先手フリゴリッドの大澤がテイクマリガン。フリゴリッドというのはラヴニカで登場したキーワード能力である「発掘(Dredge)」をエンジンとして《イチョリッド/Ichorid》などを走らせていくビートダウンデッキだ。

大澤は開幕ターンに「17点で、」と《汚染された三角州/Polluted Delta》から《湿った墓/Watery Grave》をアンタップでフェッチしてきて《朽ちゆくインプ/Putrid Imp》を召喚する。ライフを3点支払って最初の土地を出すというのは、現在のエクスデッドでは基本的なアクションといえるものだ。つまり、ライフというリソースがそれだけタイトになってくるわけだから、ビートダウンデッキは選択する価値が高まってくる。

しかし、先手マリガンした大澤の土地が止まってしまい、それを見届けた津村は《金属モックス/Chrome Mox》を《対抗呪文/Counterspell》し、2マナ域への到達を阻む。そして、津村は《知識の渇望/Thirst for Knowledge》で《不可思議/Wonder》を墓地に送り込みながら手札を肥やす。

大澤はなんとか2枚目の土地として《裂け岩の扉/Riftstone Portal》を引き当て、一気に不札をインプで捨てる。墓地が7枚、すなわちスレッショルドを満たし、そこには《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》、《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》、《イチョリッド/Ichorid》、《野生の雑種犬/Wild Mongrel》といったカードが墓地へ送り込まれた。

津村は場に出ているインプを《燻し/Smother》で殺し、その上でライブラリーを掘り進みにかかるが、大澤はアップキープに《イチョリッド/Ichorid》を呼び出し、《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》を発掘してさらに墓地を肥やす。さらに大澤は墓地に落ちた《陰謀団式療法/Cabal Therapy》をフラッシュバックして《イチョリッド/Ichorid》を再度墓地に送り込む。ただ、大澤の《嘘か真か/Fact or Fiction》という宣言は外れてしまい、ライブラリーを掘り進んだ津村がまもなく《サイカトグ/Psychatog》召喚へとたどり着いた。

この《サイカトグ/Psychatog》がただ一撃を加えると、大澤は斃れた。

津村 健志 1-0 大澤 拓也

入念にシャッフルする津村 健志

Game 2

まさしく試練のダブルマリガンが先手大澤を襲う。5枚の手札から《湿った墓/Watery Grave》をセットして《朽ちゆくインプ/Putrid Imp》をプレイし、2ターン目にも《繁殖池/Breeding Pool》アンタップインから《野生の雑種犬/Wild Mongrel》で続けたい大澤。

だが、この先手2ターン目の《雑種犬》を《呪文嵌め/Spell Snare》されてしまうと、続く《ゾンビの横行/Zombie Infestation》にも《対抗呪文/Counterspell》が飛んでくる。ことごとく攻め手をカウンターされてしまった大澤は、ここまでのギルドランドの連続セットだけでライフが16点となっている。対する津村も《蒸気孔/Steam Vents》をアンタップインしたため、《インプ》のアタックとあわせてライフが14に削られている。

なんとか大澤も2匹目の《朽ちゆくインプ》をプレイできたものの、津村は《知識の渇望/Thirst for Knowledge》で手札を肥やし、フェッチランドを使ってから《サイカトグ/Psychatog》を召喚した。せめて大澤はサイドボードから投入した《真髄の針/Pithing Needle》を通したいところだったが…津村の《堂々巡り/Circular Logic》がこれを阻むのだった。

津村 健志 2-0 大澤 拓也

マナトラブル、マリガニングトラブルと、さんざんな目にあった大澤を津村が一蹴するという一戦となった。


Friday, Dec 1: 1:43 p.m. - Round 14 : 射場本 正巳(東京) vs. 藤田 剛史(大阪)

by Keita Mori
射場本 正巳Dragonstorm

射場本 正巳 : ドラゴンストーム
藤田 剛史 : ラッカ・デック・ウィンズ

Game 1

先手藤田は第1ターンの《真髄の針/Pithing Needle》で《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》を、続く2ターン目には《翻弄する魔道士/Meddling Mage》で《燃え立つ願い/Burning Wish》を、と射場本のカードを封じ込める序盤となった。上位の日本勢同士だけあって、彼らはすでにお互いのデッキ内容について多かれ少なかれ情報を共有しているのだ。

