第10回戦:棚橋 雅康(新潟) vs. 高尾 翔太(東京)

更新日 Daily Deck on 2013年 12月 20日

 昨日の9回戦を勝ち抜いた218名によるグランプリ静岡二日目。そんな中を全勝で駆け抜けた6名のプレイヤーがフィーチャーエリアに招待された。


 今回カバレッジに招待されたのは棚橋と高尾。棚橋はプロツアーでプレーオフ進出を果たした事もある強豪プレイヤー。昨日もビデオマッチを連勝して全勝を決めた。対戦相手の高尾はエスパービートダウンと、二日目進出の中でも異色のデッキを使用しての全勝だ。果たして勝利するのはどちらのプレイヤーか。

    ゲーム1

 先行の棚橋は、2ターン目の《森の女人像》から3ターン目には《炎樹族の使者》を介しての《恭しき狩人》と猛展開。高尾はそれを《破滅の刃》して棚橋の攻撃の勢いを削いでいく。再び《恭しき狩人》をプレイした棚橋だったが、それも《拘留の宝球》されてしまう。

 ここまで高尾の土地はエスパー色。色的には《至高の評決》を気にするところだが、《破滅の刃》《拘留の宝球》とプレイされているところから《至高の評決》はないと踏んだ棚橋。さらなるアタッカーとして《カロニアの大牙獣》《恭しき狩人》とオールイン。対して高尾は《幽霊議員オブゼダート》をプレイしブロッカーとしてターンを返す。


 《至高の評決》はなかったもののブロッカーが出てきてしまい、《炎樹族の使者》と《カロニアの大牙獣》は攻撃できず、《恭しき狩人》だけが攻撃を行うと、高尾の盤面には《冒涜の悪魔》が追加されてしまう。

 棚橋は《森の女人像》を生贄にして《冒涜の悪魔》をタップすると《恭しき狩人》で攻撃。高尾のライフは4となりあと一撃という状態に。


 しかし高尾はこの解決策を持っていた。《エレボスの鞭》をプレイすると攻撃宣言。大きくライフ回復されてはかなわない棚橋は、再び《冒涜の悪魔》をタップするも《幽霊議員オブゼダート》が攻撃をしライフを回復。


 棚橋が全軍で攻撃をすれば高尾のライフは削りきれるのだが、もちろん高尾は《遠隔》で《恭しき狩人》をバウンス。棚橋は《カロニアの大牙獣》《恭しき狩人》と展開しなおしてターンを返す。

 高尾はその《恭しき狩人》に《拘留の宝球》。これで攻め手が阻まれてしまった棚橋は、次のターンに《ドムリ・ラーデ》をプレイするもライブラリの上を見て投了を宣言した。

棚橋 0-1 高尾

    ゲーム2

 再び《森の女人像》からスタートした棚橋に対して高尾は《果敢なスカイジェク》と、1戦目とうってかわってビートダウン色の強いハンドでゲームを開始。《カロニアの大牙獣》に対しては《リーヴの空騎士》で留置して攻撃をしかける。


 棚橋は《歓楽者ゼナゴス》からマナを出して、追加の《カロニアの大牙獣》をプレイしてターンを返すも、高尾は《神無き祭殿》をアンタップインして《変わり谷》を起動すると、全軍で《歓楽者ゼナゴス》を攻撃。ブロックにまわった《カロニアの大牙獣》に《破滅の刃》をプレイして《歓楽者ゼナゴス》を排除する。

 再び《歓楽者ゼナゴス》をプレイした棚橋は、マナを出して《ドムリ・ラーデ》をも展開。ところが高尾は《遠隔》でブロッカーをどけると、《変わり谷》を含めて攻撃。《歓楽者ゼナゴス》はまたも葬られ、《ドムリ・ラーデ》のカウンターも1とされてしまう。


 《紅蓮の達人チャンドラ》で《リーヴの空騎士》を除去した棚橋だったが、高尾は《エレボスの鞭》をプレイしてから《変わり谷》込みで攻撃をし、棚橋のプレインズウォーカー攻勢は終了。《紅蓮の達人チャンドラ》も除去されてしまう。

 残った《ドムリ・ラーデ》を起動するも後続を手に入れることのできなかった棚橋は《カロニアの大牙獣》を出してエンド。高尾は《エレボスの鞭》で《リーヴの空騎士》を戦場に戻して《カロニアの大牙獣》を留置。ついに《ドムリ・ラーデ》も除去されてしまい、棚橋自身へとダメージが入り始める。

 《果敢なスカイジェク》は《カロニアの大牙獣》で相打ちできたものの、高尾の盤面に《幽霊議員オブゼダート》が登場。《森林の始源体》で《エレボスの鞭》破壊し《幽霊議員オブゼダート》をブロックしたいところだったが、《破滅の刃》で排除されてしまうと棚橋は投了することとなってしまった。

棚橋 0-2 高尾


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