Round 10 Feature Match: Gary Wise (Canada) vs. Paco Llopis Martinez (Spain)

Posted in Event Coverage

By Koichiro Maki

Gary Wise vs. Paco Llopis Martinez

 日本にもファンの多い陽気なカナディアン Gary と地元の剛 Llopis との一戦。

Game 1

 序盤は穏やかに進む。最初に出てきたクリーチャーがGaryの Rampant Elephant 4マナ域だ。しかも、Llopis はこのターンもなにもせずエンド。好機とみたのか、いささか蛮勇気味に Strength of Unity を装着! さすがにこれは Rushing River によって阻止され逆にTower Drake が Llopis の側に。返しで Gary は再び Elephant と Obisidan Acolyte を。

 Elephant による制限を受けている Llopis は次に Sea Snidd を。これは Thunderscape Battlemage により葬りさられる。驚くことに Gary は、ナチュラルに四色の土地を獲得している。

 ならばと Kick の Vodalian Serpent で象に対抗させようとすると、今度は Agonizing Demise で除去。本人自身が Bad Deck と半ば冗談半分にけなしているが、今回は十二分にその五色の利点を発揮している。

 Sunscape Familiar 、Glimmering Angel と再度 Defense Line を構築する Llopis。当然のように象の能力が使用されるが、Treva's Charm によってこれを強制退場させ、同時に Acolyte を Angel でブロックする。だが、 Gary は Gaea's Might を使用し天使に死を。

 Llopis の Shackle がようやく流れを彼の方へとたぐりよせ始めた。Gary は Familiar を突き抜けるDamage Sourceを失ってしまったのだ。手札に残された唯一の Explosive Growth を使用すれば一時的には対処可能であるが、さすがに後が無い。しばし次の方策を見出すまで、Llopis のTower Drake にライフを減らすことに。
 残りライフが4の時点でようやく、Thornscape Apprentice を見出す Gary 。しばしの時を稼ぐも、Shackle がTapperに移動し、防空網に異常を来した王国はそのまま陥落した。

Game 2

 今回は試練の初手が Gary を襲う。含有されている土地は平地二枚。デッキの性質上、緑マナを引かないと全く機能しない。Gary は己の Bad Deck を信じ賭けに出た。

 Turn 2 、土地の変わりに引き当てた Sunscape Apprentice を召還する。Llopisは Sunscape Familiar でこれに対抗。Garyは次こそ土地を見出したものの、それは島であった。ここで、Thunderscape Battlemage をとりあえず出し、弟子の力による再利用に繋げる手もあったが、慎重策を取る。序盤の動きに全く恵まれない Llopis はそのままターンを返す。

 そして、ついに待望の森が訪れる。まずは、確実なマナソースを求め Qurion Elf を。だが続く Thornscape Familiar は Exclude 、Mirrorwood Treefolk は Prohibit により処理される。
 だが、これこそGaryの狙った展開であるのか。

 Llopis が Kick で Serpent を召還すると、狙い済ました Thunderscape Battlemage で死後の世界への招待状を投げかける。カウンターを使い果たしていた Llopis は Rushing River により Serpent とそして、最利用までの時を稼げとばかりに弟子を戻す。

 数ターンの後、再びダブルキックで訪れる Battlemage 、その間に Llopis は何か答えを見出せたのか?    否。

Paco Llopis Martinez

 Serpent を失った後、ようやくみつかった永久機関への対処方。Shackleである。ほっとしたのも一瞬、Llopis の予想外の方法により処理される。Kick の Primal Growth ! よりによってそんなんで外されなくても、これが正直な感想ではなかろうか。Garyの笑い声が辺りに響く。

 そして現れる Stratadon 、勿論5マナで。
 最初の賭け、それはこのゲームの賭けでもあったのだ。

Game 3

 再びGaryに選択が、初手には森が二枚。
 毒を食らわば、または二匹目のドジョウなのか、再び賭けるというか賭けずにいられない、ひょっとするとちょっと面白くなっているのかもしれない。

 そして、4ターン目に並んだ土地は平地、森、山、沼 …。  開幕は再び Rampant Elephant 。苦悩の表情を見せながらも Llopis はこれを通し、Sea Snidd で答える。当然の如くブロックを強制し Gaea's Might を使用する。同時に使われた Harrow により、全ての土地がそろったその効果は +5 / +5 。

 だが、これも予想のうちであろう。露払いを終えた Llopis は Kick の Vodalian Serpent。これに対しGaryは再びSquardron 。

 一機に勝負を決めんという Armadillo Cloak は Prohibit によって未然に防がれる。接触は危険と、一旦そのアタックを通した後に Shackle によってその動きを止める。

 片方には Serpent 、片方には眠ったままの Squardron 。この状況を打破せんと Benalish Herald を召還。

 悠長な展開にはさせない。カードを引いてる場合じゃないのですよ。そう意思を込め現れる二体目の Serpent 。でかい、あまりにでかい二体の 6/6 。

 その二体の攻撃により、Gary のライフは2まで削られる。そして、更なる追い討ちである Voice of All が光臨する。指定した色は…黒。一戦目での Agonizing Demise を警戒してのものであろうか。

 やばい、なんとかしなければ死ぬ。そう考えたGaryは必死に答えを Herald に求める。なんか引きやがれ!

 あ、Demise だ。えーProtectionは黒ですね…ビンゴ!? エスパー!?!?

Gary Wise

 投了した後に会話が興味深い。

 「そういえば、Rampant Elephant とかいたねぇ」
 「いましたねぇ」
 「これ白いねぇ」
 「そうやねぇ」
 「弟子でパンプすると Voice 即死っぽいねぇ」
 「全くですね」
 「なんで白じゃなくて黒だったんだろうねぇ」
 「不思議だねぇ、はっはっは」

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