ちなみに、藤田のデッキにメインデッキから《真髄の針/Pithing Needle》が搭載されているのは《粗石の魔道士/Trinket Mage》のサーチ能力ゆえと言っても過言ではない。マナがほしいときはアーティファクトランドをサーチしてくることも可能で、ほかには《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》、《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》なども選択肢として用意されている。このあたりはフィンケルブラック(Napster)に代表される「シルバーバレット」的アプローチである。

射場本は淡々と土地をタップインで並べ、《五元のプリズム/Pentad Prism》を置く。対する藤田は変異状態のクリーチャー、続けて《サルタリーの僧侶/Soltari Priest》と脅威を展開する。

そして、ここで射場本はアクションを起こした。まずは手札の《陰謀団式療法/Cabal Therapy》で《稲妻のらせん/Lightning Helix》と宣言し、藤田のハンドにはスペルらしいスペルがない状態であることを確認。そこからマナ加速を全開した。2枚の《地熱の割れ目/Geothermal Crevice》を生贄にささげ、《金属モックス/Chrome Mox》経由の《煮えたぎる歌/Seething Song》、さらに《プリズム》を使用して《ドラゴンの嵐/Dragonstorm》!

《療法》、《モックス》、《歌》とストームを稼いでいるため、ここで都合4発分の《ドラゴンの嵐/Dragonstorm》がスタックにのせられる。

まずは《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》2体が登場して「対消滅」による10点ドレイン効果を発生させる。次に《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite》を呼び出して5点の火力を藤田本体へと叩き込み、最後に《帰ってきた刃の翼/Bladewing the Risen》で《夜の星、黒瘴》を釣り上げる。それを《陰謀団式療法/Cabal Therapy》のフラッシュバックコストにあててフィニッシュだ。

射場本 正巳 1-0 藤田 剛史

Game 2

《真髄の針》、《翻弄する魔道士》という先ほどと同様のスタートを切る藤田。3ターン目にも変異を召喚し、ここまで第1ゲームとまったく同じ動きだ。

対する射場本は《強迫/Duress》で《紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar》を捨てさせ、《陰謀団式療法》で《サルタリーの僧侶》を奪う。

ただ、今度は射場本の土地が2枚でとまってしまい、そこに藤田は変異を《賛美されし天使/Exalted Angel》へと変身させ、全軍で突撃。さらに《粗石の魔道士/Trinket Mage》から2枚目の《真髄の針》を展開し、2枚目のフェッチランドを封じ込めてゲームを決めた。

射場本 正巳 1-1 藤田 剛史

藤田 剛史

Game 3

先手をとった射場本は《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》起動から《血の墓所/Blood Crypt》タップインというスタート。続く《陰謀団式療法》で藤田の手札内容を確認するが、カード指定は外れてしまった。藤田のハンドは3枚の《火+氷/Fire/Ice》が印象的で、軽い脅威にかける内容だった。

藤田は序盤2ターンにアクションを起こせず、射場本3ターン目のアップキープに《火+氷/Fire/Ice》をタップ能力とキャントリップに使用する。射場本は《燃え立つ願い/Burning Wish》でサイドボードの《ドラゴンの嵐/Dragonstorm》へとアクセスする。

藤田は3ターン目にもクリーチャーを展開せず、続く射場本のアップキープに《氷》。射場本も2枚目の《燃え立つ願い》で《陰謀団式療法》にアクセスし、先ほど見かけた《稲妻の天使/Lightning Angel》を指定した。

