ラウンド 1: 浅原 晃 vs. 高桑 祥広

更新日 Event Coverage on 2004年 6月 10日

By 松井 健治

 2004 年日本選手権。
 舞台は関東から関西に移り、またあの熱戦が繰り広げられようとしている。

 その栄えある初戦のフィーチャーマッチに招待されたのは、同郷の関東勢、浅原と高桑。
 勿論お互いのデッキを熟知しているようで、浅原は苦笑いしながら戦いに挑む。

Game 1

 先手浅原。

 《大焼炉/Great Furnace》、《溶接の壺/Welding Jar》、《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》の 3 点を並べ、そのまま《金属ガエル/Frogmite》を出して 1 ターン目エンド。 続けて《物読み/Thoughtcast》を打ち、引いてきた《マイアの処罰者/Myr Enforcer》を出すが、これは高桑の《酸化/Oxidize》により除去される。
 
 しかし浅原の勢いは止まる事無く、更なる《マイアの処罰者》と《金属ガエル》を放って手札を空っぽとする。

 さて、対する高桑陣営だが、彼は黒赤緑の現在のメタに合わせた有効カードを搭載したオリジナルデッキで参戦している。
 まず《酸化》を撃って浅原の《マイアの処罰者》を迎撃し、更なる《マイアの処罰者》を《ナントゥーコ自警団/Nantuko Vigilante》で破壊と、念入りに除去を続ける。

 そして、最初に《頭蓋骨絞め/Skullclamp》を引き当てたのは高桑だった。

 この高桑のデッキにおいて、凶悪装備品の活用方法はと言うと、使い終わった《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats》、《ただれたゴブリン/Festering Goblin》らをドローに換え、後半のダメージクロック用の《包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander》にも活用する。利用価値はやはり抜群のようだ。

 浅原の行動を片っ端から制限し、こちらは《頭蓋骨絞め》でアドバンテージを伸ばす。気が付けば浅原の手札は 0 枚なのに対し、高桑はディスカードを行うほどにまでドローが伸ばしている。

 高桑の《包囲攻撃の司令官》たちが攻撃を繰り返し、浅原なす術なく投了。

浅原 0 - 1 高桑

Game 2

 高桑がマリガンを選択し、先手は再び浅原。

 《囁きの大霊堂/Vault of Whispers》、《溶接の壺》、《彩色の宝球/Chromatic Sphere》を並べてゲーム開始。そこへ高桑は《酸化》を浅原の《囁きの大霊堂》に打ち、これをそのまま墓地へ見送る。

 ターンは浅原に戻り、再び《囁きの大霊堂》のセットから《彩色の宝球》を起動してドローを進めるが進展は無し。動きが少し停滞ぎみの浅原に対して高桑は、再び《酸化》を浅原の土地に叩き込む。

 高桑はマリガン後であるにも関わらず良い動きを見せ、浅原が動けぬうちに《ナントゥーコ自警団》を変異で用意し、《包囲攻撃の司令官》を配備。浅原は早々に投了を宣言することになってしまったのだった。

 親和デッキに対して強烈に特化した高桑のデッキが、浅原の親和を打ち砕いた。

Final Result : 浅原 0 - 2 高桑

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