「クラーク族の鉄工所」コンボ(モダン)

更新日 Daily Deck on 2015年 12月 2日

By Melissa DeTora

Melissa is a former Magic pro player and strategy writer who is now working in R&D on the Play Design team.

 モダンの最大の魅力は、組めるデッキが無限にあることです。12年分におよぶ広大なカード・プールには、ユニークな相互作用がこれでもかと多くあるのです。本日は、モダンで実現可能なコンボ・デッキから、ひとつをご紹介します。

 このデッキは《彩色の宝球》や《彩色の星》、そして《胆液の水源》といったドロー効果のついたアーティファクトを次々と繰り出し、その後《クラーク族の鉄工所》を設置するという動きを見せます。4枚搭載された《クラーク族の鉄工所》は《求道者テゼレット》と《古きものの活性》の助けも得ることで、安定して4ターン目に1枚は繰り出せるでしょう。そしてその1枚が戦場に出れば、楽しい時間の始まりです。

 まずは《クラーク族の鉄工所》でアーティファクトを生け贄に捧げて、マナを生み出します。6マナ(以上)生み出すことができたら、その一部を《彩色の宝球》や《彩色の星》、あるいは《予言のプリズム》を通して白マナに変換し、《蔵の開放》や《信仰の見返り》を唱えます。するとアーティファクトがすべて戦場に戻り、再び同じ動きができるようになります。さらなるマナを生み出し、カードを引くのです。やがてもう1枚《蔵の開放》や《信仰の見返り》を引き込み、また繰り返すことができるでしょう!

 こうして大量のマナを生み出しデッキの大半を引き切ったら、最後に勝ち手段を唱えます――《引き裂かれし永劫、エムラクール》です。このコンボは4ターン目から6ターン目に安定して成立するものであり、その時点で15点ものダメージと滅殺6を受けて立ち直れる相手はそういないでしょう。

 ときには《引き裂かれし永劫、エムラクール》が引き込めず悲しい思いをすることもありますが、たとえライブラリーの底にいても、2種類のテゼレットの最終奥義が「プランB」として勝利を支えてくれます。どちらの奥義でも勝利に繋がるものであり、たまに《ボーラスの工作員、テゼレット》の[-1]能力が勝利をもたらすこともあるでしょう。

 このコンボ・デッキは打ち消しや墓地対策に弱いという一面もありますが、使っていて本当に楽しいものです。Magic Onlineのモダン・リーグ5戦全勝を果たしたYawgzに拍手!

Yawgz - 「クラーク族の鉄工所」コンボ

モダン
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