ラウンド 10: 浅原晃 vs. 野道英毅

更新日 Event Coverage on 2003年 1月 9日

By 小堺透雄

IDでは浅原が決勝に残る可能性が微妙である事から、ガチンコ勝負となった第10ラウンドのこのカード。
デッキはお互いにサイカトグ。エクステンデッドの世界でもなお進化を続ける、かつて最強の名を欲しいままにした生物は、昨年ブレイクしたこのFinalsの舞台で再びその伝説に名を連ねるのであろうか。

Game 1

野道は先攻1ターン目のメインフェイズから《渦巻く知識/Brainstorm》で動くが、土地が3枚でストップしてしまう。
浅原の方も、お付き合いしてか2枚で土地がストップしてしまう。

先に立ち上がったのは浅原。
《蓄積した知識/Accumulated Knowledge》からマナを伸ばし、野道の《強迫/Duress》をかわしてさらに土地を並べ始める。
野道は相変わらず土地が3枚で止まったまま浅原の《サイカトグ/Psychatog》登場を許すが、2発目の《強迫》で浅原のハンドを攻め立てる。

長考する浅原。
結局これを通して2枚目の《蓄積した知識》が墓地へ。しかし、この後の浅原のドローは3枚目の《蓄積した知識》。強烈なドローを見せ付けて一気に手札を補充する。

お互いの《サイカトグ》を《燻し/Smother》合う消耗戦を展開し、浅原が2体目の《サイカトグ》を召喚した返しに野道は《嘘か真か/Fact or Fiction》をキャスト。

これが濃厚で、《燻し》《対抗呪文/Counterspell》《汚染された三角州/Polluted Delta 》と《嘘か真か》《蓄積した知識》とに分け、野道は前者を手札へ。

野道の《燻し》によって《サイカトグ》を失った浅原。野道の手札には6枚ドローの弾丸となる《蓄積した知識》が握られており、お互い来るべきカウンター合戦に備えて手札の充実を図る。

淡々と土地を並べ続けた後、先に動いたのは浅原。
《直観/Intuition》から《不可思議/Wonder》を墓地に送り込み攻撃の準備を整え、またしばらく土地を並べ続けた後に浅原は《サイカトグ》を召喚する。

ここから野道の《枯渇/Mana Short》を絡めたカウンター合戦はわずかの差で浅原が勝利し、《サイカトグ》が場に残る。

しかし、ここでカウンターとマナを使い果たしてしまった浅原は返す野道のターンの《激動/Upheaval》に対抗出来ず、静かにサイドボードの準備を始めた。

野道 1-0 浅原

Game 2

先攻の浅原の《強迫/Duress》からゲームスタート。手札に土地が2枚しかない事を確認して《渦巻く知識》を落とすが、野道も順調に土地を引き込んでくる。

1本目と同じく土地を並べ続ける展開になり、互いにサイドインした《強迫》の打ち合いをし、牽制とカウンターの消費を要求する。

ミラーマッチらしい展開が続いて数ターン後、野道の《サイカトグ》召喚によって場が動き始める。これを《燻し》で対処した浅原。《直観》から《綿密な分析/Deep Analysis》を叩き落してハンドを増幅させるべく行動を開始する。

このままジリ貧に追い込まれる訳にはいかない野道。
浅原のターンエンドに《嘘か真か》《蓄積した知識》と連打して勝負を対等に持ち込もうと、いや、あわよくばここでアドヴァンテージを獲得しようと動く。

これを何とか凌ぎ切った浅原。
墓地に送り込んでいた《綿密な分析》で準備を整え、《嘘か真か》へつないで勝負を決めにかかる。

さらに《強迫》から《サイカトグ》を2体立て続けに召喚し、1体は《燻し》で除去されるものの、もう1体が場に残る。

ここで時間切れを告げるアナウンスが会場に響く。
浅原の墓地は潤沢。ワンショット・ワンキルの状態から野道の唯一のブロッカーである《サイカトグ》を《燻し》で葬り、決勝へ夢をつなぐ引き分けを浅原は手にしたのであった。

まもなく、決勝ラウンド開幕。

Final Result: Draw 浅原1-1 野道

Asahara Akira

Download Arena Decklist
クリーチャー (5)
4 Psychatog 1 Wonder
ソーサリー (1)
1 Upheaval
60 カード
サイドボード (15)
4 Duress 3 Deep Analysis 2 Gainsay 3 Ghastly Demise 3 Poweder Keg

Nomichi Hideki

Download Arena Decklist
クリーチャー (4)
4 Psychatog
ソーサリー (4)
1 Upheaval 3 Duress
60 カード

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