エルドラージ・デッキ(「PAX Prime」スペルスリンガー)

更新日 Daily Deck on 2015年 9月 10日

By Melissa DeTora

Melissa is a former Magic pro player and strategy writer who is now working in R&D on the Play Design team.

 今週の「Daily Deck」では、「PAX Prime2015」で行われたゼンディカーvs.エルドラージのスペルスリンガー・イベントで使用されたデッキをご紹介していきます。最後に注目するのは、恐るべき「エルドラージ・デッキ」です! このデッキは、今回のスペルスリンガーに参加したマジック・ファンの皆さんが戦うことになった、有名人たちが使用したものです。

 どんな「有名人たち」が立ちはだかったのか、知りたいですか? その多くは、アーロン・フォーサイス/Aaron Forsytheやマーク・ローズウォーター/Mark Rosewaterといったウィザーズ社開発部のメンバーです。また、ルイス・スコット=ヴァーガス/Luis Scott-Vargasのようなプロツアーを舞台に戦うプレイヤーもいます。それから、「Walking the Planes」のネイト・ホルト/Nate Holtや「LoadingReadyRun」のスタッフなど、人気コンテンツの製作者たちもいますね。そして、フェリシア・デイ/Felicia Dayやウィル・ウィトン/Wil Wheaton、クリス・クルー/Chris Kluweといったマジックが大好きなマジック界以外の有名人も招待しました。

 この「エルドラージ・デッキ」を作るのは、なかなかの難題でした。なぜなら、これを操るプレイヤーたちのマジックの習熟度がそれぞれに大きく異なっていたからです。LSV(ルイス・スコット=ヴァーガス)などはどれだけ難しいデッキでも問題ないとわかっていましたが、その一方でフェリシア・デイがそこまでマジックの経験が豊富でないことも意識しなければなりません。私はこのデッキに採用するカードについて、検討に検討を重ねる必要に迫られたのです。

 もちろん、「滅殺」を持つエルドラージ・クリーチャーの採用は必須でした。「滅殺」は、『ゼンディカー』ブロックを象徴するメカニズムのひとつだからです。そこで私はまず「滅殺」を持つエルドラージ・クリーチャーを選び、続けて《成長の発作》や《エルドラージの寺院》といったエルドラージを素早く繰り出すための手段を加えていきました。それから、《燻し》や《見栄え損ない》のようなゲーム序盤を生き延びる方法を採用しました。

 仕上げに、ちょっとしたサプライズも欠かせません。私たちはこのデッキに、『戦乱のゼンディカー』から《コジレックの媒介者》と《エルドラージの壊滅させるもの》を1枚ずつ入れました。プレイヤーたちは、魅力いっぱいの新たなプレビュー・カードをその目で確かめることになったのです。それらを唱えて、それが新セットのカードだとわかったときの対戦相手の顔を見るのは、本当に楽しかったですよ!

PAX Prime スペルスリンガー - 「エルドラージ・デッキ」

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