準々決勝:佐藤 啓輔(新潟) vs. 仲田 涼(神奈川)

更新日 Daily Deck on 2013年 12月 21日

 グランプリ準々決勝の4マッチの中から、スイスラウンド3位通過の仲田と6位通過の佐藤の試合をお伝えする。仲田のデッキは先週のグランプリ・ダラス/フォートワースでベン・スタークが使用したオルゾフ・ビートダウンをベースにしたものであり、一方の佐藤のデッキは、グルール・ビートダウンである。

 なお、グランプリのトップ8プレイオフにおいては、スイスドローの通過順位の高いほうが先手後手を決める権利があり、仲田が先手を選択した。


    ゲーム1

 仲田は、《万神殿の兵士》、《果敢なスカイジェク》、《放逐する僧侶》、《精霊への挑戦》、《静寂の神殿》2枚、《変わり谷》という綺麗に動ける手札をキープ。一方の佐藤はダブルマリガンに見舞われてしまう。

 先手の仲田は《静寂の神殿》でライブラリのトップを取捨選択しながら、《万神殿の兵士》、《万神殿の兵士》、《果敢なスカイジェク》と順調に展開する。

 一方で、佐藤も2ターン目に《森の女人像》を展開し、《万神殿の兵士》のうち1体のブロッカーとし、さらに《漁る軟泥》も場に出して、ブロックの構えを見せる。

 しかし、仲田が初手から持っていた《放逐する僧侶》にて追放され、ついに仲田の攻撃が通り、《果敢なスカイジェク》、《万神殿の兵士》の攻撃を受けた佐藤のライフは15となる。ここで、佐藤は追加の戦力を盤面に登場させることなく《変わり谷》も含めたマナをオープンでターンを返す。

仲田 涼

 ここでの盤面を整理しよう。

 佐藤には《森の女人像》、《変わり谷》を含めた土地3枚。

 対して、仲田には《万神殿の兵士》《万神殿の兵士》《果敢なスカイジェク》《放逐する僧侶》、《変わり谷》を含む土地5枚。

 仲田は《変わり谷》を起動し、《放逐する僧侶》以外の4体で攻撃。

 そこで佐藤の手札から飛び出てくる《加護のサテュロス》。《万神殿の兵士》2体が《森の女人像》、《加護のサテュロス》でブロックされるも、5点のダメージを佐藤に与えることになった。

 さらに《ボロスの精鋭》が仲田の盤面に追加される。

 佐藤は追加のブロッカーとしてはあまりにも心許ない《エルフの神秘家》しか引くことができず、仲田が《精霊への挑戦》を唱えたところで、ゲーム1は仲田の勝利となった。


佐藤 0-1 仲田

    ゲーム2

 1ターン目、仲田が《万神殿の兵士》をプレイしたのに対して、佐藤は2ターン目に遅れてライブラリから駆けつけた《エルフの神秘家》をプレイ。仲田の《万神殿の兵士》での攻撃に対して、佐藤は《エルフの神秘家》をブロックに参加させず、マナブーストの役割を果たさせたいという意思を示す序盤となった。

佐藤 啓輔

 仲田は土地が止まり、《威圧する君主》、《管区の隊長》、《管区の隊長》2枚目と毎ターンクリーチャーをプレイするが、《歓楽者ゼナゴス》、《世界を喰らう者、ポルクラノス》と徐々に佐藤の盤面に厚みが増していく。

 仲田は《破滅の刃》を《世界を喰らう者、ポルクラノス》に打ちつつ、《歓楽者ゼナゴス》への攻撃を続け、さらに《万神殿の兵士》の2枚目を追加。数での勝負を挑もうとする。

 佐藤は次のターンに、《ゴーア族の暴行者》をプレイ、《歓楽者ゼナゴス》のマナから《ドムリ・ラーデ》もプレイし、《ゴーア族の暴行者》と《管区の隊長》を格闘させ、盤面の掌握を計った。

 しかし、この僅かな隙を突いたのが仲田。ブロッカーとして立っていた《エルフの神秘家》を《オルゾフの魔除け》で除去し、《万神殿の兵士》2体がそれぞれ《ドムリ・ラーデ》と《歓楽者ゼナゴス》を攻撃し、どちらも墓地へ送り込むことに成功する。

 ここからは、横に並んだ仲田のクリーチャーと、佐藤の《ゴーア族の暴行者》、盤面に追加された《漁る軟泥》2枚が睨み合う展開となる。どちらも引いたクリーチャーを並べる中、佐藤が《世界を喰らう者、ポルクラノス》を盤面に追加し、次のターンには大きなアドバンテージを取る体制を整える。

 仲田はこれ以上待てない状況となったため、手札にあった《オルゾフの魔除け》を《世界を喰らう者、ポルクラノス》へ放ち、さらに《精霊への挑戦》で攻撃をねじ込みにかかる。これで佐藤のライフは一気に2に落ち込み、《管区の隊長》から生み出された兵士トークンがブロッカーとして機能する。


 ここからはまたしばらくにらみ合いが続くが、仲田のほうがクリーチャーの数を多く引き込み、アタッカーを多少除去されても問題ないクリーチャー数の差ができたところで、仲田が全クリーチャーでの攻撃。佐藤はブロックを考えるも、ライフを余すことができないことを悟り投了した。

佐藤 0-2 仲田

 仲田、準決勝進出!

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