4ターン目になって藤田はこのゲームではじめてとなるクロックを展開した。まずは《翻弄する魔道士/Meddling Mage》で《ドラゴンの嵐/Dragonstorm》を封じ、隣に《銀騎士/Silver Knight》を並べる。

まもなく射場本の《紅蓮地獄/Pyroclasm》が《翻弄する魔道士》をなぎ払うも、藤田は《粗石の魔道士/Trinket Mage》を召喚し、《黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb》を場に出す。そして射場本のアップキープに3枚目の《火+氷/Fire/Ice》でマナを縛った。

ライフを削り落とされていく中、4枚で土地がとまってしまった射場本は《冥府の教示者/Infernal Tutor》で2枚目の《金属モックス/Chrome Mox》を手札に仕込み、苦しみながらもコンボ成就へと動く。

ここで藤田は2体目の《銀騎士/Silver Knight》と変異クリーチャーとを追加してクロックを8点というサイズに拡大し、残りライフ5点の射場本をがけっぷちへと追い込んだ。そして、《煮えたぎる歌/Seething Song》の類を引けなった射場本は投了を余儀なくされたのである。

射場本 正巳 1-2 藤田 剛史

デッキ相性の悪さゆえに試合前に合意での引き分け(Intentional Draw)を申し込んで拒絶された藤田だったが、結果としては見事な勝利を飾ることになった第14回戦だった。


Friday, Dec 1: 4:55 p.m. - Round 16 : 小倉 陵(愛知) vs. Tiago Chan(ポルトガル)

by Keita Mori
小倉 陵(左) vs. Tiago Chan

ここまで11勝3敗1分けと奮闘している小倉 陵(愛知)がFeature Matchに招待された。小倉は世界選手権サンフランシスコ大会で3位入賞を果たしているという強豪で、このエクステンデッドでは森田 雅彦(大阪)からシェアされ、ともに調整したというFriggoridを使用している。先ほどのレポートで大澤 拓也(神奈川)がプレイしていたものとほとんど同じ内容と考えてもらいたい。

そして、そんな小倉の前に立ちはだかったのがTiago Chan(ポルトガル)である。今年度Player of the Yearレースでも上位に顔を見せるという強豪で、Zooを選択して個人戦最後の戦いに挑んでいる。

ちなみに、イベント会場ではしばしば「人違い」されてしまうという二人のマッチアップでもある。たしかに、こうして二人が一枚の写真におさまると、どことなく…

小倉 陵 : フリゴリッド
Tiago Chan : ズー

Game 1

《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》から《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》というおなじみの流れでライフ17点スタートとなるChan。彼は《密林の猿人/Kird Ape》を呼び出した。一方、小倉は《汚染された三角州》から《沼/Swamp》をフェッチして《朽ちゆくインプ/Putrid Imp》で応じる。

2ターン目にもTiago Chanは《寺院の庭/Temple Garden》をフェッチし、2/3となった《猿人》でアタック。戦闘後に《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》を追加する。

小倉は《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》を《朽ちゆくインプ》で捨てて「発掘」し、墓地を肥やしながら《ゾンビの横行/Zombie Infestation》を出す。ここで手札4枚を2/2トークン2体に変換し、「発掘」によって耕された墓地から《イチョリッド/Ichorid》を呼び出して全軍突撃を開始する小倉。猛攻にさらされたChanはトークン1体を《溶岩使い》で焼き、盤面に《サバンナ・ライオン》を追加。さらに2枚しかない小倉の土地にむけ、《溶鉄の雨/Molten Rain》をうちこむ。対象は《島/Island》だ。

小倉 陵

そこからの火力と発掘と戦闘の応酬によって、みるみるうちにライフレースは11対6(小倉がリード)と危険な水準に落ち込んでいく。そして、小倉は3/1《イチョリッド》、2体の2/2トークン、1/1《インプ》でフルアタックを仕掛ける。しばらく考え込んでからChanは2/3《猿人》で1/1《インプ》をブロックし、トークンのうち1体を《渋面の溶岩使い》で焼殺する。

