ジェスカイ・メンター(スタンダード)

更新日 Daily Deck on 2015年 11月 13日

By Melissa DeTora

Melissa is a former Magic pro player and strategy writer who is now working in R&D on the Play Design team.

 1週間にわたったMagic Online特集ですが、「Super League Championship」からスタンダードのデッキをご紹介して締めくくることにしましょう。本日ご紹介するのは、面白い工夫が見受けられる「ジェスカイ」デッキです。スタンダードにおける「ジェスカイ」デッキの多くは、2対1交換の取れる呪文を可能な限り搭載して、カード・アドバンテージで優位に立つことを目指しています。このデッキも目指すところは同じなのですが、その方法が異なるのです。ジョシュ・アター=レイトン/Josh Utter-Leytonが操るこのデッキでは、カード・アドバンテージの獲得手段として《僧院の導師》が採用されています。《僧院の導師》は呪文を唱えるたびにトークンを生み出し、さらに呪文を重ねていけば、生み出されたトークンたちが対戦相手を圧倒するのです。《僧院の導師》は、優れたドロー呪文を扱えるデッキにぴったりなクリーチャーです。その活躍の幅はヴィンテージやレガシーにまで及びますが、それらのフォーマットには《定業》や《渦まく知識》などの1マナのドロー呪文があり、《僧院の導師》で強力無比な軍勢を築くことができるのです。

 ジョシュ・アター=レイトンはそれをスタンダードで再現しようと試み、この上ない成果を挙げました。彼は《焦熱の衝動》や《残忍な切断》など1マナで唱えられる除去呪文を多く採用し、そして《宝船の巡航》や《マグマの洞察力》といった1マナで唱えられるドロー呪文もしっかりと搭載したのです。1マナというコストが、このデッキでは重要なものになります。1ターンに多くの呪文を唱えることで、《僧院の導師》が爆発的な力を見せるためです。

 また《僧院の導師》を引き込めなくとも、このデッキは通常の「ジェスカイ」デッキとして戦えます。《道の探求者》が序盤から攻勢を仕掛け、それから《ヴリンの神童、ジェイス》は唱えられる呪文の数を増やすだけでなく、墓地を肥やして《宝船の巡航》を唱える助けとなり、カード・アドバンテージを稼ぐ役目もこなしてくれます。《竜使いののけ者》はこのデッキにゲーム後半でも戦える力をもたらし、《オジュタイの命令》の助けを借りることでインスタント・タイミングで戦場に戻ってきます。

 このデッキで特に興味深いのは、16枚もの「フェッチ・ランド」の採用でしょう。「フェッチ・ランド」を多く採用することで、「探査」呪文を運用するために必要な墓地のカードを確保し、また《ヴリンの神童、ジェイス》を早ければ3ターン目に「変身」させることが可能になります。このデッキでは「フェッチ・ランド」が欠かせず、《進化する未開地》も4枚採用されるほどなのです。

Josh Utter-Leyton - 「ジェスカイ・メンター」

スタンダード
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