死せる双子(モダン)

更新日 Daily Deck on 2015年 5月 12日

By Melissa DeTora

Melissa is a former Magic pro player and strategy writer who is now working in R&D on the Play Design team.

原文を読む

 モダンではコンボデッキが広く使われています。禁止カードリストが広範囲にわたるにもかかわらず、モダンのカードプールはとても広いため、できることは非常にたくさんあります。今回ご紹介するデッキは、完全に異なる2つのコンボを両方運用するものです。「《欠片の双子》」と「《死せる生》」のことはご存知かと思いますが、「SCG Premier IQ in Portland」で活躍したコルテン・アンデロン/Colten Anderonのデッキは両方をプレイする「死せる双子」なのです。

 異なる勝ち手段を2つ持つデッキをプレイすることにはさまざまなメリットがあります。主たる理由は、対戦相手に対応方法をわからなくさせることです。《詐欺師の総督》にクリーチャー除去をプレイすべきでしょうか? 《死せる生》に備えて墓地対策をすべき? どちらを選ばれたにせよ、両方のコンボをすべて止める方法はほぼありません。「プランB」を持つことは、コンボデッキにとって常にメリットとなるのです。

 「《死せる生》」デッキについて私が常に興味深く思うのは、点数で見たマナ・コストが3未満の呪文を1枚も入れることができないからです。軽い呪文を入れてしまうと、続唱を使った際に《死せる生》ではないものが引っかかる危険性を負うことになります。《詐欺師の総督》は3マナ、《欠片の双子》は4マナですから、このコンボをプレイすることは完璧な組み合わせのように思えます。ゲーム・プランは、序盤はクリーチャーをサイクリングして《欠片の双子》コンボを引き込むことです。対戦相手が《詐欺師の総督》に対する除去を持っているなら、《死せる生》を続唱すれば《詐欺師の総督》を戦場にすぐさま戻すことができるのです!

 私がモダンについて常にクールだと思うことのひとつは、マナ基盤がとても強固であるため、好きな数だけ色を加えることができる点です。土地1枚あたりライフ3点(フェッチランドで1点、ショックランドで2点)を失うことを気にしないなら、今回の例のように厳しい色拘束を持つ4色デッキでも実現は可能なのです。《よじれた嫌悪者》は土地を探すのに大いに役立ちます。《》である《血の墓所》や《湿った墓》を持ってくることができるのです。

Colten Anderson - 「死せる双子」

モダン
Download Arena Decklist

最新Daily Deck記事

DAILY DECK

2015年 12月 11日

黒赤エルドラージ(モダン) by, Melissa DeTora

 こんにちは、皆さん。今年の「Daily Deck」は今回で最後です。本日ご紹介するのは、『戦乱のゼンディカー』で登場した新たなメカニズム「昇華者」を用いたモダンのデッキです。「昇華者」メカニズムといえば《不毛の地の絞殺者》がスタンダードで活躍を見せ始めていますが、それを用いたモダンのデッキを目にするのは初めてです。  《不毛の地の絞殺者》は、かつて環境を支配した《火炎舌...

記事を読む

DAILY DECK

2015年 12月 10日

Pox(レガシー) by, Melissa DeTora

 本日の「Daily Deck」では、レガシーで使えるものの嫌われやすい戦略をひとつ見ていきます。このデッキは《小悪疫》を中心に組まれたもので、対戦相手の手札を取り去り土地を破壊し、何もできない状態に追いやってゲームから締め出すことを狙っています。今回このデッキを選んだ理由は、このデッキが私に黎明期のマジックを思い起こさせてくれたからです。(「小」ではない)《悪疫》(Po...

記事を読む

記事

記事

Daily Deck Archive

過去の記事をお探しの場合 アーカイブのページをご覧ください。人気の著者による、数千にわたるマジックの記事が残されています。

一覧を見る