2/2トークンと3/1《イチョリッド》からの5点のダメージを受け、Chanの残りライフはたったの1点となる。この戦闘後に小倉は「発掘」の過程で墓地に落ちていた《陰謀団式療法/Cabal Therapy》をフラッシュバックし、《稲妻のらせん/Lightning Helix》を指定する。タイトなダメージレースを邪魔されたくない小倉としては、当然の選択だっただろう。

が、しかし。ここで《稲妻のらせん》をChanがもっていなかったのは小倉にとっても悪くないニュースだったが、公開されたハンドの内容が《炎の稲妻/Firebolt》と《溶岩の投げ矢/Lava Dart》だった。

つまり、Chanは《渋面の溶岩使い》の能力と《炎の稲妻/Firebolt》で2/2トークンを完全に対処することが可能で、盤面のコントロールを掌握することになる。

ここまでの「発掘」の連発と《ゾンビの横行》連続起動によってハンドを磨耗してしまっていた小倉がここから状況をひっくり返すことは難しく、まもなく火力と総攻撃とによってChanが土俵際からの逆転勝利をおさめることになった。

Tiago Chan 1-0 小倉 陵

Game 2

《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》からフェッチしてくる最初のランドを相当に悩む小倉。結局、タップインで《湿った墓/Watery Grave》を出してターンを返す。対してChanは《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》から《平地/Plains》を出し、《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》を置く。

《銀騎士/Silver Knight》、《アルマジロの外套/Armadillo Cloak》、《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》、《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》というハンドのChanを前に、《突然のショック/Sudden Shock》と宣言して《陰謀団式療法/Cabal Therapy》を打つ小倉。ハズレ。

2ターン目を迎えたChanは猟犬によって2点のダメージを与えてから《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》、《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》と連打し、対する小倉はかわるがわるフェッチランドを起動して《サイカトグ/Psychatog》を召喚する。

攻め続けることで活路を見出したいChanは2/2と2/1の犬猫でアタック宣言。ここで2/1猫を小倉のエイトグがブロック宣言すると、Chanから《稲妻のらせん/Lightning Helix》が飛ぶ。これに対して小倉は《金属モックス/Chrome Mox》2枚をディスカードし、さらにその2枚を墓地からリムーブして対抗する。Chanも、戦闘ダメージがスタックされてから2枚のフェッチランドをリムーブして《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》の火力を起動した。ここで小倉はエイトグをさらにパンプアップして守り、ライオンを一方的にブロックで倒した。我慢比べともいうべき展開だ。

Tiago Chan

続くターンの2/2猟犬のアタックに対しても小倉はブロックを宣言し、手札の土地を捨ててパンプアップにかかる。それに応じてChanの《渋面の溶岩使い》の2点火力を起動されるが、小倉はさらに1枚の手札と、2枚の墓地のカードを消費して耐え切る。かくて猟犬をも戦闘で始末した小倉だが、戦闘後にすぐさま後続の《銀騎士/Silver Knight》がChanの場に現れる。リソースの消耗が激しい小倉も3マナで《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》を呼び出して対抗するのだが、手札0枚墓地1枚となってしまったところを狙った《溶岩使い》起動によってとうとうエイトグを失ってしまうこととなった。

ここでChanは騎士に《アルマジロの外套/Armadillo Cloak》を纏わせ、《インプ》を火力で排除してアタックを開始。リソースを消耗した小倉もなんとか《インプ》を「発掘」して未来につなぎたいところだったが、その発掘の過程でデッキに残るすべての《サイカトグ/Psychatog》が墓地へと落ちてしまう。

満面の笑顔で「ツイてないね」と慰めの言葉をかけるChanを尻目に、小倉は投了を宣言せざるをえなかった。

Tiago Chan 2-0 小倉 陵

とにかく、2ゲームを通じて《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer》の存在感が光る試合であった。


