第4回戦:三原 槙仁(千葉) vs. 長谷川 晋也(群馬)

更新日 Daily Deck on 2013年 12月 20日

 初日も第4回戦を迎え、すべてのプレイヤーがトーナメントテーブルに出揃っている。ここで、フィーチャーテーブルに呼ばれたのは、先月のチームリミテッドで行われたグランプリ・京都で惜しくも準優勝であった三原槙仁(千葉)である。

 殿堂入り最有力候補と言われる中、もう一つ大きな戦績を残すことでそれをより確実なものにしたいところであろう。使用するデッキは、先日のプロツアーでもトップ8入りのお供にしたコロッサスグルールである。一方の長谷川(群馬)は、黒単タッチ白のコントロールデッキを使用している。

 このマッチアップでは、三原のマナブーストクリーチャーを長谷川が綺麗に捌けるかどうかがキーとなるだろう。


    ゲーム1

 先手の三原は少々迷いながら初手をキープ。対する長谷川はマリガンを選択する。

 三原は、1ターン目に《エルフの神秘家》をプレイし、コロッサスグルールとしては最高のスタートを切るも、2ターン目は土地をセットすることができず、《旅するサテュロス》をプレイするにとどまってしまう。三原が初手のキープを迷ったのは土地が1枚しかなかったからのようだ。

 さらに3ターン目も土地を引くことができず、追加の《旅するサテュロス》を出して、《エルフの神秘家》で攻撃。除去の豊富な長谷川の黒タッチ白デッキにマナクリーチャーを丁寧に除去されると途端に機能しなくなる状況であるが、長谷川のハンドには除去が《肉貪り》のみであったため、次のターンに出した《森の女人像》に続いて、《》、《旅するサテュロス》2枚から《世界を喰らう者、ポルクラノス》が登場することとなる。

 対する長谷川は《地下世界の人脈》で解決策を探しに行き、《英雄の破滅》にたどり着くことで《世界を喰らう者、ポルクラノス》に対応するも、三原のハンドから出てくる《ドムリ・ラーデ》、《高木の巨人》、《漁る軟泥》への対処ができない。

 結局、長谷川は三原相手には活躍の場が無い《罪の収集者》を4枚手札に抱えたまま、ライフが0を切るのを止めることができなかった。

三原 1-0 長谷川

    ゲーム2
長谷川 晋也

 ゲーム2は、先手である長谷川の《思考囲い》で幕を開けた。

 三原が開示した手札は、《エルフの神秘家》、《炎樹族の使者》、《旅するサテュロス》、《森の女人像》、《ドムリ・ラーデ》2枚、《奔放の神殿》。その中から長谷川は《ドムリ・ラーデ》を抜く。

 三原は1ターン目土地を引けず、《奔放の神殿》で見たカードを下に送るも、さらに次のターンも土地を引けず《エルフの神秘家》を出すのみでターンを返す。

 長谷川は予定調和的に《究極の価格》で《エルフの神秘家》を除去し、追加の《思考囲い》で《炎樹族の使者》を抜く。三原は待望の2枚目の土地を引き込み、《森の女人像》を出すが、これも長谷川の《肉貪り》の前に仕事をすることなく墓地送りとなる。

 三原のマナブーストを完全に封じた長谷川は、《地下世界の人脈》で悠々とカードアドバンテージを稼ぎ、《冒涜の悪魔》、《ヴィズコーパの血男爵》を登場させる。《ヴィズコーパの血男爵》こそ《ミジウムの迫撃砲》で除去されたものの、《冒涜の悪魔》が止まらず、そのまま長谷川が押し切った。

三原 1-1 長谷川

    ゲーム3

 三原の先攻で始まった3本目、後手の長谷川がまたも1ターン目に《思考囲い》を放つ。

 《高木の巨人》、《ミジウムの迫撃砲》、《旅するサテュロス》、《炎樹族の使者》、《獣の統率者、ガラク》、《》というハンドから《旅するサテュロス》が抜かれ、マナブーストの目がなくなってしまう。しかし、三原は次のターン、トップから《エルフの神秘家》を引き込み、《炎樹族の使者》とともに戦場に放つ。

 その後も三原はトップから《奔放の神殿》、《旅するサテュロス》、《》とたてつづけに引き、しっかりと5ターン目に《高木の巨人》を着地させる。また、その横では《炎樹族の使者》がコツコツとダメージを重ねており、長谷川のライフは13まで落ち込んでいる。

 対する長谷川は《冒涜の悪魔》を4ターン目に戦場に出していたが、ダメージレースで不利な状況で攻撃に行くこともできない。

 三原はさらに土地を引き《高木の巨人》を怪物化して《冒涜の悪魔》を除去してからの攻撃。これにより長谷川のライフは一気に2に落ち込み、ジリ貧を悟った長谷川は投了することとなった。

三原 2-1 長谷川

 三原は3ゲームとも土地が止まり気味のところを、タイトロープを渡りきっての勝利を掴んだ。このように不利な状況であっても、より勝ちに近づく最適なプレイをし続けることができることが、トッププレイヤーの証であり、勝率の高さを裏打ちするものである。

三原 槙仁

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