ラウンド 10 : 高桑 祥広 vs. 三原 槙仁

更新日 Event Coverage on 2004年 11月 20日

By Yukio Kozakai

Pod1でピック譜を取らせてもらった2人。それぞれのデッキ解説は、そちらを参照して頂いた方がよりわかり易いと思う。

2人とも昨日の全勝者だが、今日は初戦で敗れての仕切り直しの1番となる。ここで勝つと負けるでは、大きく命運を分ける「ふるい」の戦い。先頭集団に食らい付いていくのは、高桑か、それとも三原か。

Game 1

ダイスロールで先攻は三原。

まずは高桑の《狐の易者/Kitsune Diviner》が現れて三原を牽制。少し緩やかにゲームが進行するかと思いきや、三原は2ターン目《鼠の墓荒らし/Nezumi Graverobber》、3ターン目《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage》プレイと速い展開。早々と《冒涜する者、夜目/Nighteyes the Desecrator》へと反転し、《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage》が《狐の易者/Kitsune Diviner》を焼き払って強烈にビートダウンする。

さらに攻め手を緩めない三原は《伍堂の大槌、天鎖/Tenza, Godo's Maul》を《冒涜する者、夜目/Nighteyes the Desecrator》に装備して、高桑へと襲い掛かる。高桑も守りの力として《木霊の手の内/Kodama's Reach》からの《百爪の神/Hundred-Talon Kami》《苔の神/Moss Kami》《蛾乗りの侍/Mothrider Samurai》《狩猟の神/Kami of the Hunt》と並べ、膠着状態に持ち込んだ。

しかし、《冒涜する者、夜目/Nighteyes the Desecrator》が高桑の墓地にあった《狐の易者/Kitsune Diviner》を裏切らせ、《苔の神/Moss Kami》が無力化。そうしている間にも、《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage》がじわじわと高桑のライフを落とし込んでいく。

高桑がチャンプブロックに回した《狩猟の神/Kami of the Hunt》を陣営に加え、《肉体の奪取/Rend Flesh》を三原が放てば、既にその物量差は如何ともし難いシロモノだった。

高桑 0-1 三原

Game 2

高桑が先手の利を生かして《木霊の手の内/Kodama's Reach》からの高速展開を始める。マナは大きく開いたが、三原も《残酷な詐欺師/Cruel Deceiver》《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage》と第1ゲームと同じような展開力を見せ、高桑がプレイした《松族のおとり/Matsu-Tribe Decoy》に思うような防御をさせない。

しかし、高桑は《松族のおとり/Matsu-Tribe Decoy》に《不退転の意志/Indomitable Will》をエンチャントして増強をはかり、《蛾乗りの侍/Mothrider Samurai》プレイで戦いの軸線をずらして戦い始める。

《蛾乗りの侍/Mothrider Samurai》は戦闘によって葬ったものの、タフネスの低いクリーチャーを多数抱える三原にとって、2/5となった《松族のおとり/Matsu-Tribe Decoy》があまりにも強大に映る。それでも《呪われた浪人/Cursed Ronin》によって何とか《松族のおとり/Matsu-Tribe Decoy》を排除して手札のクリーチャーを展開できる状態になったが、今度は高桑が呼び出した《聖鈴の僧団/Order of the Sacred Bell》に殴られる展開に。

だが、《激憤の本殿/Honden of Infinite Rage》《血の儀式/Blood Rites》によるコントロール力は半端ではない。結局、先に弾丸が尽きたのは高桑だったのだ。土地を引き過ぎていた不運も大きいが、強いカードをしっかりと引き込めていた三原の「太さ」が印象付けられたラウンドとなった。

最後は、再び《冒涜する者、夜目/Nighteyes the Desecrator》が戦いに終止符を打った。

高桑 0-2 三原

Results : Winner is 三原 槙仁 !!!

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