Friday, Dec 1: 6:20 p.m. - Extended Metagame Breakdown

by Keita Mori

新しいエクステンデッドの世界について、取材チームがまとめた大雑把なメタゲーム分布(主要アーキタイプ)をご紹介したい。

94 Boros Deck Wins
30 U/W Tron

11 Heartbeat Desire
8 Ritual Desire

6 Dirty Kitty Goblins
9 Seething Goblins

14 Gifts Rock
14 Affinity
14 ScepterChant
13 Psychatog
13 Rock and Flow
11 Zoo
11 Balancing Tings
9 Trinket Angels
8 Friggorid
6 Sunny Side up
5 Aggro Loam

―Listed by Ted Knutson

フィールドで最多の勢力となったのは赤白ビートダウンのボロス。それを青白トロン、《精神の願望/Mind's Desire》コンボ、各種ゴブリンが追うという勢力図になっている。あとは、10名前後のプレイヤーが選択した数々のアーキタイプが続いているかたちだ。

ちなみに、"Dirty Kitty Goblins"というのは《繁殖力/Fecundity》をフューチャーしたゴブリンデッキのことで、"Sunny Side up" というのはプロツアー・コロンバス王者のPierre Canali(フランス)をして「現在のマジックシーンにおいてもっともプレイが難しく、もっと美しいデッキ」と言わしめている新作だ。

"Sunny Side up"は《第二の日の出/Second Sunrise》、《睡蓮の花/Lotus Bloom》、《作り直し/Reshape》、《妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble》といったカードを使用するコンボデッキで、まさしく百聞は一見にしかずということになるだろう。

パズルを読み解くようにしてデッキリストを眺めていただければ幸いである。

Jonathan Rispal

Download Arena Decklist

Friday, Dec 1: 7:54 p.m. - Round 18 : 小倉 陵(愛知) vs. Willy Edel(ブラジル)

by Keita Mori
小倉 陵

森 勝洋(東京)と三原 槙仁(大分)がともに合意での引き分け(Intentional Draw)に成功して個人戦決勝ラウンド進出を決めた。特に森にとっては2大会連続での決勝ラウンド進出という快挙であり、世界選手権連覇という――トーナメント史上誰もなしえていない空前の大記録への挑戦ということになった。

一方そのころ、必勝を期して18回目の戦いに臨むもう一人の日本人が特設対戦エリアにたたずんでいる。世界選手権サンフランシスコ大会で3位入賞を果たしている名古屋の若虎、小倉 陵(愛知)である。対するは、今年のプロツアー神戸で準優勝を飾っている南米の強豪Willy Edel(ブラジル)。

小倉 陵 : フリゴリッド
Willy Edel : ボロス・デック・ウィンズ

Game 1

「勝っても8位か9位かといった感じですけどね」

淡々と語りながら小倉は血戦の舞台へとつき、しかしながら、デッキを驚異的なスピードで回転させた。彼は《金属モックス/Chrome Mox》で加速して開幕ターンに《ゾンビの横行/Zombie Infestation》をプレイし、《ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll》と《綿密な分析/Deep Analysis》をすててトークンを産んだのだ。捨てたカードまで完璧である。

対する Edelはフェッチランドから《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》で《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》を展開するというオープニングターンを迎えるのだが…

続く2ターン目のドローステップに小倉は《トロール》の「発掘」を起動。墓地に一気にカードを送り込み、回収したばかりの《トロール》をコストにしてトークンの2匹目を作り出した。その上で、メインフェイズにフラッシュバックの《綿密な分析/Deep Analysis》による2枚のドローもかわるがわる「発掘」に置き換える。

第1ターンに置いた3枚のパーマネントを例外として、とにかくそのすべてをトークン生産と「発掘」とによって墓地へと送り込み、アップキープに《イチョリッド/Ichorid》軍団を呼び出すという小倉 陵の猛攻。あっという間にライブラリーと墓地の厚みは逆転している。

