ラウンド 11: Ayumi Gundan vs Two on Three

更新日 Event Coverage on 2003年 9月 13日

By 平林和哉

破竹の 9 連勝で 1 敗ラインすらも全滅させた Phoenix Foundation が 2 連続でトスしたことによって、トップ4 入りは絶望的になってしまった Ayumi Gundan 。

とはいえこのラウンドの勝利如何ではかなりの賞金とプロポイントが変わってくるため、是非とも勝ちたいところだ。

対する Two on Three は最近絶好調の Jordan Berkowitz がかなりのワンマンっぷりを誇るチームで、 Mike Hron に至っては置物感すら漂ってくる始末。

チーム名からして Two on Three だったりするわけだし。

-Ayumi Gundan
Player A 藤田修
Player B 東野将幸
Player C 長岡崇之

-Two on Three
Player A Mike Hron
Player B Gabe Walls
Player C Jordan Berkowitz

ではその Berkowitz と長岡のマッチから。

-Berkowitz vs 長岡

Game 1

2 枚の《火花鍛冶/Sparksmith》、それに《熱狂の猛禽/Frenetic Raptor》と 2 枚の《よじれた嫌悪者/Twisted Abomination》とかなりのパフォーマンスを誇る長岡の黒赤だが、 Berkowitz の白赤も相当なもの。

わざわざ《火花鍛冶/Sparksmith》を流しただけのことはあって十分量の火力があるわけだし、《火花鍛冶/Sparksmith》を流してピックした《獅子面のタイタン、ジャレス/Jareth, Leonine Titan》は長岡にとって致命的とも言える。

現実的なマッチの流れもその通りのもので、 Berkowitz の《冷静なチャンピオン/Stoic Champion》が《篤信の魔除け/Piety Charm》のサポートで殴り続け、《冷静なチャンピオン/Stoic Champion》 1 体に《蔓延/Infest》を撃ちづらい間に登場したのが増幅 1 の《エイヴンの戦鷹/Aven Warhawk 》。

長岡の手札は《熱狂の猛禽/Frenetic Raptor》《よじれた嫌悪者/Twisted Abomination》と《蔓延/Infest》と相性の良いものだったのだが、《冷静なチャンピオン/Stoic Champion》に減らされたライフはあまりに心もとなくなってしまっていたのだ。

長岡の危惧したとおり、《エイヴンの戦鷹/Aven Warhawk 》についで《獅子面のタイタン、ジャレス/Jareth, Leonine Titan》が姿を現し、無駄な《蔓延/Infest》を抱えながら敗北することとなった。

Berkowitz 1-0 長岡

Game 2

一本目を落とした長岡、その初手は《魂の収集家/Soul Collector》《よじれた嫌悪者/Twisted Abomination》など強力なものだが土地がたった 1 枚きり。

こいつはやってられんとマリガンすると、《冠毛の岩角獣/Crested Craghorn》《アフェット式底ざらい/Aphetto Dredging》とかなり不安な手札に。

おまけにそこから土地を引き続け、ファーストアクションが《冠毛の岩角獣/Crested Craghorn》という遅すぎるスタートになってしまう。

Berkowitz も《陽光弾の軍団兵/Sunstrike Legionnaire》《冷静なチャンピオン/Stoic Champion》しか展開しなかったため、この遅れが致命的になったわけではないのだが、それでもこの時間にダメージクロックを用意できなかったのが敗因だったと言ってもいい。

長岡も《よじれた嫌悪者/Twisted Abomination》を《冠毛の岩角獣/Crested Craghorn》で除去されつつも《冥府の世話人/Infernal Caretaker》で回収など、わずかなスペルでやりくりしたのだが。

やはりというべきか何なのか、またも増幅 1 の《エイヴンの戦鷹/Aven Warhawk 》、《獅子面のタイタン、ジャレス/Jareth, Leonine Titan》が長岡を奈落の底に突き落とすことになったのだ。

Berkowitz 2-0 長岡

Ayumi Gundan 0-1 Two on Three

先行されてしまった Ayumi Gundan 、しかも藤田が《ドラゴンの影/Dragon Shadow》の前に一本目を落とし、東野も《怒りの天使アクローマ/Akroma, Angel of Wrath》を握りながらも《星明かりの発動者/Starlight Invoker》を起動しなければならないジリ貧状態。

もちろんそこから押しつぶされ、ともに 2 本取り返さなければならない状況になってしまった。

-藤田 vs Hron

Game 2

土地は 2 枚ある。決め手となる《残忍な先祖返り/Feral Throwback》もある。

もちろん増幅するためのビーストも十分あるのだが、問題はその他のスペルにほとんど意味が無いこと。

だが藤田は腹をくくってこれをキープし、これに藤田のデッキが応え土地を引き続ける。

きちんと《激情の共感者/Fierce Empath》で《黒焦げ牙のクーガー/Chartooth Cougar》を調達し、その間 Hron も《クローサの大牙獣/Krosan Tusker》と決して万全の動きが出来ているわけではない。

Hron が《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf》を呼ぶ頃には、君臨する 9/9 の《残忍な先祖返り/Feral Throwback》。

《すがりつく不死/Clutch of Undeath》をつけられ、《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf》に《最上位/Alpha Status》がエンチャントされてしまったために一旦は動きを止めざるを得なくなったのだが、それでも増幅 2 の《にらむローガン/Glowering Rogon》も後続として登場させた。

Hron が《ワイアウッドの守護者/Wirewood Guardian》を出したとはいえ、《最上位/Alpha Status》を持つ藤田が押し切るのも時間の問題と思われたその時。

Hron 《ワイアウッドの守護者/Wirewood Guardian》でアタック-藤田が適当なクリーチャーでブロック

Hron 《促成の突然変異/Accelerated Mutation》&《活力の魔除け/Vitality Charm》でトランプル!

《森林守りのエルフ/Timberwatch Elf》によって強化されたトランプルダメージは、そのまま藤田に致死量のダメージとして与えられることになった。

藤田 0-2 Hron

Final Result:Ayumi Gundan 0-3 Two on Three

Two on Three Wins!

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