火力やクリーチャーでなんとか傷口が広がるのを食い止めてみようと試みたWilly Edelだったが、形勢逆転にはいたらなかった

小倉 陵 1-0 Willy Edel

小倉 陵 vs. Willy Edel

Game 2

後手小倉のテイクマリガンで第2ゲームが開幕。先手のEdelが《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》から《冠雪の平地/Snow-Covered Plains》を出しての《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》、《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》から《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》を出しての《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》とつなげた。

一方の小倉は《汚染された三角州/Polluted Delta》から《草むした墓/Overgrown Tomb》をタップインし、《セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseum》セットから《ゾンビの横行/Zombie Infestation》を張った。

Edelは《ゴブリンの軍団兵/Goblin Legionnaire》を出してターンを返し、小倉は《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》2枚を捨ててトークンを作り、続くドローで早速「発掘」。《不可思議/Wonder》や《暗黒破/Darkblast》が墓地に送られる。

Edelは3枚目、4枚目とフェッチランドを起動してデッキを圧縮してから《軍団兵》に《十手》を纏わせ、場に出ている2/2トークンを《稲妻のらせん/Lightning Helix》で排除してアタック宣言。

すると、ここで小倉は2枚のカードを手札からディスカードして《ゾンビの横行/Zombie Infestation》からトークンを生み出し、ブロック宣言。ここまで存在を隠し通し、今まさに墓地に送ったばかりの《古えの遺恨/Ancient Grudge》をフラッシュバックして《十手》を叩き壊した。

Willy Edelの目論見を完璧に打ち砕くプレイを決めた小倉は《臭い草のインプ/Stinkweed Imp》を発掘し、手札からとっておきの一匹を召喚。まもなくWilly Edelは右手を差し出してくることになった。

そう、《サイカトグ/Psychatog》が小倉をふたたび栄光の舞台へと導いたのだ。

小倉 陵 2-0 Willy Edel

小倉 陵、キャリア二度目となる世界選手権プレイオフに進出!


Friday, Dec 1: 8:33 p.m. - 日本勢、三日目総括

by Keita Mori

3日間にわたる個人戦18ラウンドが終了し、栄光のベストエイト進出プレイヤーが決定した。日本勢の戦績をまとめてみよう。

Standing Pts Name Day 3 Day 2 Day 1 Invitation Source Extended Deck Designer
5 41 森 勝洋 ☆ 11 15 15 2005年世界チャンピオン UBr Psychatog 森 勝洋
7 40 三原 槙仁 13 15 12 PPC Level 3+ Dark CAL 三原 槙仁
8 40 小倉 陵 12 18 10 PPC Level 3+ Friggorid 森田 雅彦
10 39 藤田 剛史 9 12 18 PPC Level 3+ Raka Deck Wins 藤田 剛史
18 37 森田 雅彦 15 10 12 PPC Level 3+ Friggorid 森田 雅彦
40 34 有田 隆一 9 12 13 PPC Level 3+ Boros Deck Wins 藤田 剛史
44 34 片山 英典 ☆ 10 15 9 2006年日本代表 UBr Psychatog 森 勝洋
49 33 射場本 正巳 3 15 15 PPC Level 3+ Dragonstorm 射場本 正巳
50 33 石田 格 6 9 18 PPC Level 3+ Psychatog 石田 格, 森 勝洋
53 33 山本 昇平 ☆ 9 9 15 2006年日本代表 UBr Psychatog 森 勝洋
56 33 浅原 晃 9 12 12 2005年世界選手権ベスト8 New Balance 浅原 晃
57 33 中村 修平 12 9 12 2005年世界選手権ベスト8 UBr Psychatog 森 勝洋
58 33 大礒 正嗣 6 18 9 PPC Level 3+ Domain Zoo 齋藤 友晴, 鍛冶 友浩
60 33 津村 健志 12 9 12 2005年Player of the Year UBr Psychatog 森 勝洋
64 33 藤田 修 12 12 9 PPC Level 3+ Raka Deck Wins 藤田 剛史
78 32 池田 剛 9 13 10 PPC Level 3+ Desire 池田 剛
90 30 齋藤 友晴 6 9 15 PPC Level 3+ Domain Zoo 齋藤 友晴, 鍛冶 友浩
99 30 大澤 拓也 9 12 9 PPC Level 3+ Friggorid 森田 雅彦
116 30 三田村 和弥 12 9 9 PPC Level 3+ Goblins 三田村 和弥
128 30 諸藤 拓馬 12 15 3 Top 50 Rating - APAC Dark CAL 三原 槙仁
137 28 鍛冶 友浩 9 9 10 2005年度世界選手権ベスト8 Domain Zoo 齋藤 友晴, 鍛冶 友浩
150 27 笹川 知秀 9 6 12 PPC Level 3+ Boros Deck Wins 笹川 知秀
158 27 八十岡 翔太 3 18 6 PPC Level 3+ Dredge-a-Tog 八十岡 翔太
163 27 小室 修 6 12 9 PPC Level 3+ Friggorid 森田 雅彦
166 27 石丸 健 9 9 9 2006年日本代表補欠 GBr "Vipies" 石丸 健
191 25 加藤 英宝 0 13 12 Top 50 Rating - APAC UW Tron 加藤 英宝
199 25 板東 潤一郎 10 6 9 PPC Level 3+ Scepter 板東 潤一郎
204 24 塩津 龍馬 0 12 12 PPC Level 3+ Desire 塩津 龍馬
255 21 栗原 伸豪 9 0 12 PPC Level 3+ Psychatog 栗原 伸豪
317 15 清水 直樹 0 3 12 Top 50 Rating - APAC Psychatog 高橋 優太
320 15 中島 主税 0 9 6 PPC Level 3+ Friggorid 中島 主税
322 15 平林 和哉 3 9 3 Top 50 Rating - APAC UW Tron 平林 和哉
三原 槙仁(左)は順位表を確認して最終戦ID!

3日目のみの戦績を見てみると、5勝1敗以上の戦績をおさめているのは森田 雅彦(大阪)ただ一人ということになる。森田はこのエクステンデッドでの好調によって最終順位を18位というところまで追い上げた。二度目の世界選手権決勝ラウンド進出となる小倉 陵(愛知)も森田にシェアされたフリゴリッドで4勝2敗をスコアしている。

昨シーズンにCALデッキを開発したことで知られていた三原 槙仁(大分)は、この世界選手権のエクステンデッドでもDark CALをプレイし、見事に4勝1敗から合意での引き分け(Intentional Draw)を決めた。彼にとってこれははじめてのプロツアーサンデーだ。

昨年度世界王者にして今年度日本王者、森 勝洋(東京)も2日間のリードを生かしてこの日を3勝1敗2 IDとまとめ、二年連続しての世界選手権決勝ラウンド進出を決めた。森の《サイカトグ/Psychatog》をシェアされた片山 英典(大阪)と山本 昇平(広島)も、それぞれ3勝2敗1分けと3勝3敗という成績を出しており――先導するチャンピオンの期待にチームメイトが応えるという最高の形で国別対抗団体戦の首位を守り抜いている。そう、三日間を通じて、ポールポジションを守り通したのだ!

Player of the Yearレース争いに関しては、八十岡 翔太(神奈川)以下の日本勢5名が失速してしまった兼ね合いで、決勝プレイオフで海外のライバルたちがどのような結果に終わるかを八十岡が待つというかたちになった。八十岡は、おそらく心の底から日本人選手の優勝を祈る週末となりそうだ。

また、失格者続出となった今大会を象徴するトピックのひとつがRookie of the Yearレースの行方だろう。結局、27点のプロポイントをもって世界選手権を迎えたSebastian Thaler(ドイツ)が27位入賞で6ポイントのプロポイントを獲得し、通算33ポイント。【受賞資格も失う失格】裁定を受けた鈴木 貴大(東京)の32ポイントを追い抜いて賞の獲得を決めたとのこと。Rookie of the YearレースのページではSebastian Aljiajと表記されていたのが現在のSebastian Thalerなのだそうである。

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